トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

美女と野獣

2017-04-24 19:31:10 | 映画
今日はフィットネスの帰りに藤枝のシネプレーゴでビル・ゴンドン監督による実写版の映画「美女と野獣」を見てきました。4月21日から公開で、平日にもかかわらず人が多かったです。今日のフィットネスは60分の太極拳のあと40分のエアロビクスⅠ。お風呂で汗を流し、映画の前に近くのジェノバでランチを食べました。今日は久しぶりにパスタにしました。青菜とベーコンのペペロンチーノ。スープ、サラダバー、ドリンクバー、サフランライスやフランスパンも取れて、980円というお値打ちなランチです。



上映は14時からだったので、時間的にちょうどよかったです。唯一の心残りは、シネプレーゴでは吹き替え版の「美女と野獣」だけしか上映してなかったこと。私は外国映画は字幕版がいいのですが、字幕版を上映している静岡セノバまで行く元気はなく、またいつかWOWOWで見るときに字幕版を楽しみたいと思います。月曜日なのに子供連れが結構いて今日は休みかな?
ディズニーの永遠のファンタジー。実写版もとても美しかったです。ヒロインのベルを演じたのは、ハリー・ポッターシリーズでハーマイオニー役を演じていたエマ・ワトソン。美人女優に成長しました。美しく聡明なベルを嫁にしたいと狙っている町一番のハンサムで強い男と自信たっぷりの嫌味なガストンには、ルーク・エバンス。魔法で野獣の姿に変えられてしまい、心を閉ざし、城にこもっていた王子をあの有名なイギリスの人気TVドラマ「ダウントン・アビー」で、ダウントン家の長女メアリーの夫マシュー役でブレイクした、ダン・スティーブンスが演じています。美しい碧い眼の彼は、野獣になってもその碧い眼だけはそのままに。昔、王子たちが舞踏会に興じていたとき、1人の老婆が雨宿りを求めて城に入ってきました。我がままな王子は、その老婆の願いを冷たくはねつけ、差し出された赤い薔薇を投げ捨ててしまいます。ところが老婆は魔女だったのでした。王子は野獣の姿に変えられ、城の召使たちも時計や燭台、ティーカップ、ハープシコードなどに変えられてしまいます。その赤い薔薇の最期の花弁が散る前に、王子が真実の愛を知り、愛し愛される人が現れない限り、彼らは元の姿に戻れないという魔法でした。ある日、ベルの父親はベルへの土産にと城の薔薇を一輪手折り、怒った王子に牢屋に入れられてしまいます。父を助けようと城にやってきたベルは父の身代わりとなり、牢屋に入ってドアを閉めてしまいました。城の住人達は、ベルこそが王子を救ってくれる娘だと、ベルを牢から出して立派な客間を彼女に与え、歓待しました。王子とディナーを共にするよう仕向けたり、2人の中を取り持とうとするのでした。結末はご存じハッピーエンドですが、夢のある美しいダンスシーン、野獣とガストンとの戦いなど、実写ならではの迫力と美しい楽曲も聴きどころです。ディズニー好き、ファンタジー好きにはお薦めです。

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黄金のファラオと大ピラミッド展

2017-04-17 17:58:14 | 美術
今日は静岡県立美術館のボランティア研修に午前中に出かけました。4月9日(日)から6月25日(日)まで開催している企画展と収蔵品展を学芸員の解説を聴きながら内覧する貴重な研修会です。今回の企画展「黄金のファラオと大ピラミッド展」は、エジプト研究の第一人者である吉村作治氏の監修によるもの。国立カイロ博物館所蔵の数々の至宝が県立美術館にやってきました!静岡でこのような至宝の数々を見ることができ、幸せに思いました。オープン初日には、吉村先生の特別講演会があったようです。



この看板の左側にある黄金のマスクは、第5室に展示されている、アメンエムオペト王のマスクで、BC993~984年頃と推定されています。ミイラの顔の上にかぶせて使われていました。美しかったです!館内撮影はできませんので、写真はありませんが、是非、実物をご覧になっていただきたいです。黒い展示室の奥中央でスポットライトに輝く黄金のマスク。必見です。第1室から第5室まで、それぞれのテーマ毎にストーリーになっています。第1室は「ピラミッドの建設とその技法」。当時使われた道具などが展示されています。第2室は「ピラミッド時代のファラオたち」。ファラオとは王様のこと。絶大な権力を誇った古王国時代のファラオ、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の像が展示されていました。クフ王の像は、大きなライオン女神像の傍らに小さく子供の像として一緒にありました。唇に手を当てている可愛らしい像で非常に珍しいものだそうです。

