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おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

憧れのフランス大周遊10日間の旅ー9

2012年07月10日 20時55分38秒 | フランス旅行
フランス旅行 第9日目 5月31日(木)

  フランスの南から北へと廻った旅行も最終日となりました。

  6:30 ホテルのレストランで朝食
  7:15 荷物回収
  8:10 ロビー集合、専用バスにて老舗カフェ「ラデュレ」へ向かう。

        ホテル エヴァーグリーン ローレル(パリ)
     

  老舗のカフェ「ラデュレ」
   パリで一番人気のあるカフェで、人気のお菓子「マカロン」を最初に開発したお店です。

       老舗カフェ「ラデュレ」
        

  マカロン
   フランス菓子の定番中のお菓子。  
   卵白を丁寧に泡立て、アーモンドプードルを混ぜて焼き上げ、クリームをサンドした焼き菓子です。
   フランスでは、どこのお菓子屋さんにも置いてあるポピュラーなお菓子です。


     ”老舗のカフェで人気のマカロンと本場のクロワッサンを、朝にパリ風にいただく
      という、プランでした。

  おしゃれでしっとりと落ち着いたお店には、マカロンやケーキなどとても綺麗に陳列されていました。
  席に着くと、焼きたてのクロワッサンと色とりどりのマカロンが積み上げられて、テーブルに並びました。

       マカロンとクロワッサン
     

  朝食まもない時間のため、パンは持ち帰ってくださいとのことで、マカロンのみ頂きました。
  さっくりとした、それでいてふわっとした感触は、とてもおいしいのです。がとっても甘いのです。
  日本でもマカロンは甘いが、フランスで一番のマカロンの甘さは半端ではありませんでした。
  食べきれずに残ったマカロンは持ち帰るには、壊れるのでそのまま残して帰ることになりました。

  その後、空港へ向かいました。

  免税手続きや、帰国手続きを済ませ、しばらく時間はあるのに、今朝はバタバタと
  気ぜわしく過ごしたためか、なんだかとても疲れていてボーッと椅子に座って過ごしました。

        ”K49”搭乗口付近
      

  そして、13:50発、エールフランス航空直行便(AF-0929便)で、帰国の途に就きました。



    ✿*****✿*****✿*****✿*****✿*****✿

フランス旅行 第10日目 6月1日(金)

    関西国際空港着 8:25  11時間25分のフライトで予定通り帰着

    荷物を受け取り、ツアー参加者全員が集合することもなく解散。

    関西空港駅発 10:16 はるか14号
    新大阪駅発  11:46 サンダーバード17号

    を乗り継ぎ、15時過ぎ無事帰宅しました。

        前泊を含む11日間、すべて晴れのお天気に恵まれ、
        憧れのフランスを心ゆくまで旅することができました。


    旅行中最も気になっていた庭の花たちに、一番に水遣りをし、ホット一息つきました。
    
                  【 完 】

  



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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー8ー③

2012年07月08日 20時25分59秒 | フランス旅行
フランス旅行 第8日目③ 5月30日(水)

     パリ市内観光・・ヴェルサイユ宮殿とセーヌ河クルーズ

 午後からオプションの「ヴェルサイユ宮殿とセーヌ河クルーズ」へと向かいました。

    ヴェルサイユ宮殿【世界遺産】
    
     ヨーロッパ最大級の規模を誇り、その絢爛豪華さゆえに「魔法の宮殿」とまで
     言われていたヴェルサイユ。
     17世紀後半、ルイ14世の絶大な王権の象徴として誕生。
     その後、フランス革命が勃発するまでの100年間政治や文化の中心として
     華やかな宮廷文化を生んだ。
     ルイ王朝の栄華を象徴する壮麗な宮殿。

     バスから降りて、黄金色に輝く正門まで歩く

    まず最初の入り口の門

    

    黄金に輝く正門    

    

    華やかで美しい正門

    
        
     まず、庭園の一部の十字型の大運河の美しさに驚かされた。
     約10kmも離れたセーヌ河から水をひいて造営されたもの。

    

     宮殿の水の前庭には、4体のブロンズ像が配されていますが、この写真では
     小さくて写っています
     
    

