トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

9月尽

2018-09-29 22:45:08 | つぶやき
明日で9月は終わり。今月はブログの更新がなかなかできないまま1か月が過ぎてしまいました。9月前半は、まだ残暑が厳しかったですが、お彼岸を過ぎたら昔の人の言い伝えどおり、涼しくなりましたね。今月は13日(木)に老人ホーム円月荘の敬老会のアトラクションに招かれ、混声コーラスら・ら・らの有志が歌を披露しました。杉浦先生、竹花先生も行ってくださり、杉浦先生の独唱もあって楽しい訪問になりました。ところが、13日当日、夫が浜松の病院の診察を受けていたのですが、午後、私が太極拳の教室に行っていたとき、入院することになったとメールで連絡がありました。翌14日に入院、手術。メスを使わない処置ですんだので、翌日に退院できたのは良かったのですが、2日連続で浜松の病院へ送迎し、疲れてしまいました。16日(日)は町内の公園の除草。係なので、準備がありましたが、除草に男性が大勢出てくれて、町内会の草刈り機5台プラス、個人の草刈り機を持ってきた人もいて、早くきれいになりました。草刈り機の掃除とガソリンを抜くなどの片付け作業も進んでやってくれ、本当に助かりました。17日は、なかなか行けなかったブラマンク展を観に静岡市美術館へ行きました。18日(火)は静岡県立美術館ボランティア研修があり、午前中は県美に行きました。今回の企画展は「幕末狩野派展」。室町時代から続く狩野派ですが、特に幕末を中心にした狩野派の絵師たちの作品を通覧できました。狩野永信、養信親子の絵が並べて展示されていて、絵を比べて鑑賞できました。また、江戸狩野派と京都の狩野派の絵を比べることもでき、興味深い展示になっています。来月3日に川根高校が来るので、久しぶりにご案内する予定です。



19日は蓮華寺池公園へ一人で吟行に行きました。家で考えてても煮詰まってしまい、句ができません。自然の中に身を置くとアイディアが生まれるのです。梶の葉句会用の6句を作りました。21日は友人とランチ。栗をもらったので夕飯はさっそく栗ご飯を炊きました。22日(土)は合唱。衣装の係なので、午前中は衣装決めの会議。午後は練習。24日(月)は、焼津市総合体育館で太極拳競技大会があり、楊式18扇の演舞をしました。25日は、夫と雨の中、お墓詣りに行きました。27日午後は太極拳。29日の今日は午前中にまた衣装の会議。午後は練習でした。衣装はだいぶ決まってきました。そして、明日は台風24号が来そうなんですが、次男に会いに夫と上京します。3人で東京都美術館の藤田嗣治展も観に行きますが、夕食後、荒れ狂わないうちに中目黒のホテルに入らなければ。
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ヴラマンク展

2018-09-17 16:48:05 | 美術
静岡市美術館で開催中の「ヴラマンク展」に行ってきました。会期は7月28日から9月24日まで。長野から帰って涼しくなった9月の平日に行こうと思っていたのですが、台風が来たり、夫が一泊でしたが入院したり、バタバタしていて今日まで延び延びになってしまいました。明日は県美の内覧会(研修会)があるし、今日がいいかなと。私は具象画が好きなんですが、彼の絵は、内面からほとばしるものを画面に映し出しているような情熱を感じて好きです。

美術館入口のヴラマンクをパチリ。彼は身長180センチ、体重80キロの恵まれた体格で、若い、まだ絵が売れていなかった頃は、自転車レースに出て賞金をたくさん稼ぎ、生活の糧にしたこともあったそうです。後には自動車の運転も楽しんだそうで、その視覚、流れる景色の様子も画面に影響を与えたと言われています。パリ生まれですが、人生の多くを田舎で暮らし、身近な景色や、風物を描きました。展覧会はセザンヌの影響を受けた若い時期の「セザニアン期:パリ周辺」「第二次世界大戦後:ヴァル=ドワーズとパリ周辺」「シャルトル周辺、ノルマンディ、ブルターニュ」「ヴラマンクの遺言」という82歳で亡くなった彼の画家人生をたどる形の構成でした。ヴラマンクは、文筆家でもあり、何冊か本も出しています。風景画が人気で、特に雪景色を描いた絵が人気が高いそうです。私も雪景色の絵には惹かれます。でも、海と船の絵や、ひっそりした夕方の村の家々を描いた絵も素晴らしかったです。



それぞれの絵のキャプションとして、ヴラマンクの言葉が添えられていましたが、読んだり読まなかったりでした。(^_-)-☆ 結構難しいことを言ってたりして。彼の言葉よりも、絵から受ける印象を大切にしながら、観覧していきました。雪の絵が多いヴラマンク。雪も霜も愛していたらしいです。静物画や肖像画もありましたが、自画像はないらしいです。展覧会に出されていた絵は、個人蔵が多かったです。所有者はフランスやスイスの人でした。2枚絵葉書を買ってきました。上の絵は「サイロ」というタイトル。下の絵は、「冬の村通り」です。





一人でゆっくり観覧しました。昼食は、ヴラマンク展のチケットを見せると10%オフになるとチラシに書いてあった横浜中華街「梅蘭」の五目中華を食べました。



なかなか美味しかったです。ここは、焼きそばがお勧めなのかもしれませんが、量が多くて無理と思い、やめました。隣の二人組の若者も食べあぐねてた感じでした。(笑)
最後に竹千代像をご覧くださいね。静岡駅前にありますので、来静の折には実物を見てくださいませ。



