おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~⑧

2010年09月07日 20時36分02秒 | スイス旅行
第7日目 7月21日(水)

  チュ~リッヒ~パリ~成田

とうとう、旅行最後の日となった。

突然の予定変更で、今日はチューリッヒ市街観光です。

空港に近いスイスインターナショナルホテルを10:00に出発。
市内中心部で、フリータイム3時間を過ごすことになった。

チューリッヒは、スイス最大の都市です。
世界的にも重要な金融と商業の中心地であり、歴史的建造物も多く中世の雰囲気が
感じられる。
歴史の遺産と新しい文化が融合した町である。

フラウミュンスター(聖母聖堂)の前でバスを降り、聖堂の中を見学。

     

中央の聖堂部分にあるシャガールのステンドグラスが美しい。
青緑の屋根の細い尖塔(時計塔)が目印の聖堂です。

リマト川を渡り、対岸のグロスミュンスター(大聖堂)へ。

     

チューリッヒ最大のロマネスク様式の教会で、双子の塔が際立つ。
2つの教会の礼拝を済ませ、リマト川沿いを歩き、リンデンホフへ向かった。

リンデンホフは、チューリッヒ発祥の地であり、小高い丘の上の静かな公園です。

     

大きな時計が目印のチューリッヒ最古の聖ペーター教会など、対岸の美しい街並みを
望むことができました。
ベンチでしばらく腰を下ろし、一休み。時折涼しい風が頬を撫でる。

そして、チューリッヒのメインストリート、バーンホフ通りを歩く。
菩提樹の生い茂った並木道の両側には、有名ブランドのブティックやデパートが
立ち並ぶ、世界でも有数な高級ショッピング街であり、ビジネスの中心地でもある。
大勢の人達が、行き来し、賑わいを見せていた。

ウインドウショッピングを楽しみながら、バーンホフ通りの突き当たりにある
チューリッヒ湖の遊覧船乗り場となっているビュルクリ広場へ。
湖上に見えるうつくしい市街を眺めながら、しばし時を過ごした。

     

歩き回ったので、とても疲れていた。

この後、バスでチューリッヒ空港へ戻り、16:40パリ行きの飛行機で
楽しかった、スイスに別れを告げた。

パリでは、当初の予定通り20:00発の飛行機で成田へと向かい、翌日の7月22日
14:40に無事成田に到着。

日本では、すでに梅雨が明けていて、気温30℃、非常に蒸し暑さを感じた。



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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~⑦

2010年09月04日 09時13分40秒 | スイス旅行
第7日目 7月20日(火)

ウェンゲン(ホテル)~ラウターブルネン~ルツェルン~マイエンフェルト~チューリッヒ

7月14日から始まったこの旅行も、そろそろ終盤に入りました。
スイス・アルプス3大名峰も氷河特急も、すべてお天気に恵まれ、素晴らしい風景を
こころゆくまで満喫したのです。
もう、山々とは、お別れです。

今日は、帰国に向けて、高原の町から都市部へと移動しながら、遠くから眺めるアルプスと
湖が美しい町”ルツェルン”、そして、アルプスの少女”ハイジの郷”の観光です。

添乗員さんが大好きな村ウェンゲンを8:00に出発。列車でラウターブルネンまで
下り、ラウターブルネンからバスで、約1時間半、ルツェルンへ向かいました。
バスの中は、連日の疲れが出てきたのか、殆ど全員眠っていました。

ルツェルンには、到着したのは10:20でした。
町の中心部でバスを降りると、大変な暑さでした。今まで、ずーっと高原や高山を
観光していた我々には、暑さは応えました。

ルツェルンは、城壁に囲まれた中世の面影を残す美しい街です。

まず、”ライオン記念碑”を見学。フランス革命時に、ルイ16世に忠誠を誓って
戦死したスイス傭兵を悼んで造られたもの。

      
    ライオン記念碑

自然の砂岩に瀕死のライオンが彫られていました。
ちょうどその前の池を清掃中で、あまり綺麗な風景でなく、ガッカリしました。

次に”カペル橋”という木橋へ。街中を流れるロイス川に架かる14世紀前半に
建造された全長204mの屋根付きの木橋です。

      
             長いカペル橋の両サイドに咲く花々

橋の両側にはびっしりと花の鉢植えが飾られていて、見事に美しい眺めでした。
この景観も、花の多い季節(夏季)限定とのことで、私たちは、良い時季に
遭遇したことになります。