第3室は「ピラミッド時代を支えた人々」というテーマで、一般の人たちの像がありました。たとえば、パンやビールなどを作っていた人達の像が展示されていました。これらは王たちが死後も困らないように、一緒に埋葬された副葬品だったそうです。第4室は、「ピラミッド時代の女性たち」というテーマで、化粧品容器といった生活用品や、ネックレス、襟飾りなどの装飾品が展示されていました。細かい宝石を組み合わせた精巧な襟飾りなどは、このままの形で出土したのではなく、絵を参考に復元されたものだそうです。碧いラピスラズリが使われており、交易の広さが伺われるそうです。

第5室は「黄金に輝く来世」。美しく彩色された大きな木棺がありました。木棺の側面には「死者の書」が描かれていました。ミイラを入れた人型の彩色木棺や同形のミイラカバーなど、大きなものが展示されていました。第5室には、発掘されたミイラの映像や「死者の書」を常時映すテレビがありました。そして、今日観れませんでしたが、ツタンカーメンのマスクや、ギザのピラミッド、ルクソール神殿などを撮影したシアターもありました。最後に、黒い展示室に輝く黄金のマスクを観ました。エジプト人の像の独特のおかっぱみたいな髪型ですが、鬘だったそうです。

100点あまりの吉村作治氏が選び抜いた至宝ですので、説明できなかったものが多いです。微笑ましい夫婦の像など、キャプションを読みながら、とても楽しめる展示になっています。来月はボランティアをする予定なので、近日中にもう一度、じっくりと観覧したいと思います。同時に開催されている収蔵品展は、「静岡県美の明治洋画」という展示でした。こちらも、またじっくりとご覧いただきたいです。

内覧会が終わり、職員通用口から出る前に美術館の中庭を撮影しました。竹がたくさんあり、「帰郷」という石の作品がありました。普段、気に留めていなかったので、新しい発見でした。



お昼は焼津に戻ってコメダで、いつも食べるミックストーストとブレンドで済ませました。合計1000円。中身がたっぷりのボリュームのあるトーストサンドで美味しいし、御値打ちです。

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ちはやふる

2017-04-11 14:19:42 | 映画
WOWOWで映画「ちはやふる」上の句、下の句を観ました。監督・脚本は小泉徳宏さん、原作は末次由紀さんの漫画「ちはやふる」だそうです。主演は広瀬すずさん。とても可愛い女優さんです。物語は東京都立瑞沢高校に進学した綾瀬千早が競技かるた部を創ろうと奮闘するところから始まります。新入生は全員部に入る決まりになっている高校ですが、かるた部に入ろうとする生徒はほとんどいない。千早は小学生の時以来の再会だった真島太一を引き込み、かるた部を創ろうとする。太一とは幼なじみで、「チームちはやふる」のメンバーとして、一緒にかるたの大会に出た仲間だった。部員が最低5人はいないと部として認められない決まりだった。ほとんどの生徒がすでに部活を決めていた段階で引っ張り込んだのは、小学生の競技かるた大会で顔を合わせていた経験者の西島優征(通称、肉まんくん)、学年でトップ2の成績でありながら、孤独をかこっていた秀才、駒野勉(通称、机くん)、古典大好きで呉服屋の娘、大江奏の3人。駒野と奏は未経験者だった。太一が部長となり、競技かるた部は発足した。めざすは全国大会だったが、まずは東京都の予選を勝ち抜かなければならない。夏休みも返上で毎日遅くまで練習にあけくれる5人。千早と太一には、もう一人、昔の仲間がいた。綿谷新という少年で、かるたの永世名人を祖父に持っている才能豊かな少年だった。新は家の都合で福井に引っ越してしまい、彼らは小学生の時から会っていなかったが、千早の心にも太一の心にも深く刻まれた親友であり、太一にとってはライバル、千早にとっては、尊敬の的だった。しかも新と太一はひそかに千早に思いを寄せていたのだった。さて、この先物語はどのように展開するでしょう。彼らは、全国大会に出場できるのでしょうか。綿谷新をライバル視しているかるた会の「クイーン」と呼ばれる少女、若宮詩暢と千早の対戦は実現するのか。それは見てのお楽しみです。青春群像劇。若いっていいなぁと思った映画でした。みなさんにお気に入りの歌はありますか?千早にとってのその歌は、在原業平の「ちはやぶる神代も聞かず竜田川唐紅に水くくるとは」でした。お薦めですよ。
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2017年の桜

