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おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

スペイン・ポルトガルの旅ー9

2008年10月14日 19時39分34秒 | スペイン・ポルトガル旅行
9月28日(日)

 旅行8日目、とうとう、スペインでの世界遺産めぐり最後の日を迎えた。

 昨日に続き、バルセロナ市内観光は、まず、モンジュイックの丘へと、バスは向かった。
モンジュイックの丘を中心とするエリアは、1929年の万博のメイン会場や、1992年のバルセロナ
オリンピックの競技場などがあるところです。
バルセロナオリンピックといえば、岩崎恭子や有森裕子が、思い出された。
この丘からは、バルセロナの市街地や港が,とてもきれいに眺められた。
かの有名な「サグラダ・ファミリア聖堂」の、高く聳える姿が見えた。


  サグラダ・ファミリアを中心に広がる市街地

             
                     バルセロナ港

 次に、世界遺産10ケ目、「グエル公園」へ向かった。
「グエル公園」は、ガウディが、パトロンであり、良き理解者だったグエル伯爵組んで、
最初に手がけた公園。
ガウディ独特の緩やかな曲線や色鮮やかなモザイクタイルを使ったベンチや、大階段など、
おとぎの国のような雰囲気でした。


        グエル公園の奇妙な歩道

             
                  曲線とモザイクタイルのベンチ

                     
                        おとぎの国のような階段

さらに、世界遺産11ケ目「サグラダ・ファミリア聖堂」を訪れた。
バスから降りてびっくり!。目の前に大きな大きな聖堂が聳え立っている。
首がこれ以上後ろに曲がらないくらいに見上げても、鐘塔の先が見えない程。
写真を撮るにも、相当離れなければ、全景など撮ることが出来ない。
観光客も多く、順番に並ばなければならなかった。

「サグラダ・ファミリア聖堂」は、1882年に建築家ビリャールが着工し、1891年から
アントニオ・ガウディが引き継いだが、彼の死後もいまだ建築が続く大聖堂である。
完成は50~100年後とも言われ、ガウディが残した設計図や模型を元に、
今も建物の中でも外でも工事をしているのをみることができた。
完成すれば、イエスと聖母をあらわす170mと150mの塔を中心に、イエスの降誕、受難、
栄光を表す3つの門と、使徒を意味する4基の塔などが出来る予定とのこと。
ガウディ存命中に唯一完成した誕生の門には、日本人彫刻家外尾悦郎氏による、
楽器を奏でる6体の天使の像がある、との説明を聞き驚いた。
内部には、ガウディの設計図や模型などが、展示されていた。


     大聖堂鐘塔部分

            
               大聖堂「誕生の門」入口

                    
                          6体の天使の像

 そして、この旅行最後の見学箇所、「ピカソ美術館」を訪れた。
14世紀頃の貴族の館を、美術館として使用している。
ここでは、ピカソの幼少から青春時代に描いた「青の時代」など、初期の作品の他
、2度目のバルセロナ時代に描いた作品が多い。
私には、ピカソの絵となると、抽象的な素人には何が描かれているのやら、さっぱり
解らない作品という意識があったが、ここへ来て初めて、ピカソも最初は印象的な絵を描き、
徐々に変わっていったのだということが分かった。
油絵だけでなく、デッサン、版画、陶器なども展示されていた。
        
          
              ピカソ美術館外壁

ホテルに帰る途中、港に近いランプラス通りの「コロンブスの塔」を、見学。
高さ60m、1888年、万博を記念して建てられた塔で、塔の上には、
新大陸アメリカを目指して旅立つコロンブスの像がある。
港の近くでもあり、テント(露天)のお店も沢山並んでいて、大勢の人で混雑していた。

             
                 新大陸を指差すコロンブスの像

バスが待機していた場所に、名も知らないピンクの花が咲いていた。
葉は殆ど無いのに、花が沢山咲いていて、実もぶら下がっている。
季節を間違えているのでは?と、思いカメラに収めた。