        
             両岸に並ぶカフェテリア

        
             中世の趣を残す旧市街

その橋を渡り、約1時間のフリータイムで、石畳の旧市街を散策。
川の両岸には、市場やカフェテリアが並んでいて、とても賑やかでした。
又、美しい川には白鳥が泳ぎ、その先には、歴史ある建物や時計塔などが目に映りました。

レストランで、昼食をとった後、再びバスで約2時間のマイエンフェルトへ向かった。

マイエンフェルトは、「アルプスの少女ハイジ」の舞台となった小さな村です。
まず、「ハイジの泉」へ。

       
               ハイジの泉

       
              のんびりした牧場の風景


ハイジの生みの親である作家ハンナ・シュピリを記念して作られた石像です。
周辺は山とのんびりした牧草地が広がっていたが、少し期待はずれな石像だったことと、
暑さで、早々にバスの中へ引き揚げてしまった。

さらに草原の中をバスが進むと、”ハイジの里”の看板があり、「アルプスの少女ハイジ」の
名シーンをよみがえさせるような、山小屋と草原の風景が広がっていた。

      
             ハイジの里の看板が出迎え

      
             ハイジの家と牛さん

ハイジドルフと呼ばれる休憩所には、ハイジの村のモデルとなった古い家(これは、
作者ヨハンナ・シュピリが子供時代に過ごした家)や、ハイジグッズ等が販売されていた。

      
             羊と遊ぶ青い目の少女

      
             羊の水のみ場(井戸水かな?)

建物のすぐ横には、羊も数頭飼われていて、子供たちは、羊と楽しそうに戯れていた。
約1時間のマイエンフェルト観光を終えて、再びバスでの移動です。

約2時間後、チューリッヒに到着。

       
           バスの窓から見えたチューリッヒ湖

       
           夏休みで大賑わい

チューリッヒ湖も氷河湖の一つであり、大勢の避暑や観光客で賑わっていた。

      
           展望台から見たチューリッヒ

チューリッヒ工科大学の展望台から、街並みを眺めホテルへと向かった。
チューリッヒ空港に近いホテルへ到着したのは、20:00。

ここで、思わぬ事態が発生。添乗員の話によると、明日、予定していた飛行機
フランスの空港ストのため、欠航となったとのこと。
そのため、明日予定していたパリ市内観光はできなくなり、急遽、明日半日約3時間は、
チューリッヒに留まることになり、チューリッヒ観光に変更となった。

この予定変更が決定するまで、添乗員は、代わりの飛行機の手配などで、相当苦労されたようでした。
我々も、もしかしたら、スイスに後一日滞在しなければならないのではと、とっても
心配しました。

夕食のためホテルから再び市内へと繰り出し、居酒屋風のレストランで、スイス最後の
ディナーとなったが、メイン料理は、”スイスソーセージ”。

         

どんなのが出てくるのかと楽しみにしていたのに、太くて弓なりに曲がったソーセージが
ドーンと一本、お皿に載せられてきてびっくり。付け合せも、相変わらずフライドポテト。
見ただけでお腹が膨れ、食欲もなくなりました。仕方なし半分くらい食べて残しました。
ガッカリしたせいか、どんな味だったか記憶に残っていません。

でも、今夜のホテルは、この旅行中で、最も高級なホテルなので、夕食のまずさは
帳消としましょうか・・・。





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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~⑥-2

2010年08月31日 21時09分08秒 | スイス旅行
第6日目 7月19日(月) 続き

登山電車でユングフラウヨッホからアイガーグレッチャーまで降りてきた一行は
ここから、専門ガイド(日本人)の案内で、クライネシャイデックまで、約2.4km
約1時間のハイキングを楽しみます。