     庭を鑑賞したのち、宮殿本館を見学。

          王室礼拝堂
    

     ヴィーナスの間 バロック様式の色濃い空間となっている。ルイ14世の彫像
    

    金星を司る愛と美の女神ヴィーナスの天井画    
    

    
     ルイ16世の盛装姿の肖像画
    

     壁には、馬上のルイ14世のレリーフ
    

     王の寝室・・朝の引見と就寝前の接見式を行った場所
    

     閣議の間・・ルイ14世の執務室と、夕食後に親しい人と過ごした場所
    

     鏡の回廊・・正殿と王妃の居室をつなぐ全長73mの回廊
     鏡の理由は、ここは西向きの部屋だったので、外光を反射させて明るく見えるように
     鏡がいれられたもの。
     宮殿見学で最も素晴らしい場所でした。
    
      鏡の回廊①
    

      鏡の回廊②
    
    
     王妃の寝室・・3人の王妃が利用、19人の王の子がここで誕生。
     現在展示されている家具や調度品は、アントワネット時代のもの
    

     宮殿内のフランスが誇る絢爛豪華な世界を堪能しました。


   セーヌ河クルーズ

     今にも降り出しそうな暗い空の下、クルーズ船に乗船、30分余りセーヌ河岸に広がる
     風景を楽しみました。
     今朝見た、エッフェル塔や、ルーブル美術館を、違った角度から見ることができました。
    
     クルージング船からエッフェル塔を眺める


   クルージング船から河岸のルーブル美術館を眺める②


     クルージング船からの眺め③


     橋の欄干のきれいな彫像


     見えない所にも、彫刻が・・。



   午後7時ころで、薄暗いせいか、セーヌ河の水が、あまりきれいに見えなかったのが残念でした。


   クルージングを終えて、夕食のため市内のレストランへ。
     今夜のメニューは、お魚料理でした。
     
 前菜は、野菜ばかりで、とってもラッキー。      白身魚のムニエルクリームソース
                             
  

      デザートは、アイスクリームでした。
       

    夕食を終え、ホテルに帰着したのは、21:30頃でした。
     
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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー8ー②

2012年07月06日 14時30分10秒 | フランス旅行
フランス旅行 第8日目② 5月30日(水)

   パリ市内観光・・・ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿とセーヌ河クルーズ

  バスで市内を一巡後、ルーブル美術館へ行きました。

  ルーブル美術館【世界遺産】 
   
    フランス国立の美術館で、アメリカニューヨークのメトロポリタン美術館と並んで、
    世界最大級の美術館の一つであるとともに、ヨーロッパで最も古い美術館の一つに
    数えられます。   
    パリセーヌ河岸に包括登録された世界遺産でもあります。
    王室のコレクションとナポレオンが戦利品として持ち帰った美術品の数々。
    1982年ミッテラン大統領のルーブル近代化計画でガラスのピラミッド(日本でも東芝の
       コマーシャルで有名)
などが生まれた。

     

    まず地下駐車場のバスの多さにびっくり。駐車場が途方もなく広いのです。
    と同時に、入館者も多いのです。

    セキュリティチェックを受けて入館しました。

     

    古代から中世の彫刻がずらりと並んだ1階の展示室。

     
    
    ミケランジェロ作の「抵抗する奴隷像(左)と瀕死の奴隷像(右)」は、未完の作品である。

     
     
   その中で一際混雑しているのは、教科書で習ったレオナルド・ダ・ヴィンチ作の「ミロのヴィーナス」。
   実物を目の当たりにして、感無量でした。

           
     
    写真を撮るにも、人が多すぎてうまく撮れません。
    油断すれば、スリにも狙われると聞かされているので、気もそぞろに鑑賞しました。

    2階は、美術館で一番人気のフロア。
    なんといっても、まずはレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」。
    神秘的な微笑を浮かべたお顔は、ガラス張りのケースに収められていました。

     

    押し合いへし合い、絵画の前へは、順番に行くしかないのに、なかなかたどり着けない。
    必死の思いで撮影したが、傾いたり、ボケたりと綺麗に撮れず、悲しい鑑賞になってしまった。

    エーゲ海のサモトラケ島で発見された「サモトラケのニケ」は、勝利を表すギリシャ神話の女神像。

     

        
    ルーブルで最大サイズの絵画、ヴェロネーゼ作の「カナの婚宴」

     

    ダヴィッド作の「ナポレオン1世の戴冠式」の歴史画。

     


    ドラクロワ作の「民衆を率いる女神」、ユーロ移行前の100フラン札に使用された名画。

     

    チマブーエ作の「天使に囲まれた荘厳の聖母子」

     
     
    アポロンのギャラリーには見事な天井画や、フランス国王の王冠などが展示されていました。

     

     

    など等、数多くの彫刻や名画を鑑賞すること3時間。
    じっくり鑑賞する余裕もなく、中央入口のピラミッドに集合して美術館を後にした。
     
     館内中央にもガラスのピラミッドの下部がありました。
 
      