        
              名前の知らない花

 すべての見学を終え、いつもより早めにホテルに帰り、夕食はホテルで
さよならパーティでした。
ようやく、KNBパーソナリティ鍋田恭子さんの出番です。
ドレスに着替えた鍋田さんの司会で始まりです。

 料理は、いつもレストランで食べてきた夕食と同じ。硬いフランスパンと、
野菜のポタージュ、白身魚のムニエルに、あいかわらずフライドポテト付き。
赤白ワインが特別にテーブルに載ってるのが、ちょっと違っていたが・・・。
もう少し豪華な料理かな?、と思っていたが大はずれでした。

富山弁での、鍋田さんの軽妙な司会は、やはりパーティでは、無くてはならない人なのかもしれない。
自己紹介から始まり、飲んだり、食べたり、おしゃべりしたり、最後はビンゴゲームで大はしゃぎ。
鍋田さん、タクちゃん、添乗員さんの3人と一緒に、それぞれ記念写真を撮ったりと、スペイン最後の夜2時間あまり、全員で楽しく賑やかなひと時を送った。

明日(9月29日)は朝7:00にホテルを出発し、帰路に着く。

バルセロナから空路パリ、そして、関空へ。
9月30日(火)8:20関空到着。
入国手続きの後、JRで高岡へと帰りました。





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スペイン・ポルトガルの旅-8

2008年10月11日 11時33分57秒 | スペイン・ポルトガル旅行
9月27日(土)

 旅行7日目、朝一番ハプニングが起きた。
 8:15、バスに全員乗り込んで、さあ出発!と言うとき、一人の
女性が「スーツケースの鍵を忘れた~」と、突然言い出した。
添乗員が、すばやくバスから降り、駆け足でホテルの部屋へ探しに
出かけたところ、あいなく、「あった~」と彼女が叫んだ。
すると、KNBの男性社員(愛称タクちゃん)がすかさず、添乗員に伝えるために
バスを降り走った。
ところが行き違いになり、添乗員さんは全員バスの中に揃っているものと判断し、
バスを出発させてしまった。
出発時間が予定より少し遅れていたため、慌てていたせいもあった。

少し進んだところで、鍋田さんが「タクちゃんがいない!」と、悲鳴をあげた。
添乗員さんがすぐに携帯電話でホテルで待つよう連絡し、バスはぐるりと一回りして、
置いてきぼりになったことも気づいていないタクちゃんを迎えにいき、事は収まった。
添乗員さんのスピーディな対応に、拍手が起きた。

 今日はマドリッド市内を見学したあと、高速列車(AVE)を利用して、
バルセロナに向かうため、予定時間どうりに進めなければ、列車に
乗り遅れてしまう、重要な移動日だったのです。

 朝の空気が冷たく感じられる「ラス・ペンタス闘牛場」を外から見学。
スペインの国技”闘牛”は、マドリードでは、3月から10月の毎週日曜日に開かれるとのこと。
赤い立派な闘牛場の広場は、まだ人も少なく静かだった。
日中は、沢山の人で賑わい”スリ”も多いとの事。
名闘牛士の立派なモニュメントが建っていた。


           ラス・ペンタス 闘牛場

 次に、スペインのサッカーチーム、「レアル・マドリッド」のホームスタジアムを外から見学。
観客収容人数75,000人の巨大スタジアム「サンチャゴ・ベルナベウ」。
街の中心ともいえそうな場所にドーンと建っている。さすがサッカーの国だ。
サッカー音痴の私にはよく分からないが、チーム名ぐらいは知っている。
サッカーファンにとっては、この場所は最高の観光スポットかもしれない。

        
           サンチャド・ベルナベウ サッカー場

 そして、マドリード市内最後の観光地「スペイン広場」へと進んだ。
「ドン・キホーテ」の原作者セルバンテスの没後300年を記念して建てられた
モニュメントがあり、中央にセルバンテス像、ドン・キホーテと、従者サンチョ・
パンサの銅像が、大きなビルを背に、市内を見下ろしていた。

