ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

食に限りなし、知るに限りなし、ライプペッパーってなんだ?

2013-06-26 08:58:13 | 第1紀 食べる・飲む


「本宮食堂」の玄関先に何年か前植えた「イチゴ」は真っ赤な実をつけている。

その「本宮食堂」に非番の日曜日に向う途中、相方とブランチを摂ったのはなにかと重宝している本宮のマクド。
大型バイク軍団もいて数多い駐車スペースにやっと一台分の空きを見つけた。
日本人は、あるいは本宮人は朝マックが好きらしい。
お利口さんに新聞に折り込まれた割引券で大好きなソーセージマフィンとハッシュドポテトとホットコーヒーで朝マック。
ここは「マックカフェ」が別カウンターであり興味をそそられた。

所用がおわり、前号に書いたように花巻市博物館で等観さんの企画展を見て家に戻る。

最近なさけないほど小さくなった(気がときどきする)胃袋は昼飯はいらん、酒呑んで寝たいとのたもうた。



それじゃとキリンのやたらオイシイ「第3のビール」と、ちょっと豪華な「一番搾りスタウト(黒)」でハーフアンドハーフを楽しむ。





アテはこの「池袋大勝軒」の暖簾分け三家のベビースターラーメン。
三袋それぞれ特徴がありおもしろいし、たいへんお安い。
にわかグルメ気取りさん達には睨まれるかもしれないが、こういうB級は楽しくていい。

さて、毎日楽しみにしているグルメブログの一つに桃知利男先生の浅草ブログがあるのだが(モモログ)、先日「トリックスターはライプペッパー(完熟胡椒)だ」と題した記事を見て、おもわず唸った。

カレーメーカーあるいはスパイスメーカーという食の製造業の商品開発という部門に短い期間だが座していたワタシが知らぬ胡椒がある。
「知らぬ」ということは「知る努力を欠いている」ということで、たいそう恥ずかしいことだと知ったのは最近のことで、だからサラリーマンとしても開発担当者としてもマーケティング部門の一員としても、ついでに恥の上塗りをすれば小規模経営者としても大成しなかったわけであると自認しているのだ。

もっと「知る努力」「探る努力」をあきなくやっていればと反省しても過去は戻らない。
せいぜい「歳」というなまけものに少しは反抗して、取り戻せない努力をしてみようと、毎朝、神棚の前では誓うのだが。

さてさて、反省だけなら猿にもできる。

ワタシが「今できる」ことは、桃知先生の絶賛する「ライプペッパー」を試してみるということだ。

そしてそのワタシの探究心は、例によって、Amazonさんワンクリックで解消された。



これがプライム会員特急便で届いた「マスコット ライプペッパー」と「セラミックスパイスミル」である。

少しこの「ライプペッパー」に触れよう。

先ずは先述の桃知さんのブログであるが、少し引用させていただきたい。(先生お許しを)

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午前6時起床。浅草はくもり。日曜日、父の日だということで餃子をつくってもらったのだ。この餃子は襞(ひだ)がなく、そして両面焼きで、その上タレは酢と胡椒だけなのである。

このオリジナリティに富んだ餃子はもちろんこのままでもうまいが、最初のタレは酢だけにして食べるとさらにうまい。

しかし"さらにうまい"をもうひとつ押し上げようと考えるのは当たり前の事で、その味のトリックスターは胡椒なのである。胡椒を使うと何故か抜群にうまくなる。

あたしはそこにライプペッパー(完熟胡椒)というものを使うのだが、いやこの甘みのある完熟胡椒は、口の中で驚異の展開をみるのだ。なんと云っていいのかわからない、というのが正直なところで、言葉にならないその胡椒の力に、正にトリックスターを感じることは打ってつけなのである。

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なるほど、興味が沸く。

では、購入した「マスコット」(スパイスメーカー)のページから。

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特徴

カンボジア産・クラタペッパーのフルーティーで華やかな香味の完熟胡椒です。ひと房に数粒しか取れない貴重な胡椒。

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試してみた。

うん、香り高くフレッシュですがすがしい刺激が好ましい。


この「探究心」、千円と少しばかりのコストは、さてワタシにとって「吉」なのか。
それとも相方があきれる「浪費」なのか。

いや、その浪費的探究心はワタクシそのものであって、こういう行為がたまにはないとワタクシという存在はワタクシという自我の存在せぬ、ただの魂の脱け殻なのだと、少し長いいいわけを自分にするのは、Amazonさんから荷物が届いた時の、その毎度の習わしでもあるのだ。


じゃ、

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