おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

オーストラリアの世界遺産を巡る感動の旅(7)

2009年11月14日 13時07分35秒 | オーストラリア旅行
第七日目 10月23日(金)

この旅もとうとう最後の日になってしまった。
今日は、シドニーから、途中ゴールドコーストで乗り継ぎをして、
成田へ向かう帰国のための一日です。

5:15 今日も早いモーニングコール
6:20 ホテル出発、オーストラリア最後の朝は、青空が広がり、
     空気はひんやりとしている。

       
        ホテル前の古めかしい建物
     
     シドニー空港にて、搭乗手続きを行う。

     ここで思わぬハプニングが起きた。
     手荷物検査(security check)の時、機内持ち込み手荷物も、 
     checkゲートも、何事もなく通過したと思って前に進んでいこうと
     したところ、係員が手招きをする。
     何事かと思って立ち止まると、すぐ横の小さな部屋に連れて行かれ、
     書類を見せられ(数ヶ国語で書かれてある)、ボディチェックに
     協力するようにとのこと。
     OKしたところ、よくテレビなどで見るように、磁気探知機で、
     体の回りを調べ、次に女性の係員が、素手で体にタッチし
     「Thank you」を繰り返し言いながら、チェックした(洋服の上から)。
     その間数分、勿論、なんにも検査に引っかかるものは持ってないが、とっても
     びっくりすると同時に、どうして私なんだろと、不思議に思った。
     添乗員に聞くと、時々,抜き取り検査するので、気にすることはないとのこと。
     でも、せっかく今日まで楽しい旅をしていたのにと思うと、とてもイヤ~な気分になった。
   
     出発時間までまだ少し時間があるので、次に(TRS)旅行者消費税払い戻し制度の
     カウンターへ。
     これは始めての体験。

     免税店以外で購入した品物(A$300以上で、手荷物として提示できるもの)は、
     商品と購入伝票を提示して申告すると、消費税10%が払い戻してもらえる。
     数ヵ月後に消費税分が口座に振り込まれる予定。

     女性の係員に品物と伝票を提示すると、にっこりと笑顔で応対し
     書類を書いてくれて、払い戻し金の振り込み口座確認のため、
     クレジットカードをチェックして手続きは終わった。

     オーストラリアの場合、免税品は、税関で係員に品物を見せ、添付された伝票を
     回収してもらうことで、OKです。ただし、それまでは絶対に、その品物を開封したり、
     貼り付けてある伝票をはずしたりしないことです。     
     (ちなみにハワイは、免税店から空港へ品物が届けられ、税関を通した後で本人が受け取る)
     国によって違うことを知りました。

 8:50 ジェットスター航空でゴールドコーストへと飛び立った。

  
         ジェットスター航空機

10:15 ゴールドコースト空港に到着。
      ここで、関空から参加した6人は、別便で 再び関空へと飛び立った。

      待合ロビーは、工事中でとっても狭く、朝食もとれないので
      お茶とポテトチップスを代わりに食べる。

11:10 再びジェットスター航空にて成田へと帰国の途についた。
      飛行機の中では、ツアーで親しくなった横浜の女性と、あれこれ
      海外旅行について話をしたりして過ごした。彼女は、もうずいぶん多くの国へ旅してる人でした。



19:30  無事 成田空港へ到着。別れを惜しみながら解散。

      大きなスーツケースを宅急便に托し、とりあえず、うどんかそばでも食べようと到着ロビーの
      レストラン街へ行ったが、午後8時半では、もう閉店していてびっくり。
      しかたなし、お寿司を買い、今夜宿泊のホテルのバスに乗った。

  高岡へは、翌日(24日)午後4時頃に帰着しました。
      


         
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアの世界遺産を巡る感動の旅(6)

2009年11月12日 13時34分23秒 | オーストラリア旅行
第6日目 10月22日(木)

