東日本巨大地震の起こった11日~12日にかけてお伊勢参りに出かけた方から、
お土産に、「糸印煎餅」を頂きました。
伊勢の方は、地震の影響はなく、予定通り無事に帰着できたと喜んでおられたが、
心が痛むと話しておられました。
被害を受けられた方がたに謹んでお見舞いを申し上げるとともに、災害復旧に
日夜ご尽力されていらっしゃる方々に、心からお礼を申し上げたいと思います。

ところで、”糸印”(いといん)って、なんだろう?と開いてみました。
薄くて小さな丸い煎餅。7枚づつを1包みにしてあります。
その1枚1枚に、7種類の焼印が押してありました。
糸印の由来を読むと、
室町時代以降、当時の中国から日本に輸入された生糸に、添付されていた
銅印のことをいい、この生糸の一荷毎に付けられていて、受領証書にこの印を押して
取引の証とする風習があった。
しかも、その印は、風流語や判読しにくい謎のような文字、絵、文様などが表されていた。
太閤秀吉もこの糸印を愛し、自らの朱印にも、用いたと伝えられている。
明治38年、これを応用して数個の印影を模鋳し、煎餅に烙印として押したことが
糸印煎餅の始まりです。
以後、天皇家献上菓子として栄え、伊勢名物となりました。
糸印煎餅は、卵味のやさしい煎餅です。
菓匠 播田屋
伊勢市河崎2丁目13-5 TEL 0596-28-2207
お土産に、「糸印煎餅」を頂きました。
伊勢の方は、地震の影響はなく、予定通り無事に帰着できたと喜んでおられたが、
心が痛むと話しておられました。
被害を受けられた方がたに謹んでお見舞いを申し上げるとともに、災害復旧に
日夜ご尽力されていらっしゃる方々に、心からお礼を申し上げたいと思います。


ところで、”糸印”(いといん)って、なんだろう?と開いてみました。
薄くて小さな丸い煎餅。7枚づつを1包みにしてあります。
その1枚1枚に、7種類の焼印が押してありました。
糸印の由来を読むと、
室町時代以降、当時の中国から日本に輸入された生糸に、添付されていた
銅印のことをいい、この生糸の一荷毎に付けられていて、受領証書にこの印を押して
取引の証とする風習があった。
しかも、その印は、風流語や判読しにくい謎のような文字、絵、文様などが表されていた。
太閤秀吉もこの糸印を愛し、自らの朱印にも、用いたと伝えられている。
明治38年、これを応用して数個の印影を模鋳し、煎餅に烙印として押したことが
糸印煎餅の始まりです。
以後、天皇家献上菓子として栄え、伊勢名物となりました。
糸印煎餅は、卵味のやさしい煎餅です。
菓匠 播田屋
伊勢市河崎2丁目13-5 TEL 0596-28-2207