       
               アイガーグレッチャー駅

歩き始めると目の前に、迫力あるアイガー氷河と名峰ユングフラウを身近に眺めることができるのです。

       
              目前に見えた巨大なアイガー氷河

大自然の凛々しい一面に出会ったような気がしました。

        
         ロトゥス・アルピヌス

            
                色鮮やかなゲンティアナ
         
       
              スイス3大名花の一つ アルペンローザ

また、キンポウゲやロトゥス・アルピヌスなどの黄色の花が、ジュウタンを敷き詰めたように、
咲き乱れていて、真っ青な空の下、素晴らしい眺めを満喫できました。

しばらく歩くと、登山鉄道の線路を越える場所に出ました。

               アプト式線路を登る登山電車

レールの真ん中にアプト式線路の歯車が見え、この歯車で、列車は高度を上げながら
進んでいくのだと、実感しました。

クライネシャイデック駅に近づくにつれ、アイガー北壁の垂直の急峻な壁が大きく
目の前に現れました。

       
            とてつもなく大きくて急峻なアイガー北壁

こんなとてつもなく大きな壁を、日本の女性登山家今井通子さんが、1969年8月登頂に
成功しているのですね。
死の恐怖と戦いながらの登頂だったのではないでしょうか。

      
         お花畑の中から、アイガー(左)とメンヒ(右)

      
         ユングフラウをバックにハイキングコースを下る

緩やかなハイキングコースを、のんびりと大自然の美しさにただただ感動しながら、
クライネシャイデック駅へと歩きました。

この駅の裏には、小説「アイガー北壁」の作家、新田次郎さんの記念碑も
作られています。時間の関係で、見に行くことはできませんでした。

14:40の電車でウェンゲン駅へと戻り、その後フリータイムとなりましたが、
私たち十数名は、オプションの”ブリエンツ湖(氷河湖)クルージング”のため、
そのまま電車でインターラーケン(標高567m)へと向かいました。

ここからバスでプリエンツまで行き、湖を遊覧しながら、インターラーケンへと
戻ってくる1時間のコースでした。

      
          青く澄んだブリエンツ湖

氷河湖の特徴とも言える細長いブリエンツ湖、あくまでも「青」く澄んだ湖水と
周りの山々の「緑」が素晴らしく、船もゆっくりと進んでいきます。

      
          昔懐かしい蒸気遊覧船

60年前の蒸気船だったことは、珍しかったが、デッキに出ても蒸し暑く、
クルージングの楽しみであるランチやティーもなく、ちょっと不満の残る
クルージングになってしまった。

再び列車で、ウェンゲンへと戻ったが、車窓からは、のんびりゆったりとした
緑豊かな風景を楽しむことができた。

ウェンゲンへ戻ったのは、すでに19:00を過ぎていた。
そのまま今夜の夕食のレストランへと直行。

       

          二連泊したウェンゲンの可愛いホテル

パスタ料理を楽しんだ後、昨夜と同じメルヘンテイックなホテルへと戻った。





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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~⑥-1

2010年08月28日 14時02分13秒 | スイス旅行
第6日目 7月19日(月)

  ウェンゲン(ホテル)~ユングラッフヨッホ~アイガーグレッチャー~クライネシャイデック
~ウェンゲン(ホテル)


今日は3大名峰の3つ目、ユングフラウヨッホの観光です。

朝、8:45ウェンゲン駅(標高1273m)より、ウェンゲン鉄道とユングフラフ登山鉄道で、
ヨーロッパ最高所にある駅ユングフラフヨッホ駅(標高3454m)へと、向かいます。
朝の太陽が眩しい、とても素晴らしいお天気になりました。

        
       ホテルのテラスからユングフラウが美しい

        
       ウェンゲンのメインストリートから

        
       ひんやりと肌寒さを感じる静かな朝のレストラン

ここから、ツアーのDVD製作会社”CRV TOKYO Ltd.”のカメラマンが
同行し、われわれ一行の撮影をすることになりました。
このDVDは、予約すれば、予約者を中心に編集し、翌日の朝の出発までに届けてくれ、
1本15,000円で、販売されるとのことでした。

         
         朝のウェンゲン駅

         
         登山電車の車窓から

         
         大きなビデオカメラを担いだカメラマン

ウェンゲン駅から出発した電車は、途中、クライネシャイデック駅(標高2061m)で
ユングフラウ登山電車に乗り換えました。
ユングフラウの大きく美しい姿が、目前に飛び込んできました。

