ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

「終わった人」

2017年02月07日 05時56分55秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

…小説家の内館牧子さんの講演会の放送、「人間を考える」と云う話をラジオで聞きました。

  外を走る時には体は使いますが、、時間を頭を持て余すので、ラジオの録音を何時も聞く。

  出来るだけ興味のある話を、録音された放送の中から、選んで聞いている。

  今日の表記の言葉は内館牧子さんの講演会の話の中で、彼女が書いた小説の題として紹介されていた。
  人の注意をひきつける良い小説の題を付けるものだと感心して聞いていました。

  要は「終わった人」と云うのは、想像通り、退職をしたサラリーマン男性が主人公の話らしい。
  彼女が小説を書くにあたって、調査した結果によれば、ほとんどの退職したサラリーマンは、定年退職で人生は終わってしまうらしい。

  退職まじかまで、真面目に仕事をしてた人は、みんな、サラリーマンを定年なしで死ぬまで続けたいようだ。
  私は、仕事を辞めて10年近くになるが、今考えても、人間関係の複雑なサラリーマンは二度とやりたくない気持ちは変わらない。

  なんでそうなったか、考えてみるに、①50才前にサラリーマン人生に、立ち止まる機会があったこと、②45才過ぎて、人間関係だけのサラリーマンの仕事がオモシロくなかったこと、③無限に対象が広がる物作りの趣味が楽しかったこと、が原因だったような気がする。

  生きがい以外に、経済的な理由で、仕事を続ける人は、もちろんいますが。


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