今日は一日シドニー滞在です。
午前中 世界遺産「ブルーマウンテンズ国立公園」観光
午後は もう一つの世界遺産「オペラハウス」観光。

7:30 現地ガイド(日本人男性)兼マイクロバス運転手の車で
     ブルーマウンテンズへ、向かう
9:00 市内の通勤ラッシュの車の中を、泳ぐようにしてブルーマウンテンズに到着

ブルーマウンテンズ地区は、標高1000m前後の山が連なる街で、多種類の
ユーカリが生い茂り、ユーカリから発散される油分が、陽光に反射して一帯が
青く霞んで見えるためこの名が付いたとのこと。

展望台から霧の中の奇岩”スリー・シスターズ”

             奇岩”スリー・シスターズ”

                   
                      異種類のユーカリ


  生憎曇っていて、ブルーマウンテンズの景勝地の一つ ”奇岩スリー・シスターズ”が、霧の中。
  この場所は、霧がかかりやすいのが特徴とのこと。
  それでも、シャッターを押していると、幸運にも、少しづつ霧が晴れだし、スリー・シスターズの
  奇岩が全貌を現してくれた。
  太古の大渓谷、深い樹林の中に切り立った岩肌は、異様な感じがした。
 
 奇岩スリーシ・スターズとは、ジャミソン渓谷に住む3姉妹が、魔王を
 怒らせてしまったため、魔術師の父が、魔王から娘を守るため、魔法の
 骨を使い姉妹を岩に、自身をコトドリに変えて逃げ延びたが、骨を落として
 しまった。コトドリの姿をした父親は今も骨を捜し続けているとの、物語が
 ある岩である。

  再びバスに乗り、深い樹海に覆われた峠道を抜けながら到着した場所は、
  「シーニック・ワールド」頂上駅。

             3姉妹と父親のモニュメント

  ここは、「シィーニック・レイルウエイ」と「シィーニック・ケーブルウエイ」の発着駅がある。
  駅の前には伝説の3姉妹と父親のモニュメントが建っていた。
  シィーニック・レイルウエイとは、最大傾斜52度で、207mの標高差を
  結ぶ、世界一の急勾配を誇るトロッコ列車です。
  距離は短いが、真っ暗なトンネルの中、まっさかさまに降りていくジェットコ ースターの
  ようなトロッコは、数分間だったが、悲鳴が上がった。

     廃鉱の後

                    
               見上げるばかりのシダの巨木

  谷底駅に到着後、大きなシダ類などが生い茂る渓谷内のブッシュウォークを楽しんだ。
  その昔、このあたりは炭鉱だった場所で、廃鉱の中には、炭鉱夫の様子を表す人形などが置かれていた。

             シィーニック・ケーブルウエイ
  
  今度は、谷底駅からシィーニック・ケーブルウエイ(84人乗りの大型ロープウエイ)に乗り、
  大きなガラス窓越しにジャミソン渓谷を眺めながら再び頂上駅へと戻った。


11:00 シドニー市内に戻り、旧英国貴族の住居だったという素敵なレストランで昼食。

 白い瀟洒なレストラン

                  
                 彩の綺麗なチキン料理
      
 今日のランチは、かぼちゃのポタージュとサラダ、メインはオーストラリア独特のチキン料理(名前は忘れた?)。
 スクランブルエッグの上に蒸し焼きの鶏肉が重ねられ、少し甘めのソースと野菜はおいしかったが、あまりにもボリューム満点で食べ切れなかった。


13:30 シドニー湾に近いDFSギャラリア(免税店)で、買物タイム。

14:30 世界遺産「オペラハウス」観光へ。

  白く輝くオペラハウス

 

               
     屋根は白一色ではなく、シロとベージュの2色のタイルが使われている。

              ハーバーブリッジ

      真っ白な貝の形をした「オペラハウス」、「ハーバーブリッジ」が、シドニー湾を
     美しく彩っている。

      2007年に世界遺産に登録された「オペラハウス」は、シドニーのシンボルでもある。
      大コンサートホールやオペラ・シアター、ドラマ・シアターがあり、年間を通じて様々な公演が
      開催されている。
      16:00から劇場の内装を中心に30分間の見学。日本人ガイドが案内してくれた。
      ちょうど、シドニー少年合唱団のリハーサル中だった。
      荘厳なコンサートホールの中で、数百人はいただろうと思われるが、そろいのユニフォーム姿の
      子供たちの、大ホールに響く素晴らしい歌声を聴くことができました。
      観客席には入れないが、気分だけ味わうことができてラッキー!。
      