    ランチのため再度バスで市内を巡り、日本食街(?)へと向かった。
    途中、オペラ座を窓から眺め、コンコルド広場を通り、和食レストラン「口悦」に到着。


      

    日本を離れて8日目に、初めてご飯を食べたのです。
    ご飯、味噌汁、塩シャケ、お刺身(マグロ、サーモン)、煮魚(マグロ?)漬物の献立。
    お刺身のツマのレタスが、とてもおいしく感じました。

      

    午後からは、フリータイムとなったが、オプションで”ヴェルサイユ宮殿とセーヌ河クルーズ”を
    選んで、ヴェルサイユ宮殿へ向かった。
    参加者30人のうち、3人だけが、フリーを選んでいました。
    
    
    
    
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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー8ー①

2012年07月04日 13時56分34秒 | フランス旅行
フランス旅行 第8日目① 5月30日(水)

    パリ市内観光・・・凱旋門、コンコルド広場、エッフェル塔、
               ノートルダム寺院、オペラ座
               ルーブル美術館、
               ベルサイユ宮殿とセーヌ河クルーズ(オプション)【世界遺産】


   5月23日、南仏ニースから始まったフランス周遊の旅も、とうとう最後の観光地
   パリへ昨夜到着、今日は憧れのパリ市内の観光です。

   大きな立派なホテルの朝食バイキングは、生野菜がたっぷり並んでいます。
   フランスでは、朝に生野菜を食べる習慣がないと聞いていたが、このホテルは
   アジア系列のホテルなので、生野菜が出てるのかもしれません。

   専用バスで、9:15ホテルを出発。
   今日からバスが変わりました。同じバス会社のものだが、ぐっと古いバスでした。

   コンコルド広場を通り、凱旋門、シャンゼリゼ大通り、エッフェル塔へと市内を巡りました。

  コンコルド広場


         コンコルド広場の噴水


         バスの窓から①         


         バスの窓から②


ナポレオンの偉業をたたえる凱旋門






         凱旋門から延びるプラタナス並木のシャンゼリゼ大通り



 バスから下車して観光したのは、パリのシンボルエッフェル塔(274m)が真正面に見える場所のみ。


       「鉄の刺繍」と呼ばれる華麗なエッフェル塔
   

       シャン・ドゥ・マルス公園が眼下に広がるエッフェル塔
   


        エッフェル塔に登るエレベーターを待つ人たち 
     

   バスの窓から写した市内の美しい建物や通りは、どこなのかさっぱり分からず、
    せっかくの観光も物足りなさや不満が残りました。
    シャンゼリゼ大通りなど、この綺麗な街並みをちょっと歩いてみたい気持ちです。

        ゆったりと流れるセーヌ河


        クルーズ船とセーヌ河


        セーヌ河沿いに建つルーブル美術館


        バスの窓より③


        バスの窓より④(ノートルダム寺院)


   この後、ルーブル美術館へと進みました。

          
        
 

 
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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー7

2012年07月01日 09時00分40秒 | フランス旅行
フランス旅行 第7日目 5月29日(火)

    オンフルール・・・北フランス最古の港町散策
    ジヴェルニー・・・モネの家


 明け方 霧に煙るモン・サン・ミッシェルの幻想的な姿を部屋からと、ホテルの外に出て
 もう一度、見納めてきました。

         部屋からのモン・サン・ミッシェル(5:45頃)


         ホテルの外を散歩してみたモン・サン・ミッシェル(7:00頃)
       
       

 8:30 ホテルを出発。

 専用バスでオンフルールまで、約196km、2.5時間のドライブです。
 
   オンフルール 
   ノルマンディ地方のオンフルールは北フランスでは、最古の港町で、
   フランスの詩人 ボードレールや、モネやコローなど19世紀の
   芸術家たちが集まった町です。
   港にはカラフルなヨットが並んで、海独特の明るさが感じられる。
     
   

        古いメリーゴーランドが現在も使われていました。    
      

   この街サントカトリーヌ教会は、地元の船大工たちが建設したといわれる
   フランスで唯一の木造建築で、外壁はうろこ状の木で、できている質素な教会です。



   港町の裏通りを散策。芸術家たちが好んで描いた街並みが続いていました。



   港の周りは、カフェが軒並み連なり、開放的な雰囲気です。

      

   メインストリートの電柱には、港町を象徴するかのように、船の錨をデザインした
   おしゃれな飾りがついていました。

      


