あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

ニッポン放送のライブドアへの反撃方法(思いつき編)

2005年03月28日 00時28分45秒 | フジとライブドア
ニッポン放送側の対抗策として,こんな方法を考えてみました(主に商法を悪用してみました)。
以前のシミュレーションとはだいぶ方向が変わっています(まあ,以前のも思いつき要素が強いですから・・。)。

1 ソフトバンクは,フジテレビ又はニッポン放送から,ニッポン放送株式を少し借用又は買い受けておく。
2 ニッポン放送は,6月の株主総会の通知をソフトバンクにだけ通知しない。
3 株主総会において,ライブドア側の取締役が選任される(ソフトバンク側は当然欠席)。
4 取締役会でライブドア側の代表取締役が選任される。
5 翌日,ソフトバンクが「おーい,うちに株主総会の通知が届いてなかったぞ。だから株主総会は無効だ。」と言い出す(とうぜん,株主総会決議不存在確認の訴えと取締役会決議無効の訴えを提起する。)。
6 ライブドア側取締役は,「えー,グルのくせに」との抗弁を提出。
7 裁判では,旧ニッポン放送代表取締役が,「ごめん,うっかり通知してなかった。ごめん,ごめん。」と証言。また,フジテレビ(株主)も「いやー,ソフトバンクさんが株主総会に来ていたら,決議が変わったかも知れないよねえ。」と証言する。
8 裁判は意外と早く3,4ヶ月で結論が出る(もちろん,請求棄却!)。
9 しかし,この裁判の結果が出るまでは(年内いっぱいか?),関連スポンサーや芸能人達が「んー,ひょっとすると裁判で負けて取締役じゃあない,と言われる人たちとは取り引きしたくないなあ。」という(もちろん,彼らもフジサンケイグループの人たち)。
10 結果,ニッポン放送の収益がダウン。
11 すると,株主(フジテレビやソフトバンク側の者でしょう)が,「おめー,株の配当下げやがって,どんな経営してきたんだ。」とライブドア側代表取締役にクレームを付ける(株主に損害を与えたとして株主代表訴訟を提起する。)。
12 ライブドア側,応訴すれど,通謀虚偽表示の認定も難しいし,信義則や権利濫用は滅多に認められない以上,上記の作戦をもっと見え見えでない方法でやればライブドアというか新ニッポン放送は裁判で敗訴する。。
13 結果,ライブドアはニッポン放送に対して損害を賠償してニッポン放送から撤退。
14 撤退後は,ソフトバンクが君臨し,「ソフトバンク・ニッポン放送」と社名が変更される。

以上の筋書きです。
これが,「大人の解決方法」かも知れませんね(^_^;)

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「ごくせん」から教育を考える(その7)

2005年03月28日 00時17分42秒 | 教育問題
前回の続きです。

5 教師に校長になろうという出世欲がない。
 また誤植がありましたm(__)m
 さて,これは前回ふれた内容とほぼ変わりません。
 これに関連して,そもそもの採用試験についての問題点に触れたいと思います。
 現在の採用試験は,一次試験として教育概論等のペーパー試験があり,これに通過した者について,二次試験として面接や論文試験を実施する,という形になっているかと思います。
 教師の基礎的な能力を調べる上では,このような採用試験は必要です。
 問題なのは,その実体です。
 私の大学の友人ですが,とある都道府県の教員採用試験を3,4回くらい受験しており,またその間は,非常勤講師などの形態で学校で授業をしていました。
 ところが,その友人が突然受験を止め,普通の企業に就職することになりました。
 その理由を聞いたところ,予想外の回答がありました。
「コネがないから」と。
 まあ,正直最初は,すっぱいブドウのごとく負け惜しみで言っているのかな,と思っていまいましたが,よくよく話を聞くとあながちその友人の言うこともいい加減ではないようでした。
 前提として,その友人は,一次試験は毎年合格していました。すなわち,最低限の学力はあると考えて結構です。ところが,二次試験,すなわち面接試験で毎年落とされていました。
 まあ,一つにはその友人に人間的に問題がある,と面接官が判断した,ということも否定はできません(個人的には,とても問題がある人とは思えないのですが,これは評価する側の考えなので私には分かりません。)。
 ところが,その友人,さらに非常勤講師をやっている学校の校長から次のようなことを言われたそうです。
 「君は,親兄弟や親戚,知人に教師をやっている人がいるかい?」と。
 友人は,「いいえ。誰も知り合いにはいません。」と校長に言ったところ,その校長から,「それじゃあ,二次試験通るはずがない。なんなら,私が面接官に口聞いてあげるけど,どうする。」と言われたそうです。
 その一言を聞いて,友人は,教師になることを諦めたそうです。
 この話の信憑性がどの程度あるのかは,私も何とも言えませんが,別に私に対して嘘言ったりする必要性もないし,またそもそも嘘でたらめをいうタイプの人間ではないことから,その友人の話は,それなりに信頼性があるかなあ,と思っています。

 いずれにしましても,仮にその話が真実だったとした場合,少なくともその友人が受験した都道府県の教師は,公正な試験をくぐり抜けたのではなく,縁故だけで採用した教師集団が形成されている,ということになります。
 これでは,上司も親戚縁者であるため,媚びうる以前に逆らうことができませんね。当然,真の教育を行うことは無理な相談だと思います。

 しつこいですが,この話はフィクションではありません。もちろん,その都道府県だけの話かも知れませんし,その校長はコネがあるかという趣旨ではなく,ひょっとすると別の目的で声をかけたのかも知れませんし,さらに現在では制度が変わってこんな採用方式を改めているかも知れません。
 ただ,確実に言えることは,採用制度をいい加減にすると,ろくな教師が育たない,結果,ろくな生徒が育たない,ということになりかねない,ということです。
まとめ
① 採用試験は公明正大なものとし,縁故採用は完全に廃止する。
② 採用面接では,教師の教育理念をしっかり把握できる体制にする。

次回は「6 教師が生徒に対してきれい事ですべてすまそうとしない。しかし,人の道だけは絶対に外させない。」です。

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