      「ハーバーブリッジ」は、対岸のノース・シドニーを結ぶ全長1149m、幅49mの橋。
      シングルアーチ型としては、ニューヨークのベイヨン橋に次いで、世界2番目の長さである。
      橋をささえるバイロンのひとつは展望台兼博物館になっているが、ここへは行かなかった。

             鮮やかなジャカランタ

       
     ハーバー沿いの公園からハーバーブリッジ      

      17:00からのディナークルーズまで30分あまりフリータイム。
      初夏の風物詩、紫色のジャカランタの花が咲いているハーバー沿いを、散策。
      残念なことに、カメラの電池が切れてしまい、船からの風景も
      おいしいかったお料理も撮れなかった。

17:00~18:30 
      オーストラリア最後の夜、世界3大美港に数えられるシドニー湾の
      ”トワイライトディナークルーズ”を楽しみました。
      さすがに今日のオージービーフは、とっても柔らかくて、オーストラリアに来て、
      初めて納得できたステーキでした。
      ワインも飲み放題で、全員ご機嫌のディナーでした。
      お料理も最高だったし、暮れ行くシドニー湾から眺めたオペラハウスの
      美しい姿を、目に焼き付けて、ホテルへと戻った。
      
      


     













  
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアの世界遺産を巡る感動の旅(5)

2009年11月05日 17時48分34秒 | オーストラリア旅行
第5日目 10月21日(水)

モーニングコールが4:15に鳴った。
こんなに早いのは、地平線に昇る朝日を見学し、その後、昨日感動しながら見た
”ウルル(エアーズロック)登山と雄大な山麓めぐり”をするからです。

5:00 
 ホテル前に集合。
 空を見上げると、憧れの南十字星が見えた。南半球でしか見られない星です。
 首がだるくなるほど見ていました。
 おにぎりなどの朝食と飲み物が入ったデイバックが配られた。
 このデイバックを持って、ウルルに登るのです。
 
ハイウェーを30分ほど走り、昨日と反対側・ウルル東側のビューポイントエリア
に到着。
早朝は気温もぐっと下がるようで、空気がひんやりと感じる。
デイバッグには、おにぎりとお漬物、インスタント味噌汁(お湯を入れてくれる)、お茶、
デザートに青りんごが入っていた。
日の出を待つ間に、冷たくて硬いおにぎりを急いで食べる。熱い味噌汁が
とってもおいしく感じた。

5:35 日の出前のウルル

 5:41 日の出

 5:41 朝日が当たり始めたウルル

 5:45 夕日と同じように真っ赤に染まった

5:40過ぎからウルルの向かい側、朝日が昇りだした。
日が昇るにつれて、刻々と色を変えていくウルルは、夕日と同じく神秘的でした。
しかし、地平線はこの場所からは見えませんでした。
展望台からは、ウルルと並んで、カタ・ジュタも見る事ができた。

 5:49展望台からのウルルと左遠くにカタ・ジュタ

神秘的な日の出ショーを見た後、ウルルの登山口へと向かった。
空は抜けるように青く、太陽が眩しく輝いている。しかし、風が強い。
でも、今日は入り口がオープンしている。
ウルルの登山は、気象条件により厳しく制限されている。
まず、晴れていること、山肌に湿気がないこと、気温が37℃以下であること、
風が強くないこと等である。
今日は風は少しあるものの、私たちが登山口に到着したときは、条件が
すべてクリアされていたのです。