2017-04-10 21:05:40 | お出かけ
今日はフィットネスの帰りにふと思い立って桜を見に行きました。3月の気温が低く、4月に入ってもなかなか桜が咲かなかったのですが、昨日の暖かさで、やっと見ごろになりました。今日はまた花冷えで気温が15度くらいしかなく、曇ってました。しかも明日と明後日はまた雨らしい。良い状態の今年の桜は今日が見納めになるかもしれません。最初に瀬戸川河川敷公園へ。河川敷公園へ行く駐車場にはそれなりに車が止まってましたが、月曜日でこんな肌寒い日だったせいか、すんなりと駐車できました。瀬戸川沿いの両岸の桜並木を歩き、金毘羅神社のある山に登りました。途中の山の桜も満開でした。神社にお参りをして、また下山。次に蓮華寺池公園の桜を見に行きました。公園そばのラ・パピージェでお昼を食べました。メインの料理を頼むと、サラダやドリンクバー、ヨーグルト、鶏のから揚げなどを利用できる店です。ピザは美味しいのですが、大きいので2人で分け合って食べるとちょうどいいくらいです。
曇りで花色がパッとしませんが、スマホで10枚くらい写真を撮影したので、フォトチャンネルを貼っておきますね。もっとうららかなお日和の時に見たかったです。^^;




2017年の桜


追伸=ブログに貼ったフォトチャンネルは、パソコンのウィンドウズでは見れましたが、Ipadで見たら表示されませんでした。見れなかった方は、よろしければ、ブログ左にあるフォトチャンネルをご覧くださいませ。
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春の庭

2017-04-04 14:43:20 | つぶやき
4月に入り、もう4日も過ぎてしまいました。今年は3月に寒い日が続き、桜の開花が遅れました。静岡では、昨日ようやく桜の開花宣言があり、見ごろは今週末の8日か9日ということですが、天気予報では週末は雨らしい。お花見どうしようかなぁ。今朝はうちの庭に今咲いている花を撮ってみました。水仙とスノーフレーク。



八重のクリスマスローズ。



ピンクマーガレット。随分前から育てていて木になっていますが、いつもは丸く全体に咲くのに、今年は片側に花が偏っています。^^; でも、蕾がもう片側にも伸びてきたので、もう少ししたら全体に花が開くかも。



真っ白なブライダルブーケとスミレ。



今年の春は「雨に唄えば」という額咲きの紫陽花を枯らしてしまったので(多分、冬に強剪定したため株が弱ったと思います)、マジカルレボルーションという西洋紫陽花と、アナベルという白い山紫陽花の苗を植えました。新しく植えた紫陽花は手毬咲のにしました。まだとても小さな苗ですが、6月になったら咲くかな。そして、念願だった沈丁花の赤花の苗も植えました。来春の芳香が楽しみです。4月下旬から5月にかけては、綿帽子というフレンチラベンダーと芝桜、ミニ薔薇、が咲く予定です。6月には百合も。わずかなスペースしかないけれど、花を見ては癒されています。
今日はフィットネスの帰りに藤枝駅前の「ジェノバ」で、一人ランチしてきました。サラダバー、ドリンクバーがついています。今日のメインは鶏肉料理にしました。サラダを大盛りにして、2皿食べました。コーヒー、スープ、ウーロン茶、チャーハン少しとフランスパンを2切れ。家にいて3食毎日作っていると、たまには据え膳で食べたくなります。今日のジェノバのランチは、980円でした。



先日は友人と久しぶりに藤枝の「まるはん」という地元では名の知れた鰻屋さんで、鰻を食べました。完全予約制の店です。とても美味しかった。3500円はちょっと贅沢な気がしますが、たまにはいいですよね。店の入口の大きな瓶の中にたくさんの鰻がニョロニョロ動いていました。



コメント (2)
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