花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

田代(荒原)百話における西栃沢(吉ノ口)の滝

2015-12-21 20:57:04 | 
田代(荒原)百話という本に載っていた滝の考察です

荒原集落は東西に分かれており
田代から荒原集落に向かって行くと
道は峠で二手に分かれます
左に下ると吉ノ口、右に下ると本荒原となります

西栃沢は、この吉ノ口の雨水を集め流れ落ちる沢のことです
吉ノ口の集落を抜けて、沢沿いの作業道を下って行きます
作業道の途中、沢に滝があります


吉ノ口の第一の滝

作業道が行き止まりとなったあたり
沢には砂防ダムがあります
そこから適当に左岸を下ると
砂防ダムのすぐ下に滝があります


吉ノ口の第二の滝

どちらも2012年に訪問の時のものです
正面から見るとなかなかの姿に見えますが
横から見ると緩い段瀑というか、あまり滝のような感じがしませんでした
だからこのブログでは取り上げませんでしたが
この本に記載がありましたので載せてみました

昭和30年代、吉ノ口の第二の滝に水力発電の取水口があり
そこで発電された電気は、荒原の集落に送電され
早い時期から電気の恩恵を受けていたようです

たしかこの滝の下の砂防ダムあたりで右岸から左岸に渡った覚えがあります
そこから左岸を下って行きます
小さな滝はいくつもありますが
もう大きな滝はありません

それでも林道に出合う直前にちょっとした滝があります


石山の滝

残念ながら名前の由来は書かれていません

林道を下って行くと、どこからか県道438号となり
長い歩きの後、雁峰林道と合流します
合流する所の橋には栃沢川の表記がありました
県438を下って行くと、布里の鳳来西小学校の近くに出ます

ちなみに栃沢川の支流には幻の白滝があります


幻の白滝

平時はわずかに水が流れ落ちる程度です
画像を見ての通り、岩盤が平坦なためか水量の割りに濡れる範囲が広いです
濡れた岩盤に日が当たると白く輝いて見え
御岳山の弁天の辺りからもその姿が見てとれたそうです


コメント (2)
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