花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

田代(荒原)百話における東栃沢(本荒原)の滝

2015-12-14 21:09:30 | 
田代(荒原)百話という本に載っていた滝の考察です

荒原集落は東西に分かれており
田代から荒原集落に向かって行くと
道は峠で二手に分かれます
左に下ると吉の口、右に下ると本荒原となります

東栃沢は、本荒原を水源とした池田川が流れ落ちる沢のことです
本荒原の道を進んでいくと(ほぼ一本道)
林道入り口のチェーンで通行止めとなります
ここから林道を下ります
林道は池田川沿いを進みます

以前田代の人に聞いた
林道途中にある池田川支流にかかる滝に不動様が祀られていたという話は
この本には記載がありませんでした

林道の終点付近の池田川の流れはなかなか美しく
風景の美しさとあいまって
この場所が三条の滝と呼ばれていました


三条の滝

これは「滝をさがして・・・」の瀑好さんに教えてもらいました
正面から見ると美しい滝ですが、横からみると緩いナメです
残念ながらこの滝も本に記載がありませんでした

ここから適当に沢沿いを下って行きます
小滝がいくつもあります
10分ほど下ると、ひときわ大きな滝があります


神様井戸の滝(不動滝)

吉の口の人に話を聞いた際は
この滝は名前が無く、また不動滝でもないと教えられました
なので以前、大滝として紹介しましたが
この本では神様井戸の滝(不動滝)として載ってました
以前からこの名があったのか
この本を作る際に名前を付けたのか定かではありませんが
今後はこの名前がオフィシャルになるでしょうね

また近くにある小滝の写真も載ってましたが
その小滝は自分は撮ってませんでした
見逃したか?

さらに下って行くと林道に出ます
林道途中から沢に下ったところにも良い滝があります


この本では「滝の名前(不明)」として写真が載ってますが
実はこの滝は作手村誌(2010年発行)に三条の滝として載ってます

作手村誌を頼りに自分も訪問したことがあるのですが
確かに幾つかの流れがまとまって3条となって滝壺に落ちるので
まさに三条の滝だと納得したのです

しかし場所は布里地区に入りすぎているので
少々疑問があったのも事実でした
その後、瀑好さんが本当の三条の滝を教えてくれたのを機会に
村誌の製作者側に聞いてみたところ
じつは村誌の三条の滝の写真は、ちゃんと確認されたものではなかったそうです

という訳でこの滝は自分の中で「ニセ三条の滝」ともいうべき存在になってしまったのですが
それでもなかなか良い姿をしてて、お気に入りの滝でもあります

さらに林道を下ってくと、回り込んだ急な下りの場所のところに小滝があります


これも小滝ですが
この本に「滝の名前(不明)」として写真が載ってました
コメント (6)
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