この登山電車に、日の丸と「大津」と書かれたプレートがついている
一両がありました。

        
            クライネシャイデック駅

        
            日の丸と「大津」のプレート付き車両

なぜこのようなところで、「大津」が出てくるのか?、不思議に思ってたずねると
ユングフラウの玄関口であるインターラーケンと大津が姉妹都市であるとのことでした。

大津とインターラーケンとは、地理的条件等において、共通点が多く見られることから、
昭和53年に、大津市制80周年を記念して、姉妹都市提携がされたそうです。

       
         緑の中の登山鉄道

       
         アイガー北壁

       
         アイガー内、展望台

そして約50分、殆どがトンネルの中を走る電車だが、アイガー北壁の展望箇所で
途中下車し、アイガーの壁に触れたり、雄大な景色を眺めたりしました。
”アイガー北壁”は映画や新田次郎の小説などで有名な山です。

電車を降りると、今度は高速エレベーター約25秒でユングフラフヨッホの展望台
「スフィンクス展望台」(標高3571m)に到着しました。

      
        スフィンクス展望台(ヨーロッパ一高い場所にある展望台)

      
       ユングフラウのパノラマが広がる(標示板を参考に)


この展望台は、ゲレンデ、レストランなどの施設が集まった観光スポットです。
又ここには、富士山にある簡易郵便局との姉妹都市提携を記念した日本のポスト
ありました。
世界一高い場所にあるポストです。

        
          ユングフラウと白い三角の姿が綺麗なシルバーホルン

        
            雄大なアレッチ氷河

展望台からは、これまで眺めてきた2大名峰とは又違った姿のスイスアルプスの
大パノラマが広がっていました。
アレッチ氷河や、アイガー(標高3970m)、メンヒ(標高4099m)、ユングフラウ(標高4158m)の
3山が
目前に迫り、その美しさと迫力がしばし時を忘れさせてくれました。

        
            万年雪で覆われたプラトーテラス

        
           アイガーとユングフラウの間に聳える山「メンヒ」

又、雪の上を歩くことができるプラトーテラスにも出て、美しい山々を間近に眺め、
登山気分を味わいました。

その後、再度電車でアイガーグレッチャー駅まで下り、ここからハイキングをします。

標高3000m以上もある高所に、100年も前にこのような登山鉄道を作り、観光開発
進めて行ったことに驚くとともに、観光に生きるスイスの逞しさのようなものを感じました。

                         続く



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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~⑤-2

2010年08月24日 09時42分02秒 | スイス旅行
第5日目 7月18日(日) 続き

昼食後、バスで、約3時間 約100kmの峠越えをしながらインターラーケンへと
向かいます。
この峠越えは、スイス絶景の2大峠越えといわれる美しいところです。

まずフルカ峠でバスを降り、ローヌ氷河を実際に足で踏み、氷河の中へも入って体験できるのです。

         
           ローヌ氷河展望台。ツーリングのバイクが非常に多い

展望台からすこし下へ降りていくと、ローヌ氷河が果てしなく広がって、その素晴らしい景観を見せていた。
氷河の一部にテントで覆われた場所があり、ここから、氷河の中へと入ることが
できるのです。

         
           ローヌ氷河。手前に白くみえるテントから中へ入る

         
           真っ青に見える氷河内部

雪のトンネルならぬ、氷河のトンネルです。雪のように白くはなく、まさに
水の塊(氷)のブルーの壁が続いていました。
その透き通る美しさに、言葉も出ませんでした。なんて綺麗なんでしょう!!。
氷の壁に触ってみました。ひゃっと冷たく汗がいっぺんに引いていきました。

