花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

豊川市大木町・みささぎの滝/金沢町山形の滝

2014-01-06 21:51:04 | 
一宮町の「ふるさとの伝説昔話」には、幾つかの滝が載っていたが
確認できたのは大木の不動滝だけだった
それ以外も一応調査はしてきたので、その報告

先ずは大木のみささぎの滝
場所は大木のシロキ工業の南側の一角
そこだけ木々に囲まれた場所は、念仏塚の古墳(前方後円墳だそうだ)
その念仏塚の下から水が湧き、滝になっているという


念仏塚古墳全景
背後はシロキ工業の工場

さて滝は・・といえば、探してもそれらしいものは無く
近くの人に聞いてみれば
滝はもう無いとのこと


念仏塚の前を流れるのは佐奈川
そこに架かる橋(今居る場所)は滝下橋
ちょうどこのあたりに滝があったのだろう
滝は道路の下になってしまったそうだ

もともとシロキ工業のあったあたりは丘陵地だったそうで
その丘を削り取って、その土を東名高速道路の盛り土に使ったんだって
その時点で滝は水が枯れたと思う
その跡地にシロキ工業の工場が建っている訳だ

次は足山田の滝
「ふるさとの伝説昔話」には何話か関係してそうな話が載っている
場所は県21の足山田交差点の西側あたりか?
実際そこは滝場という地名があるし
キャッスルヒルCCは奥滝場という地名だ
ちなみに滝場の端を流れる川は西川という

やはり近くの家で聞き込みをしてみると
そんな滝があるなんて聞いた事が無いと言われてしまった
70歳のおじいさんが言ってるんだから
あったとしても、大分昔に消えてしまったのだろう
じっさい西川には滝らしきものは無い

しかし、山奥には小さな滝があるそうで
それは「西滝山の滝」と言われているものかもしれない
たぶん西川の上流
ただその滝も、キャッスルヒルCCの上にあるので
場内を通してもらうか、山越えをしなければ行けないだろう
そこまで・・・という感じなんでパス

次は金沢町の山形の滝
やはり本の「きつねと渡し守」という話に出てくる
山形というのは、県69の西側の山裾にある集落の名前
そこから山中に細い道があって
進んで行くと、ぐるりと回って金沢の山桜(枯死してた)に出る
その途中に滝があったという


たぶん、ここだと思われる場所
左手にオリエンテーリングのポストが見える
右手は小さな沢


道から覗き込むと
涸れた沢に小さな段差が見えた
滝は道から見えたというので、少し奥まで歩いてみたが
仮にも滝と言えそうなのはこの場所だけだった

かつては旗が立ち並び何かが祀られ、水もあって滝らしかったそうだが
祀ってた人が亡くなり、水も涸れて
後はすっかり荒れてしまったんだそうだ

以上で本を元とした滝探索は区切りです



コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (瀑好)
2014-01-06 22:39:57
残念でしたね。しかし,素晴らしい探索力ですね。成果が上がれば、申し分ないですが、
街に近いと、
開発の波に飲まれてしまい、面影も
なくなってしまうのでしょうね。
返信する
Unknown (okaty)
2014-01-07 20:58:28
瀑好さん、こんばんはー

昔話でも、御伽噺のたぐいは参考になりにくいですが
実際にあった事柄の話は面白いですね
そんな中から滝に関する話を元に探してみましたが
現在でも残っているっていうのは少ないですね
でもまぁ、近場の探索としては面白かったですよ
返信する

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