トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

飛鳥Ⅱ訪問

2015-11-17 15:36:26 | お出かけ
今日は、横浜の親友が飛鳥Ⅱに乗って清水に来ました。船に招待してくれたので行ってきました。我が家から清水港までは車で1時間くらいです。途中、一部渋滞がありましたが、おおむねスムーズに流れ、港近くの有料駐車場に車を入れて、9時半に船まで行けました。駐車料金は1日200円ですって!安くて驚きました。友人が船から降りて待っていてくれました。さっそく飛鳥Ⅱの前で記念撮影しました。



船に乗るときにパスポートの提示がありました。VISITORという札を首から下げて船内に入りました。夏にダイアモンドプリンセスで旅をした時を思い出しました。すぐに船首の甲板に出て富士山を見ました。空は曇りがちだったけど、不思議なほど富士山が最後まで姿を見せていました。日本籍の船なので船内のいろいろなところに日本人向けの娯楽があり、安心します。船尾には日の丸が掲げられていました。



船内をぐるりと案内してもらい、ソファに座ってしばらく話した後、彼女の船室に要らない荷物を置きに行きました。ダイアモンドプリンセスに乗った時、私たちの部屋もバルコニー付でしたが、バルコニーがついていると船旅が楽しめます。11時半になったので昼食を食べに行きました。海側の窓際の席で、和食の昼食を食べました。鴨せいろ、春菊の胡麻和え、キスとタケノコの天ぷら、キノコご飯。デザートは三色団子でした。量も味もちょうど良く美味しくいただきました。



食後、別の階に果物とスウィーツを食べに行きました。スウィーツは別腹ですね。最後は、ソファに座り、ハーブティをいただきました。窓から駿河湾フェリーが見えました。



他の乗客は多くが外に観光に行っていたので、船内は人が少なく、のんびりできました。パブリックスペースにソファがたくさんあって、くつろげました。2時出港なので、1時半が最終帰船です。訪問者は1時半までに下船しないといけません。あっという間の4時間でした。船外まで友人が送ってきてくれました。また彼女と飛鳥Ⅱで旅行する日が来るかもしれません。(^_^)/
他の写真はフォトチャンネルをご覧くださいませ。
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岡部宿街道文化まつり2015

2015-11-15 20:01:36 | お出かけ
今日は岡部宿街道文化まつりに夫と行きました。10時から3時までの祭りですが、多くの人が来るので、まず駐車場を確保しないとなりません。10時ちょっと過ぎに大旅籠柏屋のそばの駐車場に駐車することができました。まず、いつも売り切れで買えないでいた瀬戸の染め飯を買うために内野本陣史跡広場に行き、瀬戸の染め飯、朝比奈ちまき、勝草餅を買いました。そして、ゆとり庵で岡部焼きそばとタケノコの奈良漬を買いました。今年は早く行ったので買えて良かったです。その後、また広場に戻り、岡部産の野菜をいろいろ買いました。重いので荷物をいったん夫に車まで持って行ってもらいました。そして岡部公民館までの旧道を店を見ながら歩きました。

旧道の途中で小野小町の姿見の橋という小さな橋を見つけました。晩年の小野小町が岡部に来たときに、この橋を渡り、水に映った姿を見て、容貌の衰えを嘆いた橋だそうです。






旧道を歩いていたとき、イチジクを山盛り500円で売っていた店があったので買いました。ワイン煮か、ジャムにすると良いということでした。岡部公民館では、盆栽、書道、絵画、パッチワークのタペストリーやバッグ、革製品、絵手紙など、いろいろなサークルの人たちの作品が展示されていました。今回珍しいと思ったのは、鉛筆画でした。講師の方の鉛筆画はさすがで、まるでアクリル絵具を使ったようにきれいな絵でした。岡部公民館で今年は抽選券をもらいました。午後2時に抽選だそうで、その時に抽選会場にいないとならないということでしたので、またブラブラと歩いて史跡広場まで戻り、柏屋の売店でおでんを買い、午前中に買った岡部焼きそば、瀬戸の染め飯、勝草餅を食べてお昼にしました。昼食後は、土蔵の中の木工品や、写真展示、漫画アートなどを見て、また岡部公民館まで戻りました。今日は柏屋から岡部公民館まで2往復したので、一万歩以上歩きました。2時の抽選は岡部公民館の大ホールで行われ、私は、なんと岡部の菓子詰め合わせが当たりました!お茶を使った岡部お薦めの4種の菓子詰め合わせです。写真真ん中のお菓子です。