               
                ドン・キホーテ像

 市内観光を終えて、高速列車(アベAVE)のマドリード駅へ。
今年3月開通したばかりの、マドリードからバルセロナを結ぶスペインの新幹線だ。
11:30、スマートな列車に乗り込む。
全席指定で、車内サービスでは、イケメンの車掌さんが、ゼリー菓子を配ってくれた。
流れ行く車窓の風景は、やはり、バスから見たと同じ赤茶けた大地と、ここでは
珍しい、水を湛えた小さな池や緑のある畑がみえた。
バルセロナには予定通り、14:54に到着した。

 
           新幹線(アベ AVE)

 バルセロナの新幹線駅(チャマルティン)に降り立ち、荷物をバスに積み込んでから、
フリータイムが約3時間、取れることになった。
駅のすぐ近くに広がる”カタルーニャ広場”には、土曜日とあって、大変な
賑わいだった。またまた、”スリに気をつけるように”と念を押された私たちには、
右も左も分からない場所では、どうすればよいやら迷っていた。
そこで、カタルーニャ広場から南北に別れる「ランブラ通り」組と
「グラシア大通り」組の二手に別れ、それぞれ途中まで添乗員さん、ガイドさんに
付き添ってもらい、混雑する通りを歩いた。
             
              
                  カタルーニャ広場

「グラシア通り」は、高級ブランド店が並ぶショッピングストリート。
でも、私たちは、ブランド店を横目に、その先にある、「カサ・ミラ」という建物を目指した。
「カサ・ミラ」とは、バルセロナが生んだ天才建築家”アントニ・ガウディ”の最後の民間建築である。
波打つような外観と彫刻のようなバルコニーの欄干が目につく。
また、屋上は幻想的で、不気味なオブジェが林立し、ガウディの奇才さを物語っているようでした。

       
            正面から見た「カサ・ミラ」

                   
                         「カサ・ミラ」屋上

 ひと通り見学後、元のカタルーニャ広場へ戻り、全員揃った後、バスでバルセロナ港に程近い
レストランへ向かった。
今日の夕食でようやくスペインの代表的料理”パエリア”を食べることとなった。
ボーイが、”パエリア”を持って、各テーブルへ見せに来てくれた。
でも、私の知っているパエリアとは、少々違うようだった。
”パエリア”とは、シーフード(エビ、ムール貝、甲イカなど)が、入った
スペインの炊き込みご飯のイメージだったのに・・・。
しかし、今日のは、シーフードなどぜんぜん入ってなく、ピーマンと豆(ヒヨコマメ?)が
入っているのみ。シーフードらしき味が少し感じられたが・・。
もしかしたら、野菜パエリア?。それとも、予算のせいかしら?
      
           期待はずれの”パエリア”

期待はずれの”パエリア”の夕食を済ませレストランを出ると、バルセロナの
港は夕日に染まっていた。













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スペイン・ポルトガルの旅-7

2008年10月09日 14時11分56秒 | スペイン・ポルトガル旅行
9月26日(金)

 この旅もいよいよ6日目となった。

 今日は、スペインが誇る「プラド美術館」を、まず1番に訪れた。


           プラド美術館

 スペイン王家が収集したコレクションを「王立美術館」として1819年に
公開したのが始まり。
収蔵点数8000点!。パリの「ルーブル美術館」、ロンドンの「ナショナル・
ギャラリー」と並ぶ「世界三大絵画館」と称されている。
プラド美術館にはスペインの三大巨匠、ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコの
作品、特にゴヤの作品は100点を超える。

ゆえに入館は厳しく、入口で荷物のX線検査と金属探知機のチェックがある。
まるで、飛行機に乗り込む時と同じだ。
さらに、カメラの持ち込みも禁止で、それぞれの名画を、ガイドの説明を
聞きながら鑑賞した。