      

   港町でのランチは、かの有名な「エスカルゴ」でした。

   生まれて初めて見たエスカルゴは、かたつむりだと思っていたが、巻貝の一種でした。
   調理の方法は、一度身を取り出して味付けした後、貝の中へ戻したもの。
   コリコリとした食感で、おいしかった。

      

        デザートは、とても珍しいそば粉のクレープでしたが、フランスでも
        そば粉があるとは思いませんでした。

チキンのソテークリームソース                 そば粉のクレープ
   

        
 約1時間の散策後、ジヴェルニーへと向かいました。
 
   ジヴェルニーは、印象派の巨匠「モネの家」を観光します。

   ジヴェルニー
    セーヌ河のほとりにある街で、1883年から画家のモネが移り住み、43歳から
    人生の後半を過ごした村。
    モネのアトリエや、日本庭園を模倣した庭が公開されています(4月~10月のみ)
    しかし建物内は、撮影禁止でした。

          案内板
      

    モネはガーデニングにも情熱を持ち、庭と水庭園を設計していたのです。
    彼のコレクションの浮世絵が沢山飾られています。

          モネの家 
      
     
          モネの家の二階から花のガーデンを見る
      

    庭は春の花から初夏の花に移り変わる時期と重なって、枯れた花が目立ちました。
    大好きなバラ園を楽しみにしていたのに、満開には少し早いようでした。

           
      
   

      

     水庭園の白藤が満開で、甘い香りが漂っていました。
      

    水庭園はやなぎや菖蒲、藤、スイレンなど、東洋(日本)的な庭園です。


    モネが好んで描いたスイレンは、水庭園で、かわいい花を咲かせていました。

      

      

  ここでも約1時間の観光を終えて、一路パリへと向かいましたが、パリ郊外の
  レストランで夕食をとった後、ようやく華の都パリのホテルに20:30到着しました。

         パリ郊外のレストラン(ちょっとおしゃれな感じ?)
      

         店内の装飾は皿やスプーン、フォーク、銅鍋などで飾られています
          

    今夜のメニューは、
   ポロネギのスープ(ポロネギって初めて聞くネギです)     ポークステーキ(ソースがおいしい)とパスタ
  


       パリのエバーグリーンローレルホテル(今回の旅行で最もランクが高いホテルです
       

       
      綺麗で設備も良く、ここで2連泊できるのです。
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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー6

2012年06月28日 10時00分52秒 | フランス旅行
フランス旅行 第6日目 5月28日(月)

     ・フジェール・・・フジェール城、旧市街
     ・モン・サン・ミッシェルとその湾観光【世界遺産】


  今日も午前中は、移動日です。
 トゥールのホテルを専用バスで、8:00に出発。
 今回の旅行の目玉である、モン・サン・ミッシェルへと向かいました。
 途中、23日から今日までバスを運転してくれたドライバーさん(ロミオさん)が、
 勤務時間オーバーになるため、パリから次のドライバーさんが来てくれて、
 途中のサービスエリアで交代しました。
       
         フランス観光に毎日乗っているバス
      

 まずは、フジェールへ寄りました。

 フジェール城

    フランス西部ブルターニュは、かって公国であった時代、独立を守るために堅固な城塞が作られ
    築城、敵による破壊、再築城が繰り返された。
    現在の城は、15世紀後半に建てられたもの。
    外郭、中郭、内郭と3つの郭を持つ城塞です。
    外郭に備え付けられたゲートハウスは堅牢な塔によって守られ、この塔を含め
    全部で13の塔が配置され、さらに、城を囲む分厚い城壁と大きな堀で守られています。
    16世紀フランスに併合されてからは、刑務所として使用されたようです。
  
城塞の中に作られた旧市街地は、城壁に囲まれて、木骨づくりの家も見られました。

         フジェール城外観
      


      
           
         外堀に囲まれた市街地
      

               
      
      
         レンガと木骨づくりの建物
      



 次はいよいよモン・サン・ミッシェルです。
 草を食む牛以外はひたすら地平線が続くノルマンディの平野をバスで1時間。
海に浮かんでいるように、その美しい姿が見えてきました。

         モン・サン・ミッシェル全景      
      

 私たちのホテルは、このモンサンミッシェルが眺められる、対岸のホテルです。
 その前から、シャトルバスで、2km離れたモンサンミッシェルまで行くのです。
 とても便利で素晴らしいホテルです。宿泊客はすべて日本人のツアー客で満室(29室)でした。
   