ツアーのメンバーの中では、数人しか体験していません。
添乗員の「ぜひ体験してください」の言葉を、聞いていなかったのでしょう。

       
         解けて流れ落ちる氷河

       
        解けた氷河が川となって谷を流れる

氷河が溶けて、川へとに流れていく風景も、しっかり見えました。

ローヌ氷河を後に、バスはジグザグに曲がりながら、どんどんグリムゼル峠へと
登って行きます。

       
         バスの窓からダム湖のような湖

窓からの雄大な眺めも最高でした。たくさんの観光客が来ている様で、車やバス、
バイクなどでところどころ渋滞気味、道幅も狭くハラハラしました。

グリムゼル峠への途中、真っ青な氷河湖が、満々と水をたたえ、はるかアルプスの山々を背に、
美しい眺めを見せていました。

       
          グリムゼル峠の氷河湖、水の青さが印象的

壮大な景色を眺めながらのドライブは、インターラーケンまで続きました。

インターラーケンは、アイガー・メンヒ・ユングフラウなど4000m級の山々が
連なる山岳エリア”ベルナー・オーバーランド”の玄関口です。

       
        ヘーエマッテ公園

       
       公園から雪をかぶったユングフラウの美しい姿、

ここでは、免税店で買い物を楽しんだり、散策をした後、夕食は、カジノ・クアザールでの、
ヨーデルとアルペンホルンディナーショーを楽しみました。

年配の女性と男性2人の3人で、ヨーデルを歌い、長い長いアルペンホルンの演奏や
ベルの演奏を見せてくれます。

      
       ヨーデルを歌う

      
       アルペンホルンの演奏

また、お客にも、ホルンを吹く体験をさせてくれました。
子供はさっとふけるのに、大人には難しいようで、なかなか音が出ませんでした。

夕食の後、再びバスで30分ラウターブルネンへと移動し、さらに列車で15分、今夜の
宿泊地ウェンゲンへと行きました。

ラウターブルンネン駅での列車待合時間中に、歩いて9分ぐらいのところにある
シュタウプバッハの滝を見に行くことにした。しかし、移動で疲れているので、
少し離れた場所から眺めるだけで、駅へ戻った。

       
シュタウプバッハの滝(落差300mは、ヨーロッパ第2の規模を誇る)

ウェンゲンへは、電気自動車しか乗り入れできないため、一駅だけ列車に乗るのです。

       
       ホテルへ向かう一行

ウェンゲンへ到着したのは、22:00。夜はすっかり更けていました。



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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~⑤-1

2010年08月21日 15時27分51秒 | スイス旅行
第5日目 7月18日(日)

ツェルマット~アンデルマット~インターラーケン~ラウターブルネン~ウェンゲン

今日の予定は、このツアーの魅力の一つ、人気の「氷河特急」に乗れることです。

昨夜は、久しぶりにゆっくり休むことができたので、今朝は早くに目が覚めた。
朝5:00、何気なく部屋のカーテンを開けると、まだ、薄暗い空にマッターホルン
姿が、何のかげりもなく見えるではありませんか。
びっくりして、ベランダへ出て、その素晴らしい姿を見続けていました。

          
         夜明けの空に頂上を見せたマッターホルン

昨日、展望台からも見る事ができなかった頂上が、くっきりと見えていました。
やがて又雲が湧き出し、30分後には、もう見えなくなってしまいました。
ツアー参加者の中で、何人の人が見ただろうか?。
私たちは、運がよかったのです。山側の部屋だったからです。

マッターホルンの頂上を眺められた興奮を抑えて、朝食後ツェルマットの駅へ。

ツェルマット発10:00の「氷河特急」の2等車に乗車。

        
            スマートな氷河特急

「氷河特急」は、ツェルマットからサンモリッツまで、約8時間かけて走る
時速37kmの世界一遅い特急といわれています。
私たちは、中間点のアンデルマットまで2時間半、列車の旅です。
赤と白のスマートなパノラマ列車です。

       
            天井まで窓の広い車内

空まで見える大きな窓のパノラマ車両からは、雪解け水が流れる渓谷や氷河、小さな
町や村の風景や牧草地など、のんびりゆったりと眺められます。

       
            沢山の牛がのんびり草を食べている放牧場

車内販売もあり、飲み物を注文したり、記念グッズを買うこともできます。
記念グッズの一つ、”傾いたワイングラス”と、ガラスでカバーされたフィギアを買った。

 
 傾いたワイングラス          マッターホルンと氷河特急

アンデルマットへは12;40到着。レストランにてアルペンマカロニの昼食。
ここは古くから栄えた山間の山村で、石畳が敷かれた街並みに教会や礼拝堂等があり
宿場町の面影が残っています。

       
            アンデルマット駅

       
            高地を登る氷河特急

ちょうど、氷河特急が山を登る姿を見る事ができた。

昼食後、バスでスイス絶景の2大峠越えのドライブをして、インターラーケンへと
向かいます。

この氷河特急で、5日後の7月23日に多くの日本人観光客が、脱線事故に遭われました
不幸にもお亡くなりになられた方のご冥福を祈るとともに、おケガをされた方々の
一日も早い回復をお祈りいたします。