 次に市内の中心プエルタ・デル・ソル広場等をバスの中から見物しながら
白い御影石でできた「王宮」へ。この王宮には、なんと2,800もの部屋が
あるとのこと。周辺の散策と革製品のお店へ。


            王宮と公園

 王宮周辺のオリエンテ広場は、白い王宮と、フェリベ4世の騎馬像、イギリス風
庭園の緑がマッチしていて、とても素晴らしく、気持ちよい散策を楽しんだ。
珍しいことに、日本語で書かれた案内板があった。

昼食後、世界遺産9つ目「古都トレド」へ向かった。

 トレドは、歴史的建造物が多く残る旧都として、世界遺産に登録されている。
古代ローマ時代から要塞都市として栄え、イスラム時代にはイスラム教、ユダヤ教
、キリスト教の3つの宗教が共存、民族や宗教を超えた交流が、独特の町並みを
作ったといわれている。

ガイドは、中世の面影をそのまま残す古都「トレド」の全体を眺められる高台に、私たちを案内してくれた。


          トレド全景
タホ川と7つの丘に囲まれた眺めに、思わず「すばらしい!!」と、全員が
声を上げた。
この景色は、よく絵画や写真に収められている。

 城壁に囲まれた旧市街にもどり、スペインの主席大司教座がある大聖堂(カテドナル)や、
エル・グレコの作品が展示されたサント・トメ教会を見学。
石畳の坂道や狭い路地が多い街を歩いた。


       サン・トメ教会

    
          旧市街の狭い路地
          
              老舗リャドロのポーセリアンアート人形

             
                  タホ川を渡る橋(修理中)

 途中、トレドの伝統的な工芸品、象眼細工の作業場を見学。
手作業で金箔を模様に貼り付けて出来る象眼細工は、日本でも作り方は
同じではないだろか?。図柄は全く違うが・・・。

  夕食のレストランのメニューは、温野菜と、牛カツレツ、デザートと聞き、
期待していったが、カツレツは薄くて硬い牛肉に、殆ど衣がついていない
ようで、びっくり。この国のカツは衣が薄いのだろうか?

夕食を済ませ、昨夜と同じホテルへ20:00頃戻った。




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スペイン・ポルトガルの旅-6

2008年10月07日 10時28分30秒 | スペイン・ポルトガル旅行
9月25日(木)

 今日は、世界遺産8つ目「アルハンブラ宮殿」を訪ねた。

なんと、この宮殿は昨夜宿泊したホテルから、歩いて15分位の
場所だったのです。
私たちは、シェラ・ネバダ山脈に抱かれたグラナダの町の東側に来ていた
ことになります。
グラナダは、スペイン最後のイスラム王朝で、1492年キリスト教徒による
「グラナダ陥落」まで繁栄をきわめた都市だったところです。

「アルハンブラ宮殿」は、13世紀前半より建てられた、イスラムの
栄華を永遠に伝える赤い城です。
”城砦アルカサバ”・”王宮”・王族の夏の別荘としてたてられた
”離宮と庭園ヘネラリフェ”からなる広大な敷地を占めています。


         城塞 アルカサバ

 宮殿内部には、王の居住区域、公務の場、モスク、市場、浴場などあり、
1つの小さな町のような造りとなっている。

 建物内はイスラム建築の最高傑作といわれ、精緻な彫刻や色鮮やかな
タイルなど、華麗なアラベスク模様で埋め尽くされていた。


       精巧な文様と色鮮やかなタイルの壁面

また、柱廊で囲まれた中庭の池に写る建物も素晴らしかった
            
              中庭の池
       

       白大理石の柱列とライオンの噴水(修理中)


           見事な壁面と窓からの風景

           
                   鍾乳石装飾の天井


      小高い丘に点在するジプシーの住居(穴)

 また、離宮と庭園は、緑豊かで、水音のする「アセキアの中庭」には、
両側から水を噴出しアーチを描くアセキア(掘割)となっていて、
シェラ・ネバダ山脈の雪解け水が、利用されているとのこと。