         ホテルとシャトルバスとモン・サン・ミッシェル     
      

 モン・サン・ミッシェル【世界遺産】 

     708年、ノルマンディ大司教が3度に及ぶ大天使ミカエルのお告げを受け、
     「この島の頂上に礼拝堂を作るべし」に従って作られた修道院。
     その礼拝堂が11世紀から500年かけて増改築。
     14世紀にはイギリスとの百年戦争で城砦となって15世紀後半に現在の形となった。
     
     1870年に島をつなぐ道路ができて、満潮時にも往復できるようになった。
     フランスでもっとも美しい修道院とされている。

  シャトルバスから降りて、大通り門をくぐると、大変な混雑でした。
  
         大混雑のグランド・リュ(参道) 
      
     
  グランド・リュと呼ばれる細い参道沿いには、カフェ、レストラン、土産物屋、ホテルが並んでいます。
  まずレストラン(ラ・メール・プーラール)でランチタイムとなった。

         ビッグなオムレツで有名なラ・メール・プーラール(レストラン)
      


  ランチは、名物の特大ふわふわオムレツ。たった1個の卵だけで作り上げる巨大オムレツ。
  その大きさにびっくりするとともに、ふわふわで、まるでスフレのよう。

         ふわふわの特大オムレツ
      

  お味もばっちりおいしかった。

  ランチタイム終了後、急な坂道と階段が続く修道院内部への見学となった。
         

         坂道と階段を上がって哨兵の門をくぐる
      

        シャトルバスが走る正面の風景。満潮時には、砂浜が消えてしまう。

      

          西テラスからの風景、海の色がとても綺麗でした。
      

          修道院のシンボルの中央の鐘楼と尖塔
      

          尖塔を飾る聖ミカエル像
      

          ミカエル像のレプリカ
      

          修道院付属の教会礼拝堂
      

          修道僧の納骨堂
      

          四角と円、光と影の美しい中庭
      


  約1時間半あまり内部を巡って、再びシャトルバスでホテルへと帰りました。

  夕食は真正面にモンサンミッシェルが見えるホテルのレストランで、お魚メニューでした。
  夕食後、夕日に染まるモンサンミッシェルを見ようと、外に出ました。
  風が冷たく寒いくらいでしたが、暗くなる午後9:30迄、多くの人が外でカメラを構えていました。

          夕日に浮かぶモン・サン・ミッシェル
       

          灯りが点いたモン・サン・ミッシェル(ホテルの部屋から)
             
  
  
  
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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー5

2012年06月22日 10時17分27秒 | フランス旅行
フランス旅行 第5目 5月27日(日)

    プールジュ・・・ブールジュ大聖堂(サン・テティエンヌ大聖堂)【世界遺産】
    ロワール地方・・シャンポール城【世界遺産】、アンボワーズ城【世界遺産】


今日はリヨンからプールジュまで約4時間、382Kmをバスで移動のため
朝は8:00出発となった。

ローヌ・アルプ地方のリヨンからフランス中西部に位置するロワール地方へと向かいます。
広々とした麦畑がどこまでも続いています。

  出発から2時間後、トイレ休憩のためのパーキングは、本当にトイレだけしかない、
  広々としたパーキングでした。

      
      
  「フランスでもこのようなトイレがあるの」と思うほどの旧式のトイレだったし、
  手洗いも、井戸から手押しポンプで水を上げる旧式のもので、2度びっくりしました。

      

さらに2時間後、プールジュに到着。
  プールジュはフランスの中部にあたり、大聖堂を中心に中世の町並みが
  今でも昔のままで現存する町です。
  昼食後、プールジュ大聖堂(サン・テティエンヌ大聖堂)と市街地を見学しました。

   ランチの前菜は、ポテトパイ、メインは魚のムニエル、デザートはアイスクリームと
   フランス人は、こんなにあまい食事をしているのかしら?と、毎回驚かされます。

   
                 

   ブールジュ大聖堂(サン・テティエンヌ大聖堂)

   1255年完成したゴシック様式の大聖堂で、大聖堂の中は、
   見事に描かれた聖書の物語を顕すステンドグラスで取り囲まれている。
   13世紀のフランスのゴシック建築の中で最大と言われている。

       

       

       

       

       

       

           古い木骨造りの町並みも残っています。
      
   
プールジュから約2時間、ロワール地方へと進みました。

   ロワール地方は、「フランスの庭」と称されるほど風光明媚な土地です。
   中世にはこの豊かな土地で狩猟を楽しむために王族貴族たちが、
   こぞって優雅な城を築き栄華を極めた。
   ロワール河沿いの古城めぐりを楽しみました。

