トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

チームラボ&ともしび

2019-06-30 11:15:14 | 旅行
6月29日(土)、合唱練習が休みだったこの日に、先生を含む合唱メンバー5人で東京に遊びました。目的はお台場の森ビルデジタルアートミュージーアム、新宿の歌声喫茶「ともしび」、銀座にオープンしたばかりという無印良品ビルに行くことでした。朝、7時42分発のひかりに乗り品川まで行き、山手線に乗り換え、新橋まで。そこからゆりかもめに乗り、青海で下車。徒歩で森ビルデジタルアートミュージアムに向かいました。東京は小雨がぱらつく天気でしたが、涼しかったので良かったです。ミュージーアムは10時開館ですが、20分くらい前に着きました。YちゃんがQRコードでチケット5人分頼んでくれてあったので、スムーズに入館できました。料金は3200円です。中に入るとチームラボの映像作品が全館にわたって展開しており、映像が次々に変わり、動くので見飽きることがありません。インスタレーションの中に入り、異空間に迷い込んだような気持ちになりました。進路というか、順路がわかりにくいので、5人離れずに行動しました。中でも楽しかったのは、運動の森、フローティングネスト、ランプの森、名前は忘れましたが、最後のほうに行った大きな空間で、なだらかなスロープのある場所に、大きなクジラが泳ぎ、見学者たちが思い思いに彩色した絵がアニメになって床に出てきたところでした。私が彩色したトカゲはこれです。



スマホしかもっていかなかったので動画がアップできませんが、とても可愛い動きをしました。1回目にスキャナしてもらったとき、動画が表れたのが見つけられず、2度やってもらったので、結果的には、2匹の私のトカゲが双子のようにはい回って嬉しかったです。予定見学時間は2時間でしたが、2時間でほぼ観たいと思った箇所は行けました。昼食をミュージーアム近くのフードコートで食べました。いろいろありましたが、結局、魚河岸丼にしました。東京に来ても地元の寿司屋の丼ぶりを食べてしまいました。(*^^*)
喉が渇いて、先生とSさんと私は、アサヒスーパードライをジョッキで飲みました。新宿へは東京テレポートという駅から再び電車に乗り大崎まで。その後JR湘南新宿ラインで新宿まで行きました。経路は前もってSさんが調べてプリントアウトまでしてくれましたので、安心でした。ほんと、頼りになります。ともしびも前日に下見をしてくれたそうで、連れて行ってくれました。ともしびはすごく歴史のある歌声喫茶で、私の生まれ年と同じころに誕生したようです。以来、ずっと続けている老舗で、昼の部の客層は団塊の世代くらいの人が多かったです。ワンドリンクとチャージ料で1600円でした。予約してあったので、ここでもスムーズに着席して昼の部のステージが始まりました。歌集が2冊とファイルの歌集がありました。緑のやや昔の歌が多い歌集、少し新しめの赤い歌集、新しい歌が多いファイルの歌集の三つ用意されています。歌いたい歌をリクエストすることもできます。その場合、前に出て歌います。みんなで歌うことが原則なので、スタンドマイクが前に一本ありましたが、個人的にマイクを使うことはNGです。知っている歌も知らない歌もありましたが、偶然なのか、合唱団で練習した曲が多く出てきました。カントリーロードをリクエストしたTさんと一緒に私も前で歌いました。オリビアニュートンジョンの英語の歌で覚えていたので、日本語では初めて歌いましたが、楽しかったです。2時頃から始まって約2時間が昼の部でした。隣に座っていた人たちは、常連さんでした。夜の部はまた違う雰囲気になるのだそうです。