             アセキの中庭

 約2時間あまり、アルハンブラ宮殿を見学した後、グラナダ特産の寄木細工や、
グラナダ焼(陶器)を買い、首都マドリッドへ向かった。
バスはどこまでも続くオリーブ畑やブドウ畑の、赤茶けた大地に伸びた
高速道を進んだ。

 途中、小説「ドンキホーテ」の舞台となったカスティーリャ・ラ・マンチャ
地方の、風車の並ぶ丘[コンスエグラ」の町や、作者セルバンテスゆかりの村
など立ち寄った。


        ドンキホーテゆかりのレストラン


        コンスエグラの風車群

途中から、雨が降り出したが、風車の並ぶ丘に到着したときは、雨もピタリと
止み、青空が私たちを出迎えてくれた。

リピーターたちの話によると、「鍋田恭子さんと行く、・・・旅行」は、すでに
10数回を数えているが、いつも”晴れ”のお天気とのことで、今回もこの
バスに乗っているときだけが、”雨”という10日間でした。

そしてさらに、マドリッドまで、約2時間。
今日はグラナダを出発してから、なんと走行距離400kmを走って
きたことになる。

ホテルに荷物を下ろし、レストランで夕食を頂いた後、スペインといえば
”フラメンコ”。ジプシーの民族舞踊、フラメンコショーを鑑賞した。
フラメンコショーは、午後9時頃から始まり、1日2回とのこと。
薄暗く狭いお店の中は、殆ど満席状態で、日本人観光客も大勢訪れていた。
踊り手と歌い手、ギタリスタの三者の、情熱的な歌と踊り、演奏を堪能した。

ショーが終わってホテルに帰ったのは、午後11時でした。











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スペイン・ポルトガルの旅-5

2008年10月06日 10時38分21秒 | スペイン・ポルトガル旅行
9月24日(水)

 朝一番に、スペイン広場をたずねた。この場所は1927年に
セビリアで開催された万博会場であり、タイル装飾の素晴らしい
建物は、その時建てられたものである。



               スペイン広場
          

  全員で記念撮影をし、次の観光スポット、世界遺産5つ目「カテドラル」
へ、向かった。

「 カテドラル大聖堂」は、ヨーロッパ屈指の規模を誇る、キリスト教と
イスラム教が共存する大聖堂です。
完成までには、約1世紀もの歳月をかけて建設されたといわれている。


            カテドラル大聖堂

ゴシック様式とルネッサンス様式が混合した建物であり、堂内には、
93枚のステンドグラスが飾られ、美しい色の光が差し込んでいた。
また、高さ93mの”ヒラルダの塔”(風見鶏)にのぼると、セビリアの
市街が一望できた。


       ヒラルダの塔

        
             礼拝を呼びかけた鐘

                 
                       大聖堂の屋根と市街

 次に世界遺産6つ目「アルカサール」は、イスラム時代には、城塞と
して使用され、その後キリスト教の王の王宮となったもので、時間の
関係で、内部へは入らずにライオン門の前だけを、見るに留まった。

      
           アルカサール ライオン門


 午後は世界遺産7つ目「コルドバ歴史地区・メスキータ」を見学。
”メスキータ”はイスラム教寺院とキリスト教の礼拝堂が同居する
珍しい寺院です。


          金色に輝くメスキータ内部

馬蹄型の円柱が約850本も立つ”円柱の森”や、荘厳な雰囲気の
礼拝堂など、イスラム時代の遺構を見る事が出来た。
幻想的な”円柱の森”をデジカメで撮ったが、失敗してしまい
とても残念だ。

 メスキータの外に広がる旧ユダヤ人街は、迷路のように入り組んだ、
人一人がやっと通るれるくらいの細い路地で、両側の外壁には、きれいな
鉢植えがある”花の小径”と呼ばれている一角があった。
中世の街に、ほっとするやさしさを、感じさせられた。

