トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

團菊祭五月大歌舞伎

2018-05-23 17:19:49 | エンターテインメント
5月22日(火)、合唱仲間5人で東銀座の歌舞伎座に團菊祭五月大歌舞伎を観に行きました。午前11時から開演の演目は雷神不動北山櫻と女伊達の二つでした。
朝から快晴。新幹線の車窓から富士がくっきりと。静岡県側の富士はもう雪が山頂付近に少し見える程度です。



地下鉄の東銀座の3番出口を行くと歌舞伎座の地下につながってました。地下はお土産物や弁当などを売っています。幕間の休憩が短いので、座席で弁当を食べる形になります。10時ちょっと過ぎに着き、まず弁当を買いました。終演が4時頃なので、帰りは土産を観て回れないかもと思い、さっそく土産物を物色しました。日本橋に店を持つ伊場仙という老舗(創業400年らしい)の支店が歌舞伎座地下にあり、一緒に行ったSさんが奥様に頼まれたので買ったというので、私も記念に買いました。紫陽花の柄の扇子(3500円)にしました。その後、エスカレーターで地上に出て、正面玄関から入りました。新装なった歌舞伎座!すごく立派です。



私たちは2階席の後ろのほうでしたが、真ん中あたりだったので舞台の隅々まで見渡せて良かったと思います。14000円の席でした。チケットは誘ってくれたTさんがネットで買ってくれました。昼の部の演目は1 雷神不動北山櫻  2 女伊達 の二つです。まず、最初に市川海老蔵さんが、赤い裃をつけて舞台中央で挨拶をしました。双眼鏡を持っていったので顔の表情がはっきり見えました。雷神不動北山櫻は歌舞伎の18番が詰まった大作で、「毛抜き」「鳴神」「不動」の三演目が含まれる成田屋所縁の演目で、豪快な立ち回りの荒事芸、一瞬のうちに衣装が替る早替りなど、見どころ満載という感じでした。帝位をめぐる陰謀を解決する通し狂言で長い物語でした。海老蔵さんは霊力あらたかな鳴神上人、粂寺弾正、悪役の早雲王子、100歳を超える高齢ながら女好きな安倍清行、最後に不動明王の5役を物語の進行に従って演じました。あらと思う間に次の登場人物に成り替り、衣装はもちろん、声音も買えて時にユーモラスな場面もあり、とても楽しめました。解説のイヤホンを借りたこともあり、物語の進行がよくわかり、セリフも思いのほかわかりました。11時から始まり途中で20分と30分の幕間が入り、30分の幕間に弁当を食べました。雷神不動北山櫻が終わったのは15時過ぎ。その後、15分の幕間をはさみ、女伊達という踊りをやりました。女伊達1人と男伊達2人の3人の踊りがメインで、若者の群舞もありました。書き忘れましたが、雷神不動北山櫻で、鳴神上人の行法を破るため朝廷から遣わされ鳴神上人を色香で陥落させる美女、雲の絶え間姫は尾上菊之助さんが演じていますが、色っぽいです。彼女にたぶらかされる上人がユーモラスでした。だから團菊祭なんですね。4時過ぎに終演。

終演後、みんなで銀ブラをしました。銀座シックスにも行ってみました。屋上のシックスガーデンも歩きました。緑が多く、ベンチでくつろぐ人たちがいました。私たちは一回りして、6階まで降りてレストラン街を観て歩き、地下に降りてPIE HOLEという店で、お茶をしました。その後、地上に出て、有楽町の方角にブラブラ歩いていきました。途中にブランド店が多くありましたが、スルー。大きなユニクロビルがあったので入りました。さすが銀座店。ウィンドウディスプレーがおしゃれでした。ここには中国人が多くいました。みんなでTシャツを1枚ずつ買いました。MarimekkoというブランドのTシャツを買いました。Sさんのお嬢さんがお気に入りのブランドなんだそうです。私も気に入った1枚があり、1620円で買えました。御値打ちですね。白か黒のパンツに合わせると素敵。私は白いパンツをはいてたので、試着したらバッチリ似合って!(と自画自賛)(^^ゞ。

夕飯はJRの有楽町駅のそばのMiami Villaという手作りピザとパスタの店で食べました。私は黒オリーブとアンチョビのピザを注文しました。ネット友と一緒ではないので画像はありません。帰りは東京発19時3分のひかりに乗り、一緒に座れたので楽しくおしゃべりできました。楽しい1日でした。お土産画像も含め、フォトチャンネルを作りましたので、よかったらご覧くださいませ。
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