新宿から有楽町に向かい、銀座の無印良品のビルに行きました。隣に大きなMUJIホテルが建っていました。6階くらいまでありましたが、地下のMUJI Dinerというレストランで番号をとり、食後に、2階婦人服売り場で私はオフショルダーの鹿の子地の白いTシャツを買いました。ハンカチも1枚。その後、丸井に行きました。みんなそれぞれ買いたかったものが買えたようで良かったです。最後に東京駅で各自がお土産を。私は夫に「銀の鈴」をかたどった鈴せんべいを買いました。楽しい1日でした。ミュージーアムの作品は映像が動くので、うまく撮影できませんでしたが、フォトチャンネルを作りましたのでご覧くださいね。
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おらおらでひとりいぐも

2019-06-20 11:42:19 | 
久しぶりに本のご紹介をします。若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」を読みました。東京オリンピック開催のファンファーレに押されるように結婚式の3日前に故郷を捨てて上京し、東京で一人暮らしを始めた桃子さん。東京で臆面もなく東北弁まるだしで話す美しい男、周造と出会って結婚し、二人の子供を育て上げ、近郊の新興住宅地に40年暮らしている74歳の桃子さん。一人暮らし23年。早くに夫に先立たれ、息子と娘とは疎遠な状態で、親子四人で暮らした家に一人暮らしをしている。息子は「俺にのしかからないでくれ」と言って他県で就職。娘は近くに住んでいるものの、電話一本よこさない。そんな娘から久しぶりの電話があり、桃子さんは喜ぶのだったが、娘は買い物に不自由していないかなどと優しい気づかいをした後、お金を貸してほしいと頼む。一瞬、躊躇する桃子さん。お兄ちゃんにだったらすぐに貸すのに。だからオレオレ詐欺に引っかかるんだとも言われて電話は切れる。誰とも話さない暮らしの中で、話し相手は見えない人の声。その声は自分のうちから聞こえてくるのだった。最愛の亡き夫、周造の墓参りには、手弁当を持って歩いて行く桃子さんだった。全編を通し、桃子さんの心の声とのやり取りや、考えが東北弁でつづられている。一人暮らしの孤独の中で見つけた「自分のために生きる」という喜びにちょっと励まされ、桃子さん、まだ大丈夫そうでした。筆者の若竹千佐子さんは1954年、岩手県遠野市生まれ、55歳から小説講座に通い始め、8年の時を経て本作を執筆。2017年史上最年長の63歳で第54回文藝賞を受賞し、第158回芥川賞も受賞した。民話の宝庫、遠野の生まれで私と同じ年。私は息子2人と疎遠ではないけれど、他県に暮らしている子供たち。夫に先立たれたら私もこうなるのかなぁなと実感を伴って読みました。若い読者には実感がわかないかもしれないなぁと思いました。
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アンデス古代文明展PART2

2019-06-15 20:18:51 | 美術
今日は久しぶりに友人のY子さんと静岡県立美術館で開催中のアンデス古代文明展に行きました。天気予報では大雨大荒れの予報だったので心配でしたが、思ったほどでもなく、ちょっと風があったものの普通の雨でした。天気が悪いので、美術館に近いところに駐車しようとしたら満車で、下の第一駐車場に戻らなくちゃならないかと思ったら奥へ案内されました。県美の建物を通り過ぎて坂をあがった奥に駐車場がありました。美術館2階へ近道が作ってあり、良い駐車場でした。今日は土曜日だったせいか、お客さんが大勢来てました。日本からはるか遠くの南米ペルー、ボリビアを中心とする山岳地方に栄えた古代文明の数々を、Y子さんと一緒にもう一度じっくり見ました。紀元前3000年のカラルの神殿の遺跡から発掘された槍の先端に使われた矢じりのようなものから15世紀に栄え、スペインに滅ぼされた巨大なインカ帝国の数々の出土品までざっと4500年にもわたる文化の栄枯盛衰をたどった展示でした。それにしても、インカ帝国から金を強奪したスペインのやり方は今から思えば残念。インカ帝国で作られた黄金の数々の芸術品を溶かして延べ棒にしてスペインにもっていってしまったため、インカ帝国時代に作られた金の製品は、ほとんど残っていない。あまりに多くの金を奪ったので、インカの人たちはスペイン人は金を食べるのかと思ったほどだったそうです。今日、撮影した写真を一部貼っておきます。