 6:15 ウルル登山口

6:15 デイバックに水と貴重品、必要最低限の品物を入れてウルル登山
なんと、斜面の傾斜は45度くらいあろうか?。ツルツルした山肌には、
手や足をかける岩が殆どない。50mくらいは何とか登る。
それ以上は、太い鎖が鞍部まで延々と続いた。この鎖なしでは到底登れないくらいの角度と山肌。
さらに風が強まってきた。
しっかり鎖に摑まっていないと、吹き飛ばされそうだった。
途中で引き返す人もいたが、とにかくがむしゃらにあえぎながら登った。

 
登山道途中から振り返ってみたカタ・ジュタと地平線

 鎖が途絶えたところから、さらに細い狭い尾根をアップダウンを繰り返しながら、
方位盤が設置されているところ(頂上)にたどり着いた。7:30だった。

 7:35 頂上の方位盤

たかが350mの山なのに、1時間15分も掛かった。
なんと大変なところなんだろうと、改めて思った。
頂上からは360度の展望。はてしなく続くオーストラリアの赤い雄大な台地。
万歳!万歳!。日本の3000m級の山に登った喜びとはまた違う不思議な感激。
最後に登った添乗員さんと、手を取り合って喜んだ。

ゆっくりしている時間がなく、再び急峻な山肌を、お尻で、滑るようにして
下る。鎖場は、下るときも大変だった。慎重に一歩ずつ。
8:20 、登山口に戻ってきたが、風のためこの時間以後の登山口は
閉鎖されていた。

 8:20無事下山 登山口閉鎖

山麓を巡る時間はなく、「世界遺産訪問証明書」を受け取り、ウルルとカタ・ジュタに見送られるように、
再びホテルへと戻った。

荷物を整理し、10:00 エアーズロック空港へと向かった。

12:25 カンタス航空にて一路シドニーへ向かった。

16:45 シドニー着後 市の中心街にあるヴァイブホテルへ。

      オーストラリア最大の都市シドニーは、オーストラリアの
      文化と経済の中心地にふさわしい、高層ビルが立ち並び
      陽の光があふれるスタイリッシュな港町です。

19:00 今夜のディナーは、ホテルから歩いて10分ぐらいの場所。

 中華料理のコースディナー

     南半球最大のチャイナタウンにて、中華料理のコースディナー。
疲れた体に、ワインもお料理の数々もとってもおいしく頂いた。
      食後、少しだけ市内散策などしながらホテルへ戻った。
      シドニー湾からの海風が、心地よく吹いていた。
 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアの世界遺産を巡る感動の旅(4)

2009年11月02日 22時58分47秒 | オーストラリア旅行
第4日目 10月20日(火)

今朝は5:50、ホテルを出発 
7:20発 ケアンズ空港からカンタス航空でエアーズロックへ向かった。
朝が早いので、朝食は空港で、お茶とサンドイッチ。 

9:40 エアーズロック空港に到着。バスでエアーズ・ロック・リゾートへ。

エアーズ・ロック・リゾートは、世界遺産「ウルル・カタ・ジュタ国立公園」
内にある砂漠の中のオアシス。
オーストラリアの代表的な観光スポットである、世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)と奇岩群カタ・ジュタ(マウントオルガ)の観光拠点です。

ホテルに荷物を置き、リゾート内を散策。
焼け付くような太陽が、砂漠のリゾートを照り付けている。

リゾート内のホテル

 リゾート内展望台から見たウルル

まず、展望台まで歩き、ウルル(エアーズロック)を眺める。
大きな赤茶けた一枚岩の雄姿が目に飛び込んできた。
背の低い植物が覆う壮大な砂漠の中にどうしてこんなものが?と、
不思議な感動を覚えた。
そのまま、照りつける太陽の下、リゾート内を散策。
気温は37℃ぐらいだろうか?でも、乾燥しているので、日陰に入ると風が涼しい。
リゾート内には、ホテルやレストラン、ショッピングセンターがあり、無料のシャトルバスが走っている。
どの建物も、周囲の砂山の高さを超えないよう低く設計されている。