これは今日、祭り会場で買った野菜とみかん。



抽選前には、大ホールの舞台で、昔の旅姿の男の人達の踊りが披露されました。



土蔵前にあった菊も綺麗でした。今日は朝は雨でしたが、後に晴れて暑いくらいの陽気になりました。





帰宅後、さっそくイチジクのワイン煮を作りました。今夜のデザートにします。
たくさん作ったので、残りは冷やして一部は冷凍しようと思います。



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もちづき草競馬大会 2015秋

2015-11-05 17:33:53 | お出かけ
今年も別荘の冬支度のために、11月2日から2泊3日で長野へ行きました。スキーをしなくなってから真冬に長野に行くことがなくなったので、いつもこの時期に水道管の水抜きやら、水洗トイレに不凍液を入れたりの用事をするために、夫と2人で出かけます。今回は、11月3日に佐久市望月で行われる草競馬を見るため、それに合わせて行きました。初めて見た草競馬は楽しかったです。地域の一大イベントになってるようで食物のテントもたくさん出て、馬場の周りの木柵の前にシートや椅子をすえて見学する家族連れも大勢いました。この日、私たちは昼食を東御市のレストラン「オラホ」で済ませ、ランチメニューのスズキのピカタを食べ、デザートにミルクティーと胡桃のタルトまで食べちゃって満足しましたが、来年また草競馬を見に行くなら、会場で馬を見ながら軽食を食べるのもいいなぁと思いました。とてものどかな草競馬でした。ポニーや中間種の馬に乗っていたのは子供たちでした。中でもポトポト歩くように走っていた太った白いポニーは騎手ともに可愛かったです。





競走馬のレースはさすがに颯爽としてかっこ良かったです。



静岡に帰る日は、快晴で、途中の八ヶ岳がとても綺麗だったので、車を停めて写真を写しました。朝夕、この山々を見ながら山麓に暮らす人たちはいいなぁと思いました。冬は厳しい寒さでしょうけど、慣れてしまえば雪景色も良いのかもしれません。美しい厳しい山容の八ヶ岳連峰。





これは立科山です。

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放蕩記とダブルファンタジー

2015-11-01 09:15:29 | 
村山由佳さんの「放蕩記」と「ダブルファンタジー」を読みました。ネタバレです。(__)ダブルファンタジーは売れっ子の脚本家、高遠奈津が主人公で、放蕩記は小説家の夏帆が主人公です。ダブルファンタジーは夫が仕事をやめて、畑での野菜作り、料理他家事一切を引き受け、奈津の創作活動を支える反面、脚本ができると原稿に一番に目を通し、コメントするのが夫であり、報酬の管理も夫がしているという、軟禁状態みたいな夫婦をえがいていた。奈津はその夫と別れる決断をするが、別れたいといいだす勇気が出ない。それでもなんとか別居にこぎつけ、都内に部屋を借りて一人で創作を始める。そんな頃、年輩ではあるが、牡的な魅力にあふれた志澤という高名な演出家と関係を持つ。彼に身も心も奪われ、執着してしまう奈津だったが、短期間であっさりふられてしまい、その後は大学時代に関係のあった優しい先輩や、売れ出し前のガツガツした若い俳優と関係をもったりして、次々に男性遍歴を重ねていく。人にはっきり自己主張できない彼女は、厳しく高圧的だった母親の心理的影響を今もひきずっている。男性遍歴へと彼女を突き動かしたのは、制御できないほど強い性欲だった。自由になった奈津だったが、できたばかりの若い恋人のそばで、寂しいと思うのだった。放蕩記は過去と現在のエピソードを織り交ぜながら夏帆と母の美紀子との関係を中心に描く。夏帆の成長の過程と気持ちが痛いほどわかる物語になっています。幼い頃は異常なほど厳しく、気まぐれでヒステリックな母親を恐れる反面、母が大好きで褒められたい一心だった夏帆だったが、成長していく中で母を嫌悪し、拒絶する心理にいたる。10代終わりから20代にかけて母に隠れて放蕩を繰り返したのは、夏帆の強い性欲のせいだったのはもちろんだが、厳しい母への反逆心も多分にあったのではないか。その母が年老いて認知症になってしまうと、母を愛せず、母が死んでも涙一滴出そうにないと自分でも思っていた彼女はやっと心の呪縛が解かれて、熱い涙を流すのだった。どちらもとても面白い小説だと思いますが、ヒリヒリ感じたのは放蕩記でした。お薦めです。
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