               
                    花の小径

 今日の観光はすべて終わり、グラナダへ向けて高速道を走った。
グラナダまでは、約2.5時間、道の両側にはオリーブ畑が延々と続いていた。

         
               延々と続くオリーブ畑

時差の関係で、写真の日付がずれてきました。



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スペイン・ポルトガルの旅-4

2008年10月04日 23時13分56秒 | スペイン・ポルトガル旅行
9月23日(火)

 今日は、午前中はリスボンの観光スッポトめぐりだが、午後は、いよいよ
スペインのセビリアに向かって移動する日なので、スーツケースの積み込みを
して、バスに乗った。

 まず、世界遺産2つ目「ベレンの塔」。リスボンの港に出入りする船を監視する
目的で、16世紀に建てられた白い美しい塔でした。3階建てで、地下には
政治犯の水牢もあった物で、現在は博物館になっている。


          海の中のベレンの塔

 次に、ポルトガルの大航海時代の基盤を作ったエンリケ航海王子の没後500年を
記念して建てられた「発見のモニュメント」を見学。
この記念碑は、船の船首の曲線に似せて作られていて、その時代の探検家、芸術家
科学者・宣教師などの像が両側に並んでいる。バスコダガマや、フランシスコザビエル、
マゼランなど聞き覚えのある人物もいた。

       
          発見のモニュメント

この記念碑正面の石畳には、ポルトガル航海者が辿った航路を示す世界地図のモザイクがあった。
日本はポルトガル船が豊後に漂着した1541年が記述されていた。

                 
                    モザイクの世界地図(日本の部分)
 そして、この場所の向こう側には、世界遺産3つ目「ジェロニモス修道院」
白亜の華麗な建物がその姿を見せていた。
エンリケ王子建立の礼拝堂跡に、16世紀、当時の王が建築を開始し、
19世紀に完成したものです。現在も修道院として使われ、毎日ミサの
鐘が響いているとのことです。


     ジェロニモス修道院
       
               修道院正面
            
                 礼拝堂内の見事なステンドグラス
                 
                         修道院中庭

 さらに、世界遺産4つ目「エボラ歴史地区」へ。ローマ時代の遺跡
”ディアナ神殿”を中心に、小さな城壁の街として残され、大学もあり、
学生の街でもあった。


        ディアナ神殿遺跡

           
                  城壁に囲まれた街

昼食を城壁の街の修道院を改修したレストランで済まし、16:30、
一路、スペイン・セビリアへ向かった。約3時間半あまりバスは走り、
20:00セビリアに到着。

今回のツアーは、食事は殆どホテルの外のレストランを利用している。
メニューも、野菜スープ、メイン料理(チキン・豚肉・牛肉・魚介のソティー等には、必ずフライドポテトが添えられている)、デザート(甘いケーキ、アイスクリーム、フルーツポンチなど)の3種で、飲み物は、各人好みのものを注文。
ビール、ワイン、ジュース、ミネラルウオター等。
どの料理も、特別おいしいとは思われなかった。食べられないことは無いが・・・。

 
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スペイン・ポルトガルの旅-3

2008年10月04日 09時34分31秒 | スペイン・ポルトガル旅行
9月22日(月)

 リスボンの朝は7:00頃にようやく明るくなった。
バイキング形式の朝食を済ませ、9:00、バスで出発。このバスは
昨夜、空港から乗ったもので、今回のツアー7日目のマドリッドまで、
ずーっと私たちを運んでくれるのです。

 ガイドは、日本人ガイドと、当地ガイドの二人がバスに乗り込みました。
当地では、国家資格を持ったガイドがついていなければ、観光施設へは
入れないとのことです。
まず目指したのは、ヨーロッパ大陸最西端の地である「ロカ岬」。
「最西端を記したモニュメント」と、その前に広がる大西洋を、
140mの絶壁から眺め、楽しんだ。

