トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

県民合唱祭での演奏をYou Tubeにアップしました。

2018-06-24 11:02:46 | コーラス
昨夜、6月3日(日)の浜松アクトシティ中ホールで行われた県民合唱祭での私たちの演奏をYou Tubeにアップしました。今回は、動画ではなく、静止画像に演奏の音楽ファイルを載せてアップするという初めての経験でしたが、windows live ムービーメーカーを使ってなんとかアップロードできました。パソコンが古いせいか、ムービーメーカーが時々応答しなくなってしまい、複数の画像を使えませんでしたが、しかたないかと。良かったら、「県民合唱祭2018混声コーラスら・ら・ら」で検索してお聴きくださいませ。先日の演奏は、ソプラノが9名のみの参加で、ちょっと弱かったかと思います・・・。
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下町ロケット

2018-06-18 18:17:31 | 
池井戸潤さんの「下町ロケット」を読みました。主人公の佃航平は7年前、宇宙科学開発機構の研究員として実験衛星打ち上げロケットの開発に携わり、ロケットに搭載する水素エンジン、セイレーンを足掛け9年かかって開発し、種子島宇宙センターでロケット発射の現場に立ち会っていたが、打ち上げ後、異常飛翔が発生し、爆破を余儀なくされた苦い経験があった。今は家業であった小型エンジンを主力製品とする佃製作所を引き継ぎ、製品開発に注力して社長として業績を伸ばしてきたが、大口の取引先の京浜マシナリーから取引終了を通告され、おまけに同業者ナカシマ工業から特許権侵害で訴訟を起こされると言う窮地に陥る。別れた研究者である妻の紹介で技術面の知識に詳しく知的財産に絡む訴訟に辣腕を振るう神谷弁護士を紹介され、ナカシマ工業との訴訟に勝ち、窮地を脱することができた。ところが次は帝国重工という大企業から佃が持つ水素エンジンの技術特許の独占使用を条件にする契約を持ちかけられる。しかし、佃は目先の特許使用料に揺るがず、製品供与を申し出るのだった。それはロケットに自社製品を搭載すると言う航平の夢だった。池井戸潤さんらしい大企業対中小企業の対立の構図。中小企業の窮地を顧みない銀行。企業の中での人間関係など、前回読んだ陸王にも通じる内容でしたが、面白いので一気に読みました。タイトルが下町ロケットなので、ハッピーエンドが予測できますが。^^; 第145回直木賞受賞作です。
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プーシキン美術館展

2018-06-17 11:24:42 | 美術
6月15日(金)に東京都美術館にプーシキン美術館展を観に行きました。今回の展示の特徴は、旅するフランス風景画という副題からもわかるように、フランスを舞台にした優れた風景画が勢ぞろいした展示でした。クロード・ロラン、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソー、マチス、ブラマンクなどの珠玉の風景画が一堂に観られました。9時半から開館しているので、友人と美術館入口で早めに待ち合わせました。上野動物園がすぐ近くなので、シャンシャンがお目宛てなのか公園口を降りた人波の多くが動物園に行き、金曜日の朝、10時前の入館はかなりゆったりしてました。絵をじっくり見れてとても良かったです。なかでも好きだったのは、マネ26歳の作品といわれる「草上の昼食」。館内は撮影禁止ですので、絵の写真はありませんが、プーシキン美術館展の主な作品をカラーで載せてある大きなチラシを手に入れました。それがこれです。



そして、アンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」。一見すると馬がジャガーを襲ってるみたいで、ちょっとユーモラスでもあります。この2作品は、戻ってもう一度じっくり観てきました。そして、撮影スポットになんとルソーのこの絵が使われていました。友人が私をここで撮影してくれました。良い記念です。
お土産に買ったA5サイズのファイルは、迷わずルソーの絵がついたものを選びました。片側にルソーの絵。もう片側にセザンヌの山の絵がついています。





そして内側にも絵の一部が!



いいですね、このファイル!
お昼は美術館館内のカフェで、軽く。サンドイッチと抹茶の飲み物を食べました。





午後は、横浜の友人宅に行きました。最近、引っ越した彼女の新居を拝見しました。上野から横浜まで東海道線で40分くらいでしたが、座れましたし、おしゃべりしてると全然苦にならない。友人宅でまったりして、夕方、また東京に戻ってこだまで、帰ってきました。静岡について駅構内のアスティにあった「サロン卵と私」で、お薦めというふわふわのオムライスを食べました。このふわふわが売りなんでしょうけど、私的には、普通の焼き方でいい気がしました。^^;  昔ながらのオムライスの方が好きです。



プーシキン美術館展は7月8日まで。お薦めです。
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梶の葉火曜句会6月

