ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

つらら

2011-01-13 09:45:36 | 第1紀 自然・季節
つららが、できた。



台所にである。

二日ぶりに戻った、松園店階下の事務所の台所。

心配はしていたが案の定。

しかし、まさか台所の蛇口につららか・・

一発、自然って奴にぶん殴られた感じ。

部屋に入り、先ずはストーブ。



事務所のストーブは、現在気温「Lo」。

はじめてみる表示だが、「Lo」って事は、0℃以下だということだろう、だぶん、ふむ・・



窓の狭い仮眠室のストーブは、現在気温1℃である。

まずまずか・・・、なんて思ってしまうのは北国の人。

また、鼻血が止まらなくなるかのような環境なのであります。

止水栓を開けると・・・・・

やはり水はでない。

しばらくして、なんとか台所と洗面所の水がチョロチョロと。

トイレは・・・・、大丈夫だった。

昨年はトイレの水も止まり、少し「困った」。

水洗なんてものになれると、どうもいけない。

流れないのはもちろんだが、お尻を拭いていただかないことにはどうも・・、ね!!

花の東京に地震とか大規模断水なんてあった日には、およそ半数くらいの人が鬱になるんだろうと推測する。

快適のはかなさ、いや、快適に見える生活の持続の綱渡りを垣間見る。

あまりに寒く、今日も断酒だなんて、無理無理。

この寒さに精神を保ち、1℃の部屋で熟睡するには少しばかりバッカスの神に頼らざるを得ないと、アルコール依存症に向い行進している我が輩は、悪魔のささやきに素直に従う。

まあ、キリンクラシックラガー中瓶1本と「一ノ蔵 無鑑査 本醸造」をほんの100ccくらいなのだが。


そして、朝。

なんとか寝床からはいだし、冷えきった水で洗顔、歯磨き。

先ずは台所に石油ストーブを持っていき、部屋を温めて凍ったままの温水栓のほうを開通させようという魂胆。

お湯も沸かし、蛇口にそっとかける。

ちゃらちゃらと流れ始めたので、石油ストーブは洗面所と、つながる風呂場へ。

昨年はこれで出た。

しかし、Yahoo!の「過去の天気」を調べると、あんなに寒く雪の多かったと記憶する昨年でも、今年ほどひどくはない。

今年の異常なのは、先ず、クリスマスから年末にかけて降った大雪の後遺症が依然として残っていることだ。

特に盛岡がひどいのだが、これは初期対応の判断の甘さなのだろう。

今も昼夜問わず除雪作業が進んでいる。

誠にご苦労なことであるし、作業されている方はたいへんだろう。

しかし、あの、雪の降り始めた日に相応の対応をしていればなと、これはやはり行政の初動判断のミスだろう。

例年と違い、重い雪のあとに寒気が入り込み、氷点下の日が続くことは予想されていたと思う。

昨年はそれでも寒い日が三四日続いたあとに、わりかし穏やかな日が戻るという感じだったが、今年は年末からずっと真冬日かそれに近い日が続く。

今日も日中最高気温は氷点下4℃の見込み。

明日もそうであるから、真冬日は続く。

朝、母から電話がくる。

わりかし元気そうだ。

ミズキだんごをつくろうと思ったが、なかなか進まないという。

こういう昔の風習なんかを店で飾ったりしたら、珍しがってお客様が喜ぶんじゃないのと、個人商店経営数十年のベテランが勘をめぐらしたのだそうだ。

気持ちだけでありがたいと、無理しないように伝える。

インフルエンザの予防注射は早めに打ったようだから風邪の心配はあまりないが、年寄りに一番怖いのは骨折だ。

寒いから外に出ないようにと、まだまだ「おてんば」で、曲がった腰で雪かきでもしそうな母にお願いする。

そんな冬。

いつもなんだけど、それにしても寒さを感ずる冬。

湯栓はまだ開通しない。

その前に、店の雪かきに行くか。

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