   シャンボール城【世界遺産】
   城壁だけで周囲30kmの規模を誇るロワール最大級の城。    

       

            

   狩猟館だった建物を16世紀にフランソワ1世が改修を命じ、完成したのは約140年後。
   フランスルネッサンス様式の最高傑作と言われ、
   城中央の二重螺旋階段(レオナルド・ダ・ヴィンチの設計とされる)の美しさに圧倒される。

            城の中央部にあるランタン塔
         

            ランタン塔の下部が2重螺旋階段になっている         
         

            当時の調度品 王様の接見の間
         
            
            当時の調度品 タピスリー
         

           広大な敷地は、ヨーロッパ最大の森林公園。  
         
       


再びバスで1時間、アンボワーズ城へ。
   
   アンボワーズ城【世界遺産】
   古代ローマ時代の砦をもとに、15世紀末にシャルル8世が完成させ、
   その後歴代の王に愛され続けたフランス王家の遺産である。

       

         
   フランソワ1世がレオナルドダヴィンチを招へいし、ダヴィンチは
   さまざまな設計をし、この城で晩年を過ごし、この地で没した。

   ここは、入場することもなく、ダヴィンチ像がある対岸の公園から眺めるだけでした。

       

   今夜の宿泊先、トゥールへと向かいました。
        
             午後7時過ぎのトゥールの市内 
       
       
   トゥール到着は19:30。荷物をいったん部屋に入れ、カフェレストランまで歩いていきました。
   今夜のメニューは、またまたポーク料理でした。

       

   前菜に初めて、野菜が出てきたので、大喜び。

   


   夕食後、あたりを少し散策。もう午後10時なのに、まだ明るさが残っていました。

        

   



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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー4

2012年06月18日 19時53分37秒 | フランス旅行
フランス旅行 第4日目 5月26日(土)

     アヴィニヨン観光・・サンベネゼ橋、法王庁宮殿【世界遺産】
     ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)【世界遺産】
     リヨン観光・・・・・フルビエールの丘、リヨン歴史地区【世界遺産】

 9:00 専用バスでホテルを出発。今日の観光地はすべて世界遺産に指定されています。
 

  サンベネゼ橋=アヴィニヨン橋
     12世紀にローヌ川に建てられたサンベネゼ橋。
     17世紀にローヌ川の増水で半壊し、今の姿となった。
     法王庁宮殿の前で、「アヴィニヨンの橋」の歌で有名です 

       

  法王庁宮殿
     14世紀ローマ法皇クレメンス5世が、ローマでの派閥争いを嫌って
     アヴィニヨンに法王庁を置いて移ってきた。
     その後7代、70年間はカトリックの中心地として、教会、礼拝堂、
     修道院ができた。
     旧市街地全体が城壁に囲まれている。

       

       

 約2時間の観光後、バスで30分ポン・デュ・ガールへ到着。
     
  ポン・デュ・ガール
     ガルトン川に架けられた、ローマ時代の水道橋。
     ローマ帝国支配時代に、5世紀にわたり、毎日2000万t以上の生活用水を
     ユゼスからニームまで約50kmをつなぎ運び続けた橋でもある。
     現在完全な姿で残っているのは、全長275mのこの橋のみ。
     大きな岩石を使った見事な土木技術に圧倒されます。
     長さ275m、高さ49mの橋、3層の造りは、アーチの数も変わっています。

       

             橋を渡って対岸から眺めました。
         この雄大な橋の下を、カヌーで通り抜ける学生や
            川遊び楽しむ人たちの姿が見えた。

       

          橋の近くのレストランでランチを頂く。
       ラタトウイユとビーフブルギニョンと言うお料理でした。
       ビーフの付け合せのご飯は、フランスでは野菜の一種となります。
       細長いタイ米のような感じで、お米を蒸してあるようでした。

  

       デザートのアップルパイは、すごくおいしかった。
      

       ランチの後、橋を見る角度としては最高の右岸の展望台へ
             急な山道を少し登って見てきました。
            これもまた、素晴らしい眺めでした。

        

結婚式を終えたカップルや、乗馬を楽しむカップルにも出会いました。
        
        

      そして、次の観光地リヨンへと3.5時間のドライブでした。
      またまた皆、居眠りタイムです。

      高速道路の縁には、黄色い野生のエニシダがあちこちにみられました。



  リヨン
     2000年以上の歴史を誇るローヌ・アルプの中心都市。
     14~15世紀につくられた建物が石畳の道沿いに立ち並ぶ旧市街。

  フルヴィエールの丘
     ノートル・ダム・フルビエール寺院       
        フルヴィエールの丘に立ち、リヨンを見下ろす巨大な白亜の聖堂。

   