11時頃入館し、企画展を観終わったら1時半近くでした。館内のレストランのロダンテラスは今日は貸し切りのお客が入っているとのことで、利用できなかったので、スパーゴ草薙店に行き、煮込みハンバーグを食べました。いつも館内レストランなのでたまには、それも良かったと思いました。さすがスパーゴ。ハンバーグが美味しかったです。話しながらゆっくり昼食を食べていたら3時になっていました。アンデス古代文明展を、Y子さんが喜んでくれてよかったと思います。今月の25日に今回の展示の2回目のボランティアがあります。そして来月3日に3回目のボランティア。来月の初旬には、また別の友人K子さんと一緒にアンデス展を観ることになっています。



そういえば、先日の梶の葉句会でアンデス展を俳句にしました。
「悠久のアンデス展や街薄暑」。一応この句を入選にしてくださいましたが、先生から悠久という部分を、別のことばで具体的に表現したほうがいいというアドバイスをいただきました。確かにそうですね。ありふれたことばは避けるべきなのです。

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日本平夢テラスと久能山東照宮 文学の旅

2019-06-05 18:18:46 | 旅行
今年も恒例の志太俳句クラブの吟行バス旅行に参加しました。今回は静岡、清水方面の近場でしたので、JR焼津駅を8時55分出発でした。まず、最初に静岡県庁別館展望台に向かいました。展望台から駿府公園を眼下に見下ろし、東西南北の静岡市街や山々の眺めを楽しみました。駿府公園は現在、遺構を発掘中ですが、名古屋城のように天守閣復元建設の計画はないと思います。駿府公園周りは、お城の内濠、外濠がぐるりと囲んでいて、入り組んでいます。在職中、仕事で静岡高校に行ったとき、ちょっと迷いました。





高層建築物が少ない静岡市街です。次に向かったのは東静岡駅前のコンビニ。今回は昼食でレストランによらず、弁当を自分で調達することになっていたので、私は家から簡単なお弁当を持っていきましたので、ここでは、カフェオレを買っただけ。日本平夢テラスは隈研吾建築設計事務所による静岡県産の木材をふんだんに使った日本平からの眺望を眺めるための施設で2018年秋にオープンしました。高い塔はテレビ塔だそうです。




1階は、日本平の地形的成り立ちや地方の歴史を紹介するコーナー、2階はちょっとしたカフェコーナー(有料)があり、3階は展望フロアになっています。入館料は無料です。この日は四方に雲が広がる残念な天気で、近くの山々もぼんやりと雲の中。富士山も望めませんでした。晩秋にくっきりした景色を望めたら最高だと思います。弁当を広げられる場所が少なかったのが残念。幸い私たちは、木陰のベンチに座って食べました。昼食後、展望テラスに上って東西南北の景色をパネルと比べたりしながら、観ましたが、日陰がほとんどないので今の季節から夏場は暑いです。13時10分までここに滞在し、次にロープウェイに乗って久能山東照宮に行きました。小学生だった息子たちを連れて行った時以来。25年ぶりくらいの東照宮だったと思います。皆で記念の集合写真を写して、本殿までの石段を上がりました。ご祭神は徳川家康公です。1616年に家康公は75歳で薨去され、御遺命により、その夜に当山に葬られ、二代将軍、秀忠公の命により、わずか1年7か月で造営されたもので、権現造、総漆塗、極彩色の社殿は日光東照宮より19年前に作られ、江戸初期の代表的建築物として平成二十二年に国宝に指定された(資料より)。またその他の諸建築物も重要文化財に指定されている。難しいことはさておき、その見事な社殿を眺めたのち、お参りをすませ、家康公の神廟(お墓)にもお参りしました。