ホテルに戻って、ハンバーガーとジュースの昼食
15:30 バスでウルル、カタ・ジュタ観光に出発。

ウルル(エアーズロック)
オーストラリア大陸中央部に広がる砂漠地帯にたたずむ、高さ348m、
周 囲 9.4km世界最大級の一枚岩。

カタ・ジュタ(マウント・オルガ)
36の岩で形成される周囲36kmの奇岩群。
映画「風の谷のナウシカ」の舞台になったといわれている。

バスで30分あまり、砂漠の中に作られた歩道をしばらく歩き、カタ・ジュタのビューイングエリアに到着。

   カタ・ジュタの全景

ハエがたくさんいて、顔にまつわりついてくる。ここのハエは、人の汗を吸って
生きているとのこと。
ハエ防止のネットを顔にかけている人もみかけた。
ビューイングエリアから奇岩カタ・ジュタを眺め、再びバスに乗車、
「カタ・ジュタ風の谷」散策へと、進んだ。
ずるりとした、大きな岩壁がドーンと迫ってくる中を歩く。

  風の谷に向かって歩く


           水のない岩間で咲く花たち

  水溜りに映る風の谷

なにをも寄せ付けないような岩壁だが、時々小さな花が咲いている。
風の谷といわれる岩の間から見える空の青さは、言いようもなく素晴らしかった。
その後、暮れ行くウルルを眺めるサンセット・ビューイング・エリアへ。
バスは、砂漠の中のハイウェーを走った。奇岩群が、形を変えながら目の
中に飛び込んできた。

ウルルビューイング・エリアには、観光バスや車で駐車場がいっぱいだった。
沢山の観光客が、ビューイングスポットに陣取っていた。
お花見の場所取りを思わせる風景です。
私たちもスパークリングワイン片手に、時と共に真っ赤に染まりゆくウルルを眺め
サンセットを楽しんだ。


          ウルル 17:48の山の色


          ウルル 18:10夕映えの山

                    
           真っ赤なウルルに乾杯!

   日没直前のウルル 18:22

   日没直後のウルル 18:24


日没と共にホテルに戻り、夕食はバーベキュー。
オージビーフやカンガルー肉、すごく大きなソーセージ、ゆでたコーンなどを
一人分ずつ貰い、網の上で焼く。生まれて初めて食べたカンガルー肉は、
脂分が殆どなく、硬い牛もも肉を食べてるような感じでした。


      一人分の材料 串刺しはカンガルー肉

マトンのような臭みはないので、食べられますが、私は一口だけでやめました。

夕食後、ホテルからすぐ近くの展望台へ行き、砂漠の中での星空を眺めた。
昨夜のケアンズより星の数が多く見られた。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアの世界遺産を巡る感動の旅(3)

2009年11月01日 00時10分20秒 | オーストラリア旅行
第3日目 10月19日(月)

 今回のツアーのコース

今日は2つ目の世界遺産”グレート・バリア・リーフ「グリーン島」”の一日観光です。

ホテルから20分あまり歩いたリーフターミナル(船着場)から、高速船に乗り、約45分で、グリーン島に到着。

     大きな高速船

この日は、曇り空のうえ、風がとっても強く、船は大揺れだった。
次々と現れる島から、山火事の煙が上がっていた。この季節、山火事が
発生しやすいが、基本的には消火はせず、自然に任せるとのこと。
日本では考えられないことです。
東京から修学旅行に来たという高校生が乗船し、大はしゃぎをしていた。

     海と雲と山火事の煙

     暗いグリーン島

     晴れの日のグリーン島とサンゴ礁の海
         (コマーシャルのCDから)

グリーン島は、世界最大のサンゴ礁の島、青く透明度の高い美しい海が魅力です。
この島で、5時間のフリータイム。
短時間で楽しめるアクティビティ(スキューバーダイビング・シュノーケリング・パラセイリング・ヘリコプター・シーウオーカー・グラスボトムボートetc.)が沢山あります。

           シュノーケリングを楽しむ人達

まず私たちは、”パラセイリング”を行った。料金は一人$125。
ボートからパラシュートで上空20~40m位の高さまで上がり、10分間ぐらい
ボートで引いてもらい、空からの美しい眺めを楽しむのです。