        

        

        南側の鐘楼には、金色のマリア像があります。

        

        この丘の上からは、眼下に赤い屋根が続くリヨンの街並みが
        一望でき、とても綺麗でした。



      サン・ジャン大司教教会        
        12世紀に建立、15世紀にフランポワイヤン様式の建物として完成。

        

        礼拝堂には、ペテロ&パウロの生活を描いた12世紀のステンドグラスや

        


        

        14世紀の天文時計などがある。

        
      
        旧市街地を1時間余り散策後、石畳が続く街中のレストランへ。

        

    

       パンは、カットしたバゲットを篭に入って出てきます。
       空になると補充してくれます。パンはすべておいしかった。
       パンは、フランス語でも「パン」です。ちょっと意外でした!。

         
       
       夕食は、リヨン風ソーセージとポークソテーでした。
       ポークの付け合せのマッシュポテトは、あまり好みではなかった。

  

       午後8時過ぎホテルへ到着。

        

     久しぶりにバスタブに浸かって、歩きくたびれた足を休めることが出来たのに、
           エアコンが効かず、寝苦しいホテルでした。

     
           
               
     
  

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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー3

2012年06月15日 15時32分13秒 | フランス旅行
フランス旅行第3日目 5月25日(金)

  エクス・アン・プロヴァンス・・旧市街散策
  アルル観光・・・アルル円形闘技場【世界遺産】・ゴッホの跳ね橋・フォーラム広場
  
ニースのホテルを8:30出発。広大な小麦畑やぶどう畑が続く高速道路を、バスで約2時間半
エクス・アン・プロヴァンスへと移動しました。
バスの中は、心地よい振動と室温で、皆居眠りをしていました。

 エクス・アン・プロヴァンス
   紀元前2世紀頃に造られた、ローマ帝国の要塞が街の起源。
   プロヴァンス王国の首都として栄えた街で、画家のセザンヌが
   生まれ暮らした街でもある。

         ド・ゴール広場
     

   プラタナスの大樹が続くミラボー大通りは、新緑が鮮やかでした。

     

   街の名「エクス」が水を表すラテン語に由来するように街の至る所に噴水がありました。
   4頭のイルカの噴水は、どう見てもイルカには見えませんでした。

     

     
   1時間余り散策の後、バスで45分、サロンドプロヴァンスにあるシャトーレストランで
   ランチとなりました。
          
            プラタナスの並木を通り抜けてレストラン
     

     

     シャトーレストランとは、古城(リシュポワ城)をレストランに改修したもの。
     室内の造りは、王族たちの暮らしを彷彿させるように素晴らしいものでした。

                     

  

   ランチメニューは、仔牛のロールステーキでしたが、ソースがとてもおいしかった。

             

   再びバスで1時間、アルルに到着しました。

 アルル

      ローマ帝国時代の遺跡を残す街で、ビゼーの「アルルの女」で有名です。
      世界遺産に登録された円形闘技場や古代劇場、ゴッホの「ひまわり」も
   この地で描かれた作品で、ゴッホが耳を切り落とし療養した病院跡(エスパスファンゴッホ)等
              古代遺跡と芸術家ゆかりの街でもある。


     円形闘技場
     

     


     円形闘技場のもっとも高い場所から見た、アルルの市街
     
     
     古代劇場・・現在もイベント会場として利用
     

     ゴッホが療養した病院跡(エスパス・ヴァン・ゴッホ)
     

  ゴッホが描いた中庭              中庭の絵を再現した花壇
   

   さらに古い建物が立ち並ぶ街中を散策、共和国広場(フォーラム広場)が街の中心です。
      左の建物は16世紀の時計塔を冠する市役所、中央は
       古代ローマ遺跡から発掘されたオベリスクです。
 
            フォーラム広場
     
     

    
    ゴッホが「夜のカフェ」に描いたカフェテラス
    

           「夜のカフェ」が印刷された絵ハガキ
                

    
   
   またプロヴァンスは、プロヴァンスコットンプリントが有名で、堅牢なプリントは
         長い年月を経ても色があせないと言われています。    
       可愛いプリントで作られた洋服や小物、生地がたくさん並べられていて、
         パッチワークを趣味とする方には、魅力的なお店でした。

  