最後に東照宮博物館へ行きました。数々の宝物が展示されていますが、中でも16世紀にスペインで作られた家康所用の時計が素晴らしかったです。1500年代の時計で現存するものは非常に珍しいのだそうです。ボタンを押すと涼やかに時計が鳴る音も聞けました。帰りはまた日本平ロープウェイに乗って日本平に戻り、バスに乗車し、清水の追分羊羹本舗に行きました。300年以上伝統の味を守っている追分羊羹。竹皮に包まれたあっさりした甘みの羊羹です。羊羹以外にもいろいろ新製品もありましたが、昔ながらのシンプルな羊羹を買ってきました。徳川慶喜さんの愛した羊羹です。店の角の辻に石碑が建ち、「これより清水道」と彫ってありました。

最後に寄った場所は、晩年の次郎長親分が経営したという船宿「末廣」。歴史的建造物で、そこだけ時間が止まったよう。次郎長の人生を語るテレビを皆で観た後、2階にあがりました。晩年の次郎長は山岡鉄舟と知りあい、社会運動家として活動したようです。英語塾の様子が展示されていました。地元探訪の旅、なかなか楽しめました。
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トヨタからの贈り物

2019-06-01 22:09:25 | ぼやき
今日はトヨタカローラ東海から黒毛和牛の肉1キロが宅配便で送られてきました。4月末に5年乗ったアクアを下取りに出して、アクアの安全サポートカーを購入したことへのお礼だと思います。契約した日にも、トヨタのビーフ、ポーク、チキンのレトルトカレーの詰め合わせをもらったのですが、今回は、先日全額入金を済ませ、今月の9日に納車となったアクアに対するお礼だと思います。新車で買ったアクアでしたし、故障もなく気に入っていた車だったのですが、買い替えるきっかけになったのは、87歳の高齢者が運転する車が引き起こした池袋の悲惨な事故をニュースで見たことでした。母子2人が死亡し、10人が重軽傷を負った取返しのつかない大事故。飯塚というドライバーは、アクセルが戻らなかったと言ったそうですが、運転ミスが原因だとみなされている。最近、高齢者が運転する自動車の暴走事故が報道されることが多く、事故が起きるとドライバーの年齢が気なります。私も今年の12月で高齢者の仲間入りをする身。事故は誰もが起こしたくて起こすわけでないですが、車はひとたび運転を誤れば凶器になる恐ろしいもの。私の住む地域の公共交通機関は不便で、昼間の時間帯だとバスは1時間に一本しか来ない。スーパーは遠く、食品の買い物にも車で行きます。趣味の合唱、太極拳、2つの句会、習字、美術館ボランティア、どれ一つとっても車なしでは大変で、ほぼ毎日車に乗っています。今度の車には、自動ブレーキ、自動ブレーキアシスト、車線逸脱に対する警告、ブレーキとアクセル踏み間違え防止機能、ロービーム、ハイビームの自動切換え、バックカメラなどがついています。安全運転をすることが第一ですが、万一に備えてこうした機能があると安心だと思います。私の習字の先生も最近、日産のノートという安全サポートカーに買い替えたそうです。
さて、今日届いた黒毛和牛ですが、薄切りのしゃぶしゃぶ用じゃなくて、分厚かったので、私は一部、焼いて食べましたが、夫は焼いた肉が苦手なので、塩コショウして蒸しました。脂身はごっそり切り落としましたが、赤身部分も結構脂っこくて、彼のおなかには良くなかったようです。冷蔵で来たので、今夜一部を食べ、残りは冷凍しました。普段、魚中心のあっさりした食事が多い私たち。若いころは肉が好きだった私もサーロインステーキやロースのとんかつは苦手になり、とんかつならヒレを選びます。もらったものに文句を言っては申し訳ないですが、肉が苦手な家庭もあることをお忘れなく。



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