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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~④-2

2010年08月19日 13時25分29秒 | スイス旅行
第4日目 7月17日(土) 続き

ハイキングを終えて、リッフェルベルグへ到着。
ちょうどお昼頃となって、ここでフリータイムとなった。
ここからは、登山鉄道や、ハイキングコースを歩いてツェルマットへ、戻ることも
できます。

しかし、私たちは、ガイドさんに、エーデルワイスのお花が見られるフラワートレイル
(スネガ・パラダイス)
へ、オプションで案内してもらうことになった。

一旦、ツェルマットまで戻り、今度は地下ケーブルとロープウェーを乗り継ぎ、
プラウヘルドまで行きました。

      
        スネガパラダイスの出発点ブラウヘルド駅

      
        英語・日本語・中国語などで書かれた案内板

ここも、小さなかわいい高山植物が、沢山咲いていました。


バニラの香りがするニグリラウ・ニグラ 
  
               
              ペディクラリス・フォリオサ

      
そして、見つけました。スイスの代表花「エーデルワイス」の小さな可憐な花を。

     
         エーデルワイス(ハナウスユキソウ)

                      
                    植木鉢に植えられているエーデルワイス

白い産毛に包まれたような優しい花。ツェルマットの村でも栽培種の大きなものを
見かけたが、野性のものは、とても小さくて、はかなげです。

突然、参加者の中の女性がオカリナで、”エーデルワイス”の曲を演奏しだしました。

      
           オカリナで”エーデルワイス”を演奏

皆、大感激!。エーデルワイスの花のもとで、この曲を聴くなんて!。
映画「サウンドオブミュージック」の場面が、思い出されました。
このツアーに参加した12名のみの、大切な思い出の一つになりました。

30分あまりお花畑を歩いてライ湖のほとりで一休み。
氷河が溶けてできた湖で、水は冷たくて、とても青い綺麗な湖でした。
一組のファミリーが、湖で泳いでいましたが、冷たそうでした。
ここでも、逆さマッターホルンが湖に映るのだが、波が立っているので残念ながら
見ることはできませんでした。
しかし、あと少しで全容が見えそうなマッターホルンが、一瞬望めました。

           
           頂上が少し欠けたマッターホルン

再度、ロープウェーと地下ケーブルを乗り継いで、ツェルマットへ戻り、
夕食までの短い時間、村内を散策。
村のメインストリートを、のんびりと山羊が行進したり、馬車が通ったりしていました。

      
         山羊が散歩するメインストリート

20:00過ぎ、夕食を終えてレストランから出ようとしていた時、突然激しい
夕立がきてびっくり。でも、雨はすぐに上がりました。
雨の中、古い街並みを通ると、「ねずみ返しの小屋」という高床式の穀物倉庫が
あった。

      
          ねずみ返しの小屋

ねずみなどが倉庫に上がれないよう、倉庫の床と小屋を支える柱の間に円筒状の石
「ねずみ返し」をはさんだ、この地方独特の古い建物でした。

今回の旅行で雨に遭ったのはこのときだけでした。

山と花と湖を思う存分楽しんだ、素晴らしいマッターホルン観光の一日でした。



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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~④-1

2010年08月16日 17時28分34秒 | スイス旅行
第4日目 7月17日(土)

 ツェルマット~ゴルナーグラート~ローテンボーデン~ツェルマット

”今日は3大名峰の2つ目マッターホルン(標高4478m)観光の一日です”
朝8時、ツェルマットのゴルナーグラート登山鉄道駅から、マッターホルンや、モンテローザ、大氷河などの
大パノラマを360度見渡せる”ゴルナーグラート展望台”(標高3069m)へと、向かいました。

ツェルマットの村は、標高1631mに位置するところだけに、朝晩はとっても涼しい。
マッターホルンが望め、ケーブルカーなどで気楽にいける展望台も多く、観光地として人気が高い村です。
村内はガソリン車の乗り入れを禁止しているが、電気自動車のバスやタクシーが走っているとても綺麗な村です。