      パラセイリング
      私たちより先に飛んだお嬢さんたち

怖いけど、初めての体験をと、勇気を出して挑戦。
ボートには4組8人が乗り込み、2人づつペアで始まった。
生憎、空は曇っていて、写真のような青い海は望めない。
パラシュートのチェアに乗り込むと、スルスルと上に上がっていく。
怖くてキャアキャア言いながら、それでも笑顔で上がった。
風で左右にふらふら揺れるし、小雨も降りだし、顔に容赦なく当たる。
しかし、上がってしまうと度胸が据わったのか、怖さも薄らぎ、大海原を眺め、
水平線の丸さを実感するほどの余裕が出てきた。
滞空時間を過ぎると、またスルスルとボートに戻されて、ようやく恐怖から
開放された気がした。

次の体験は、底にガラスをはめ込んだ”グラスボトムボート”に乗り込んで、
沢山の魚やサンゴ礁豊富な海の世界約30分($12)を楽しむこと。

  海中の熱帯魚と珊瑚

            サンゴ礁
  
とてつもなく大きな魚や貝、綺麗な小さな熱帯魚、美しい珊瑚など、
飽きることもなく、ボートの底から覗き込んで楽しんだ。

島内のダイニングで、バイキング形式の昼食を済ませても、まだまだ
時間がある。
今度は、島内のウォーキングトレイルに沿って散策。
自然豊かの海と自生する植物を観察。島のビーチを一周しても1時間もかからないほどの小さな島でした。
5時間のフリータイムがようやく終わり、再び高速船でケアンズへと戻った。
船の中では、殆どの乗客は遊びつかれたのか、眠っていた。
私もいつの間にか眠り込んでしまった。

一旦ホテルに入り、夕食は、ミールクーポンを利用して、様々なコースを
選ぶことになった。
私たちは、”ジャプカイ&キラキラナイトドライブ”を選んだ。(一人$90追加支払い)
オーストラリアの先住民族アポリジニの文化に触れ儀式に参加、ショーと
ディナーを楽しんだ後、南半球の星座とケアンズ市街の夜景を楽しむツアーです。

ジャプカイのテーマパークへ行き、顔にアポリジニのようなフェイスペイントをしてもらい、ジャプカイ族の火起こしの儀式に参加。

          フェイスペイントをして

          火起こしの儀

みんなで輪になり、ビブラという木製のスティックを打ち鳴らしながらステップを踏み、火を起こす儀式を見る、日本のキャンプファイヤーのようだった。
レストラン内では、バイキング形式のディナーで再びダンスやショーを楽しんだ。

          観客も一緒に火起こしショー

バイキングに出てくるオージビーフは、味は悪くはないが、筋があって硬かった。

ジャプカイパークをバスで出発、コッパロード展望台にて、星座と夜景を観賞した。
南十字星はこの時季、明け方に現れるとのこと。
真っ暗な天空には南半球の星座が瞬いていた。
ケアンズ市街の夜景も、とても綺麗に見えて感動したが、写真は残念ながら
失敗してしまった。
ホテルに帰着したのは、22:30でした。






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアの世界遺産を巡る感動の旅(2)

2009年10月30日 00時48分02秒 | オーストラリア旅行
第二日目 10月18日(日)

午前6:00 ケアンズ空港に到着。時差は1時間(日本時間+1時間)

生まれて初めて、赤道を越えて南半球にいることになります。季節は初夏。
ケアンズは、日本人観光客に人気のある街で、周辺にはグレートバリアリーフと、
世界最古の熱帯雨林(キュランダ)という2つの世界遺産があります。

空港では、現地日本人ガイドの女性の出迎えを受け、バスでホテルへ。
10:00まで、一旦休憩を取った後、今日の観光地キュランダへ出かけた。
            ホテル ホリデイ・イン・ケアンズ