          絶壁と美しい大西洋

       
             ロカ岬モニュメント

 そして、発行番号と、手書きの個人名が書かれ、シントラ市長の
蝋印がおされたA-4サイズの、立派な「最西端到達証明書」を
記念に貰った。


 さらに、深い緑の中に豪華な城館が見え隠れするシントラ山系へと
バスは進み、今回の世界遺産巡りの一番目「シントラ王宮」へ到着。
美しい街並みと、天にそびえる巨大な2本の尖塔が特徴的な、シントラ
王宮の中を巡った。15世紀、王室の栄華を誇った時代の調度品や、
室内装飾が残されていた。


             シントラ王宮

           
 そして、リスボン市内へと戻った。ポルトガルのシャンゼリゼと称される
リベルダーデ大通りを抜け、幾何学模様の植え込みがきれいな「エドウアルド
7世庭園」から、リスボンの美しい街並みと、その先に広がる大西洋を眺め、
カフェやみやげ物店などが多い観光の中心地ロッシオ広場を通り、繁華街へと
入り、日本を離れてからはじめての、お買い物を楽しんだ。



        ジャガランダの緑がきれいなリベルターデ大通り

    
           ヘドロ4世の銅像が建つロッシオ広場             
         
                 エドウアドル7世庭園
          
            
                   お買い物をした繁華街
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スペイン・ポルトガルの旅-2

2008年10月03日 11時17分21秒 | スペイン・ポルトガル旅行
私の旅の一日目は、高岡5:07サンダーバード2号乗車から始まった

駅に着くと、それらしき人達が数人見受けられた。声をかけるとやはり同じ
ツアーに参加の人だった。
サンダーバードには、富山駅から乗り込んだ10名と、このツアーの顔
「鍋田恭子さん」、そして添乗員の方が顔をのぞかせた。

そして、一路関西国際空港へ。
関空で、出国手続きをして、11:50発のエールフランスAF-0291便で、
まずはフランス、シャルルドゴール空港への12時間半の空の旅が出発した。


        フランスの上空から

飛行機のエコノミークラスは狭く、長時間座ったままの姿勢は、とても大変
だった。
しかし、お天気が良くて、窓からは、海や陸地がはっきり見え、ロシアの北の
ほう?にあたるところでは、壮大な雪の山や大地が光り輝いて見えた。


        シャルルドゴール空港(パリ)

そして、パリにて飛行機を乗り継ぎ、リスボンへの2時間半の空旅が
さらに続いた。

ポルトガルの首都リスボンに到着したのは、同じ日9月21日の、21:45。
ホテルには22:45にようやく入ることが出来た。
日本時間なら、9月22日の5:30頃になるのでしょうか?。
日本を出発してから丸一日が過ぎていた。

今回のツアーは、参加者30名、KNBから鍋田さんと大阪支社の男性社員
そして阪急交通社の添乗員の計33名です。

参加者のうち20名はツアーのリピーターとのこと。
だから、鍋田さんも添乗員も殆ど顔なじみの方たちなので、まるで会社の
慰安旅行かと思われるような、和気あいあいの雰囲気が感じられた。



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スペイン・ポルトガルの旅

2008年10月01日 12時11分07秒 | スペイン・ポルトガル旅行
 昨日午後4時、”スペイン・ポルトガル 世界遺産を巡る10日間の旅”
から、無事帰ってきました。
今日は時差ぼけなのか、疲れなのか、目を覚ましたら、8:45でした。
ゆっくり朝食を食べていたら、昨日、関空から送った宅配便のスーツケースが
もう到着。時計をみたら10:50。
”午前中に配達”と依頼していたのだから、当たり前です。
私の時間感覚が狂っているのです。

早速、トランクを開けて荷物の整理。
まずは洗濯。今、12:00。一回目の洗濯機がうなり声を上げています。
幸いお天気も良いので、片付けがはかどりそうです。

旅の思い出は、これからゆっくり書きたいと思っています。
コメント (2)
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