        端切れで作ったラベンダーの香りの匂い袋を買ってきましたが、
            その袋に小さなセミの飾りが付いていました。
              この地方では、セミが縁起物だそうです

     
  
   
    市街地を1時間余り散策の後、バスで市外にあるゴッホが描いた「跳ね橋」が
            再現された場所へと行きました。

     

       あまりにもちゃちな感じの「跳ね橋」にちょっと、がっかりしました。

  そして今日の観光をすべて終了、バスで1時間アヴィニヨンのホテルへと向かいました。
     

  夕食はホテルのレストランで、前菜はソーセージ、メインはお魚メニューでした。
  どちらもとても白ワインにぴったりのおいしいお料理でした。

  

  ここでは、テレビは、NHKWORLDが見られ、3日ぶりに日本の番組を見る事が出来ました。




 
 
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憧れのフランス大周遊10日間の旅ー2

2012年06月11日 13時27分32秒 | フランス旅行
 フランス旅行第2日目 5月24日(木)

 ニース観光・・花市場、プロムナード、旧市街、シャガール美術館
 モナコ観光・・大公宮殿、モナコ湾展望スポット
 エズ村・・・・鷲の巣村、香水工場

朝食前に、ホテルの前に広がる地中海と、海岸線に沿って延びる広い遊歩道を散策しました。
ちょうど、太陽が昇り始めて、空がオレンジ色に輝いて見えます。
    
       


       

浜辺には、もう、泳ぎ始めてるひとがいたり、砂浜で寝そべっている人がいます。
空気がひんやりとしていて、心地よい。

       

朝8:30、ここからは、現地ガイド(日本人)さんの案内で観光地を巡ります。
移動は、最終日のパリまで、新車の大型観光バスを利用するのです。

ニース観光
ニースは、地中海沿岸最大のリゾート地。
コートダジュールの中心地で、一年中気温が温暖で、冬でも10℃を下回らない。
この地方の美しい海や煌く太陽に魅せられた芸術家たち、ピカソ、シャガール、ルノワールなど、
著名な芸術家たちがこの地で過ごした。

入江に沿って続く遊歩道(プロムナード)を歩いて、海岸通りにほど近い花市場まで歩いた。
プロムナードは、高級ホテルやカジノが並ぶ華やかな場所です。

        
      
花市場(青空市)には、花や野菜、地元名産品などのテントがずらりと並んでいました。

        

   

花は日本でも見かける花ばかり。日本の花屋さんには、世界の花が揃っていることを
実感しました。

ニース市内をバスで走ると、面白い形の建物が見えました。
「四角い頭」と呼ばれるオフイスビルで、ニースのランドマークになっています。

        
        
  
そして、シャガール美術館へ。

シャガール美術館

   17点の連作「聖書のメッセージ」を筆頭に、旧約聖書をテーマにした作品
   約200点以上が収蔵されています。
   こじんまりとした明るい美術館で、庭園にも芸術的な面白い幹のオリーブの木がありました。

       

       

       

その後、市内のカフェテラスで昼食をとりましたが、緑の木の下で食べたランチはとてもおいしかった。

       

  
壁にかわいい絵が描かれた、明るくて開放的なレストランでした。

      

次は、バスでモナコへと向かいました。
途中、展望スポットでモナコ湾を眺めることができました。

      

      

モナコでは、ちょうどF-1グランプリが開催されていて、沢山の車やバイクで
道路は渋滞気味でした。
モナコ王室の大聖堂を見学、歴代の王や王妃が眠る場所には、
その名前が刻まれ、グレースケリー王妃の碑には、お花が絶えることがないとのことです。

      

  

狭い石畳が続く市街を歩き、モナコ大公宮殿へ。
白亜の大公宮殿は、意外と小さく見えました。

      

      

公宮殿の下では、F-1グランプリ開催中のため、
レースカーの爆音が、響き渡っていました。

      

しかし、入場券を持たない人には、外からは全く見えず、音だけで雰囲気を味わう事となりました。

再びバスで30分あまり、中世の街並みが残るエズ村へと進みました。
エズは、中世の混乱期に安全を守るために山の頂上(標高427m)にきずかれた村で
鷲の巣村とも呼ばれています。

      

香水工場を見学の後、石造り家が並ぶ城塞の中の町並みを散策し、高台へ。
高台から眺める地中海の絶景が素晴らしかった。

      

      

再びニースへと戻りレストランで夕食(魚料理)。

  

昨夜と同じホテル(2連泊)へと帰りました。

今日はとてもたくさん歩いたのに、シャワーしかないので、
足の疲れが全く取れなかった。




 
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