        
        お花が綺麗なツェルマット駅とホテル
        
         
        
         教会の鐘が時をしらせる

展望台へ向かうゴルナーグラート登山鉄道の車窓からは、青く澄んだ空の下、緑鮮やかな森林地帯から、深い渓谷、
迫りくる4000m級のアルプスの山々、美しいピラミッドのように尖った山容のマッターホルンや氷河の眺めがすばらしい。

        
        車窓からのマッターホルン

言葉では言い尽くせないほどの、素晴らしい景観に、ただ見とれるばかり。

約45分で、ゴルナーグラート駅(標高3069m)に到着。現地の日本人ガイド
(恵比寿屋さん)の案内で、ゴルナーグラート展望台へ。
ここも大勢の人で込み合っていた。

       
        お城のようなゴルナーグラート展望台

       
             ゴルナーグラート駅の表示板

       
          駅舎の後方、マッターホルンは雲の中

展望台からは、カストール(標高4276m)、ブライトホルン(標高4164m)、モンテローザ(標高4634m・ヨーロッパ第2の高さ)、
リスカム(標高4527m)、マッターホルン(標高4478m)などなど、又、
ゴルナー氷河、リレンツェ氷河など、日本では到底見ることもない、果てしなく
壮大なパノラマを目の当たりで眺め、感激に浸った。

        

        

        
         雪と氷河に覆いつくされたスイスアルプスの山々

晴天なのに、マッターホルンの頂上は、常に雲に隠れ、その素晴らしい姿を見せて
くれようとはしなかった。

        
           雲のかかったマッターホルン

再び登山鉄道に乗りローテンボーデン駅(標高2875m)まで下り、ここから
リッフェルベルグ(標高2582m)までのハイキングをするのです。

        

                
        ヒメイトシャジン(キキョウ科・ホタルブクロ属)

        
        アルビナ(キク科・キク属)

  ハイキングコースで見つけた高山植物の名前は、スイスアルプス高山植物ポケットガイドで確認

 これらの他にも沢山の花を見つけたので、あらためて後程、まとめてみようと思います。

        
          リッフェル湖に映る逆さマッターホルン

        
        
高山植物が咲き乱れる中、ゆっくりと、約1時間半、2.2kmを花を観賞したり
リッフェル湖に映る逆さマッターホルンを眺めながらアルプスの少女の気分でハイキングを楽しみました。

        
         雄大な景色を眺めながら、高山植物の中で休憩

        
         ハイキングもそろそろ終わりです。

高山植物も、日本でもお馴染みの花がたくさんあり、親しみを感じながら眺めてきました。
日本のように、”立ち入り禁止”の柵もなく、皆平気で、足で踏んで写真を撮っていました。
スイスでは、この花たちは牧草になるのです。放牧の牛や山羊の食料です。
しかし、このフラワートレイルコースには、かの有名な”エーデルワイス”は見られませんでした。

                      ④-2へ続く


コメント (4)
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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~③-2

2010年08月05日 15時11分48秒 | スイス旅行
7月16日(金)続き

3大名峰の1つ目、モンブラン観光のため、シャモニー(フランス)に向かう途中レマン湖のほとりにある、ドライブインに立ち寄る。

        
          バスの窓からレマン湖を望む

        

果物やケーキなど、美味しそうなものがずらりと並んでいる。
スイスは、果物が豊富でおいしい。生のプラムジュースとグレープフルーツジュースを
飲んで、一休みする。

ベルンからバスで2時間半、モンブラン観光の拠点シャモニーに到着。

         

昼食をとるために入ったホテルの前から、白く輝くモンブランが、その美しい
姿を見せていた。大感激のあまり夢中でシャッターを切った。

昼食後、シャモニー・モンブラン駅(標高1035m)から、ヨーロッパ最高峰
モンブラン(4810m)を望むエギーユ・デユ・ミディ展望台(標高3842m)へ、
ロープウェーとエレベーターを乗り継いでいきます。
駅は、大勢の観光客の順番を待つ長い列が、できていました。

70~80人は乗れる大きなゴンドラは、標高差2800mを僅か20分で、上昇していきます。

        