キュランダ・インフォレーションステーション(テーマパーク)で、
コアラを抱っこして写真を撮ったり、野生動物園のカンガルーや、
ワニ、コアラ、インコなどを身近に見る事ができる公園です。
コアラはユーカリの葉を食べるときだけ目を開けているが、後はいつも
眠っている動物とのこと。
写真撮影のとき抱っこしたコアラは、ずっしりと重かった。
なんと、体重が7kgもあるとのこと。いつも抱かれているせいか、
おしりの毛が禿げていて、かわいそうだった。
又、スタッフ以外は、コアラを抱っこして撮影することは禁止されていた。

  木に登っているコアラ
       ユーカリの一種・ブラシの木
             野生のインコ

次に、先住民アポリジニ人の伝統文化を見たり体験したりするコーナーへ。
ディジュリドウ(ホルンのような長い笛)の演奏や、槍投げ、ブーメラン投げを体験した。

   ディジュリドウとブーメラン

簡単そうに見えたブーメラン投げは、私が投げると、上には上がらず、すぐに落ちてしまった。
さらに、特設舞台でアポリジニ人の、ダンスなどを観賞。
狩猟民族の動物をあらわすダンスを、ディジュリドウの、低く重く物悲しい響きにあわせて踊っているようでした。

        アポリジニのダンス

昼食を園内で済ませ、バスでヘリテージ・マーケットへ。
お土産用のグッズや衣料品などを売る店が、並んでいるが、正直
あまり綺麗でなく、買う気が起こらなかった。
街路樹には、大きなブーゲンビリアが目だった。

           大きなブーゲンビリアの木

街を散策した後、熱帯雨林の原生林を空から眺める、「スカイレール」に乗った。
全長7.5km(世界最長?)の6人乗りロープウェイに乗ること45分。
熱帯雨林の植物を観察できるレッド・ピーク駅に途中下車しながら、
世界最古といわれる、熱帯雨林や、壮大なバロン渓谷を眺め楽しんだ。

バロン滝(雨季には、岩肌いっぱいに水が流れ落ちる)

        熱帯雨林とロープウェー
その後、終着駅から再びバスでケアンズに戻った。

市内のDFS(免税店)で、ショッピングタイムをとった後、
夕食はシーフードレストラン「カニーズ」へと向かった。
大きなロブスターや、海老、蟹、牡蠣貝など、ボリュームたっぷりの
オーストラリアのシーフードを味わった。

 マッシュルームのポタージュ

              山盛りのシーフード

黒っぽいマッシュルームポタージュは、見かけによらずおいしかった。
ロブスターは大変おいしかったが、牡蠣は生ぐさくて、食べられなかった。
夕食後、海沿いのレストラン街を歩いて、ホテルまで帰った。
日中の暑さ(気温 35℃くらい)に比べ、夜はぐっと涼しくなった。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリアの世界遺産を巡る感動の旅

2009年10月27日 22時29分23秒 | オーストラリア旅行
今回の”オーストラリアの世界遺産を巡る感動の旅・
ケアンズ・エアーズロック・シドニー
7日間”は、ある団体の「海外研修旅行」が、
新型インフルエンザの世界的流行のために、中止となったことから始まった。
この研修旅行に申し込みをしていた私たちに、日本旅行が代替ツアーの企画を
紹介してきたため、このツアーに参加したのです。

    日程:10月17日(土)~23日(金)


第一日目 10月17日(土)

成田国際空港午後7:30集合のため、高岡をお昼過ぎのJRで、成田に向かった。
空港ターミナルビルに入るために、いきなりパスポートの提示を求められた。
昨年、関空からスペインへ飛び立ったが、このようなチェックはなかった。
成田は、セキュリティチェックが厳しいようです。

集合時間までに軽い夕食(当分食べられないうどん)を取り、集合場所へと向かう。
成田での参加者10名と女性添乗員1名の顔合わせ。
関空から6名の参加者があり、ケアンズで合流し、17名のツアーとなる
との説明があった。

出国手続きを終え、成田発21:25、ジェットスター航空にてケアンズへと飛び立った。
夜のフライトは初めてだが、23時頃の機内食を食べると、いつの間にか
眠ってしまうほど、静かな飛行でした。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする