あれは,あれで良いのかなPART2

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やっぱりお金がない2010

2009年10月15日 22時17分52秒 | 政治・選挙
民主党政権下における来年度の概算要求が締め切られ,総額90兆円を超える見込みとのことです。
今後,具体的に事業を精査するようですが,藤井財務大臣は赤字国債の発行も視野においている述べる一方,鳩山総理は,赤字国債発行に国民の理解が得られない場合はマニュフェストに記載した事業の一部を取りやめるなども考えなければならない旨発言したようです。

概算要求、最大の90兆円台 子育て・教育費が増加(朝日新聞) - goo ニュース

やっぱり財源がねえ・・

ある意味,いやな予感は的中しました。もちろん,まだ概算レベルなのでまだまだ絞り込みは続きますが,それにしても90兆円台の要求となると,結構調整も大変なのではないかと思います。
そうはいっても,民主党の施策,やはりそれに伴う財源がなかったわけですね。そういう意味では,「コンクリートから人へ」という予算配分であったとしても,赤字国債を発行する以上,必然的に「未来の子どもにツケを残す」ことになり,財政再建はますます遠のいてしまいます。これでは,野党になった自民党から「ばらまき政策だ」などと罵られても文句は言えないでしょう。
ただ,一方で,補正予算について3兆円規模での削減を検討していますが,こうした動き自体は非常に大切です。過去のしがらみを気にすることなく,事業一つ一つについてきちんと考えていく姿勢は大切といえます。そういう点では,民主党政権になって,過去のしがらみを断ち切れる良い機会になったといえるでしょう。

とはいえ,「福祉や教育に払うからいい」というのはある意味免罪符に過ぎません。聞こえは良いですが,中身を考えなければ結局「無駄遣い」に終わってしまいます。福祉や教育関係といえども,通常の公共事業同様,しっかりと効果も含めて検討する必要があります。
鳩山総理は,場合によってはマニフェスト見直しも辞さない考え方のようですが,こうした点も含めて,政権与党となった以上,財源確保と財政健全化,そして特に新規事業については,国民に対し,それなりの説明責任を果たしてほしいと思います。
「お金がない」なら,ないなりことを考えて生活することも大切です。

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