2018-06-14 18:38:53 | 俳句
12日夜は梶の葉火曜句会でした。今回は、5月に友人と清水区興津の坐漁荘と清見寺へ行ったときのことを思い出して作った吟行句を中心に6句だしました。5月末に怪我をなさった間島先生も、この句会には出てくださって講評をいただけました。今回は6句のうちの3句が入選、1句が秀逸になりました。人数の少ない句会で発言しやすく楽しい。丁寧に添削していただけるのでありがたいです。
入選句は
1和風カフェの水出し緑茶夏来る
2清見潟今は昔の夏の浜
3初夏の興津の街や時とまる
このうち、3の句は、「時とまる興津の街や夕薄暑」と添削されました。
4清見寺廻り廊下の風涼し
この4の句を秀逸にとってくださいました。そのままを詠んだ句でしたが、感じが出ていて良いそうです。
没になった2句は
5坐漁荘に栄華をたどる薄暑かな
6早苗田や高草山の水鏡
5は栄華をたどるという表現が平凡で、もっと具体的に表現すると良い。
6は高草山の水鏡という表現を早苗田が水鏡になっていることを表現するため、
「高草山を入れ早苗田の水鏡」と添削されました。
家の隣にある水田地帯は田植えがすんだばかり。高草山が映っています。こんなささやかなところにも句材が見つかるものですね。
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平成30年度支部事業 文学散歩「自然と歴史・文学の旅」

2018-06-06 16:45:54 | 旅行
2018年6月5日(火)。教職員退職互助部の俳句クラブ、短歌クラブが主催する文学の旅に参加しました。今年は一般参加者も入れて、29名の大人数でしたので大型バスで行きました。アンビアの濃紺の立派な観光バスでした。



今年の行先は、富士山世界遺産センター、浅間大社、クレマチスの丘、三島スカイウォーク、沼津御用邸と5カ所を回る盛りだくさんな内容で、ちょっと駆け足にならざるを得なかったのが残念でしたが、3回ほど行ったことのあるクレマチスの丘以外は、初めての場所ばかりでした。焼津ICから東名に乗り、新富士ICで降りて、最初に富士宮の富士山世界遺産センターに行きました。昨年(2017年)12月に開館したばかりの施設で、世界遺産になった富士山について、詳しく知ることができます。建物内部は、1階からぐるぐると登り坂の回廊を登りながら、壁面に映る山の景色を眺めながら、富士登山を疑似体験できるようになっています。それぞれのコーナーでは、大昔の富士山のなりたちを始め、詳しく多くの展示がされていますが、浅間大社参拝も含めて滞在時間は9時半から11時までという短時間でしたので、詳しい展示を読む時間がなく、スロープを登って行きました。最上階が展望台になっていて、本来は正面にすそ野を長く引いた大きな富士山を観ることができます。晴れてましたが、山の付近に雲が多く、山頂が見えただけだったのが残念。建物外観は周りの水に反映して、逆さ富士になっていて、檜の格子模様が斬新でとても素敵でした。



ここは、是非、もう一度、今度は個人で行きたいと思います。浅間大社へは、句友のY枝さんとM代さんと3人で、ブラブラ歩いて行きました。神社に向かう途中にお宮横丁という食べ物屋さんが固まってる場所があり、時間があったらここに寄ってみたかったです。浅間大社へ行く道路の反対側に川をはさんで、公園が整備されてました。その川の水量と透明度に感激しました。富士山からの湧水ではないかと思いました。本殿にお詣りして、特別天然記念物だという湧玉池を見ました。水はとても冷たかったです。禊の場所がありました。その後、またバスに乗り、11時45分にクレマチスの丘に到着。ここでは園内自由行動で昼食も各自でということでしたので、また3人で一緒に回りました。ちょうど、クレマチスとバラが見ごろだったので、ヴァンジ彫刻庭園美術館を見た後、庭園の花々を楽しみました。





お昼はチャオチャオというイタリアンレストランに入り、飲み物は各自でとり、マルガリータピザ1枚をシェアしました。なぜなら、万一、入れないといけないので、おにぎりを前もって買ってあったからでした。私はバスを降りるときにおにぎりを一つ食べておいたので、量的にちょうどよかったです。紫の八重のクレマチスの鉢(3000円!)を売っていましたが、鉢の植物はうまく育てる自信がないので、買いませんでした。庭にも這わせる場所がない。^^; 13時45分にクレマチスの丘を出発。


またバスに乗り、三島スカイウォークに行きました。ここも最近できた施設で一度行きたいと思っていた場所。400mの大吊り橋でしたが、しっかりした造りで全然怖くありませんでした。海方面の眺めが良かったです。ここでは、帰り際にソフトクリームを食べました。15時10分出発の予定がちょっと遅れて20分頃。

またバスに乗り、最後は沼津御用邸に行きました。ここに着いたのは16時ちょっと前。閉館が16時半ということで、急いで見学しました。ここは、大正天皇がご幼少期に静養のために建てられた場所で、大正天皇、昭和天皇も長期にわたり、ご利用なさったようです。邸内にビリヤード室がありました。昭和37年に現在の天皇陛下と美智子様が幼い皇太子様を連れて滞在なさった時の写真が飾ってありました。私たちが内部を見学した建物は、西付属邸の部分で平屋建ての木造家屋ですが、さすが皇族方の別邸という造りでした。昭和44年に御用邸を廃止し、その後、沼津御用邸記念公園になって、公開されています。 帰り道に富士川SAで休憩を取ったので、家へのお土産に、籠せいの桜海老入りの蒲鉾を買いました。吟行が目的の旅ですので、思い出しながら5句ほど7月の句会までに作らないとです。まだアイディアは浮かばす。(^^ゞ

他の写真はフォトチャンネルを作りましたので、ご覧くださいませ。
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