途中3ケ所の鉄塔のところでは、そのスピ-ドと高さに恐怖を感じるほどで、同乗していた
高校生(英語で話をしていた)が、そのたびに「ワーオ!」と大きな声を上げていた。
さらに、エレベーターで、展望台へと進みます。
あまり広くない展望台は、人人人で、大混雑です。

     
        雲に隠れているあたりがモンブランの頂上

     
       4000m級の険しい峰々が目の前に広がる

     
        案内板にあわせて頂上を確認

     
         流れるような大氷河

     
         少し丸みを帯びた頂上がようやく顔を出した



展望台からは、4000m級の憧れのスイスとイタリアの主峰(マッターホルンやモンテローザ)
などが眺めることができるが、生憎雲が湧き上がっていて遠くはながめられなかった。
でも、これで充分です。スイスアルプスの大パノラマ
が、目に入りきれないくらいにドーンと広がっているのです。
「ワァー」という歓声がひとりでに上がり、そのすばらしい風景に魅了されてしまいました。
聳え立つ真っ白な峰々と、大氷河の神秘的な風景を、360度飽きることなく見渡しました。

時々雲が現れるので、モンブランの頂上は最後にちょっとだけ、見ることができました。

            エギュー・デュ・ミディ展望台の表示板

         

        テラス・レビュファ。頂上テラスへ上がる前のテラス
        上記の写真は、すべて頂上テラスからのもの

          

             頂上テラスはこんな場所に建っています
                
こんなに高く険しい場所に、こんなにも素晴らしい展望台が造られたことに驚異を
感じました。

約2時間のモンブラン観光を終えて再びバスと列車を乗り継ぎ3時間半、明日からの
マッターホルン観光の拠点ツェルマットへと移動した。

      
      ホテルの花が美しい、ツェルマットのメインストリート

      
       氷河の水が流れ込んでいる川、流れが激しく、水は石灰質を
       含んでいるといわれ白く濁っていた。


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スイス・アルプス3大名峰と氷河特急の旅9日間~③-1

2010年08月01日 11時36分27秒 | スイス旅行
第3日目 7月16日(金)

 ベルン~シャモニー~ツェルマット

今日は、午前中は、時計塔や古い建物が多く残る歴史的情緒あふれる
世界遺産の街ベルン観光です。

      
      朝、目覚めて撮った宿泊ホテル「メトロポールホテル」

スイスの首都ベルンの旧市街は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
建物の窓やベランダはすべて美しい花で彩られ、中世のたたずまいを感じる石畳や
石造りのアーケード、噴水があちこちに点在しています。

まず、「バラ公園」へ。バラは、全盛期を過ぎていたが、まだ沢山咲いていた。
ここは、ベルンの市街地を一望できる展望台にもなっていました。

       
        朝の静かなバラ公園

      
        青く澄んだアーレ川と旧市街地が一望に

高い尖塔の聖堂と建物の赤い屋根、そして緑の木々に囲まれた市街地の風景は
心を優しく包んでくれたようでした。
続いて、くま公園へ。

      
        くま公園入り口の愉快なモニュメント  

  
         柵から覗き込んで小熊発見!

町のシンボルである熊の親子が3頭、氷河の水が流れ込んでいるアーレ川沿いの小さな公園で遊んでました。
でも、観光する場所としては、あまりにも小さすぎて、ちょっと、がっかりでした。

そして、再び石畳が続く旧市街へ。

       
         石造りのアーケードがきれい

       
         お花に彩られた建物

       
         赤い屋根瓦は、亀甲形です

建物の窓という窓に、すべて鉢植えのお花が飾られている。みな同じようなスタイルで
とっても綺麗でした。お花の種類は、ゼラニュームのように見えました。
窓だけでなく、ところどころにある噴水の周りや、石造りのアーケードの下にも
夏の代表的な花ペチュニアが色とりどりに植えられていました。
さすが観光国です。

       
          噴水とからくり人形の時計塔

スイス一の大聖堂や、ベルンのシンボルである緑のドームの連邦議会議事堂
毎時4分前に動くからくり人形が可愛い時計塔など、を見学して、再びバスに乗り、次の観光地
シャモニーへと、向かった。

       
          500年も前の時計塔のからくり人形

       
          連邦議会議事堂

       
          大聖堂の見事な壁画彫刻


午後はバスでモンブラン観光のためシャモニーへと向かった。
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