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キラキラ共和国

2018-09-06 23:50:10 | 
小川糸さんの「キラキラ共和国」を読みました。鎌倉で亡き祖母の後をついで、ツバキ文具店を営みながら代書屋の仕事をしている雨宮鳩子の物語で、ツバキ文具店の続編です。キラキラ共和国では、近所でカフェを営んでいたQPちゃんの父親と結婚した後の鳩子の日常が描かれています。QPちゃんが小学校に入学すると同時に入籍し、守景鳩子になったポッポちゃんは、夏の休暇に3人で蜜朗の故郷の高知に向かい、家族親族から結婚を祝福され、歓待される。また、好立地の店舗が貸し出されたため、蜜朗は、そこで新しくカフェを開くことにして、娘のはるみ(QPちゃん)と鳩子の家で同居することになる。引っ越しの時、亡き妻の日記をさりげなく捨てようとしていた蜜朗の気持ちは、鳩子に対しての心遣いだったが、鳩子はそれが許せなかった。事故にあう日の前日まで書かれていた美雪の日記を読んだ鳩子は、美雪を好ましい人と思い、大切に思うのだった。3人で暮らし始めた鳩子の生活は、忙しくも楽しいものになった。蜜朗は、鳩子のひもになるまいと、新しい店の看板メニューを考案し、店は無事にオープンした。亡き妻、美雪が通り魔に殺されたという心の傷を乗り越え、鳩子ともう一度幸せな人生をスタートしようとする蜜朗。3人は、それぞれの思いを込めて美雪に手紙をつづる。はるみは、手紙を風船につけて飛ばし、鳩子は、ボトルレターにして海に流し、蜜朗は宛先のない手紙を受け取ってくれる漂流郵便局宛てに投函した。また、この物語では、鳩子の生母が突然現れる。自分を捨てた母親を許せず、鳩子は追い返してしまう。ところが後日、ド派手な服装をした鳩子の母親は、密朗の店にも現れたらしい。好きにならなくても、母親は自分の体を作ってくれた人だから、感謝するようにと言われ、鳩子は、その言葉にハッとする。この物語、まだ続編があるかもしれません。鎌倉の風土の中で、丁寧な暮らしぶりが描かれ、鳩子の代書を読むのも楽しい物語。お勧めです。
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

2018-09-06 00:08:17 | 映画
今夜はWOWOWシネマのW座からの招待状で、放送された映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」を観ました。2016年製作のイギリス映画。監督はロジャー・スポティスウッド。原題は、A Street Cat Named Bob。ちなみにハイタッチは和製英語で、英語ではhigh-fiveというそうです。実話に基づいた話で、原作はジェームズ・ボーエン。子供時代の家庭不和から薬物依存に陥り、ストリート・ミュージシャンとして、道端で歌を歌うことで細々と生計を立てていた青年、ジェームスは、薬物依存から脱却するための治療を受けていた。ジェームズの更生担当者だったヴァルの計らいでアパートに入居したジェームスは、けがをした野良猫を拾う。隣人ベティにボブと名付けられたその猫を、なけなしのお金をはたいて獣医に連れて行ったジェームズにボブはなついて離れなくなる。ボブはジェームズの肩に乗って移動し、路上演奏の時にもそばを離れない。おかげで人が集まり、ジェームズはライブで稼げるようになる。かつての仲間、バズからお金をせびられ、渡したところ、バズはやはり薬に走り死んでしまう。薬中だったことを隠していたため、ベティは離れていく。路上ライブを禁止され、縄張りをとったということで、雑誌を売る仕事もなくした時、思わずまた薬に手をだしそうになるが、なんとか踏みとどまり、ジェームズは、薬を断つことに成功する。そしてベティに薬断ちに成功したことを告げる。猫を連れて演奏していたジェームズは、観衆から注目をあび、彼を映した動画が人気を呼び、出版社からすすめられて本を書くことになる。彼の本は大ヒットする。ジェームズさんが拾った本物のボブが出演しています。ジェームズ・ボーエンさんは、現在、ホームレスや捨てられた動物を支援する仕事をしているそうです。お勧めです。
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町内会の仕事

2018-09-03 18:56:15 | ぼやき
9月に入った最初の週末も終わり、今日はもう3日。ものすごい残暑が続いていましたが、昨日あたりから、暑さが和らぎ、エアコンを使わなくてすむようになりました。長野から帰宅した8月最後の日曜日の26日は町内の防災訓練でしたが、今年はうちの市では、他の地域も同日に訓練をしたようでした。今年の私の役割は、避難誘導班でしたので、いつもの公園へ町内の人々を誘導する係でした。もう皆わかっているので、特に誘導の必要もありませんが、車が来ないかだけ注意しました。本当に大地震が起きた場合は、最終避難先の小学校まで誘導することになると思います。今年は衛生委員なので、主に町内の除草作業の時に準備片付けを始め、作業の責任者としての役割があります。5月、7月の町内一斉の除草作業はすんだので、あとは、今月の当番の公園の除草。11月の当番の資源ごみの立ち合い。3月の集会所の掃除責任者としての仕事を残しています。資源ごみの立ち合いは、分別収集の時に、正しくゴミの仕分けが行われるように立ち会う仕事ですが、6月に一度やりましたので要領はわかりました。来年は組長なので、さらに忙しくなります。町内会って抜けられるのでしょうか。地域柄抜けられそうにありませんけど、皆が高齢者になったら今のやり方では難しくなると思います。うちの団地の高齢化率はかなり高いです。
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