<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

それぞれ少しだけ違う音。

2024年06月25日 17時20分03秒 | Weblog

しとと、しとしと、ししとと、ととと、としとしとし。雨音がしている。それぞれ少しだけ違う音、違う音を楽しんでいる。雨。雨とわたし。雨は、わたしと同じように、こころを持っているようにも思えて来る。もうすぐ夕方の5時半になる。

南向きのベランダの上は、明るいスレート葺きの屋根。屋根の上には2階ベランダ。長細い物干し場。そこにもスレート葺きの屋根がついている。雨が落ちてくる。しととしととと、としとし、しとと、ととんと落ちて音を立てる。

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一輪車を押して、北の畑に。

2024年06月25日 10時42分27秒 | Weblog

午前8時から10時まで、2時間、一輪車に椅子と農具を載せて、北の畑に行って、畑仕事をしました。カラスが上空から眺めてときおりカーカーと鳴きました。

春先に植えたのに、暑さで根付けず枯れてしまった薩摩芋の蔓を、新しく買って来た蔓と植え替えました。20本の蔓では不足しましたから、また午後から買い求めてきます。

薩摩芋の蔓は暑さで枯れてしまっても、雑草は枯れずに生き残って、我が物顔の繁栄を誇っています。まずはこれから退治に掛かります。根が深くて、力仕事になります。

薩摩芋の蔓を植え終わったら、隣の畝の里芋の畝に回り、草取りをしました。里芋には鶏糞肥料をどっさり撒いておいたので、その分余計に、栄養分を横取りした草がジャングルを作っていました。

さいわい、雨が降らずにすみました。帰宅して、お風呂場に直行。シャワーを浴びて爽やかになりました。たいしたことはしていないのに、シゴトヲシタゾという満足感があります。

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李白に、酔う。

2024年06月25日 05時32分14秒 | Weblog

「山中与幽人対酌」  李白

 

両人対酌 山花開く

一杯一杯復(また)一杯

我酔うて眠らんと欲す 卿(きみ)且(しばら)く去れ

明朝 意あらば琴を抱いて来たれ

わたしも李白になります。なりすまします。風呂の中でいい気持ちになって詩吟を吟じます。

「幽人」は山中の隠者。世に現れることを嫌って、世を隠れています。世捨て人の仙人道は幽邃道。好きなことをしてひっそり暮らします。気の合う隠者仲間が来て、竹林で琴を掻き鳴らしながら、詩を吟じ、酒を飲み交わします。琴の糸が切れてていれば、琴を鼓にします。

時は春。春の山に山藤の花が咲いて、ぷらりと垂れて、酔狂の興を深めます。興が深まれば、一杯は二杯になり三杯になり、すぐに酔いが回ります。飲みっぷりがいいのです。すると酩酊します。眠くなって横になってしまいます。早い者勝ち。目が閉じてしまいます。「今日はこれまでとしよう。明日の朝、目が覚めて、もしまた会いに来たくなったら、その時はまたそのおんぼろな琴でも抱いて、この山中に来ておくれ」

万古の憂いを消す忘憂酒。湿っぽさがない。三百六十日 日々酔うて泥の如し。1年の内で飲まない日はたったの5日しかない。ときにこの詩を書いたのは李白56歳の頃であった。

「我酔うて眠らんと欲す 卿(きみ)且く去れ」は、李白が憧れた詩人陶淵明の詩にさかのぼっている。

このわたし、お爺さんのわたしは、李白の詩が好きだが、そんなに酒が飲めない。晩酌は日本酒の1合2合止まり。スケールがよほど小さい。世捨て人(捨てられ人)だが、隠者仲間がいるわけでもない。李白の詩に酔って、歌って、ちょこんとしているキリだ。

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いい気持ちはいい気持ち。

2024年06月24日 08時13分30秒 | Weblog

いいなあいいなあいいなあ。おれが今日を生きている。いいなあいいなあいいなあ。一人つぶやいて、悦に入る。

いいなあいいなあいいなあ。朝風がおれのところにも吹いて来る。涼しくなったおれは、そこでまたいい気持ちになる。

万事、向こうから向こうから。いいことが向こうから向こうから。おれのところへおれのところへ。どうぞどうぞを言いに来る。

いい気持ちになって、おれは、遠慮なく、いいなあいいなあを口にする。口にしなくったって、同じ。いい気持ちはいい気持ち。心身快感。心愉快なれば、身体愉快。

朝の8時を過ぎた。さ、お爺さんは飯にしよう。

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万人対等。万人平等。万人同価値。

2024年06月24日 07時55分57秒 | Weblog

羨むな羨むな。

羨まないでいれば、気楽。爽やかでいられる。

オレの特技は羨まないところ。

つまり「万人対等」「万人平等」「万人同価値」だということを知っている、ということだ。

空は、分け隔てがない。万人が対等に夏空を仰いでいられる仕組みになっている。何処までも何処までも広がって無際限。空が無際限なのに、それを仰いでいる己が際限をつけることもあるまい。

山の緑は、分け隔てをしない。同価値を崩さない。どっしりとして落ち着き払って、その落ち着きを万人に同量ずつ配布する。

風の爽やかなことは、万人平等になっている。花の美しいことは、不変だ。誰の前でも美しい。谷水に足を浸せば冷たくなる。万人共通。万人同価値に与れている。不足のあろうはずもない。

今日をいただこう。ともかく今日を頂こう。おいしくいただこう。

 

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李白は酒を一斗飲んで、詩百篇が生まれる。

2024年06月24日 07時27分05秒 | Weblog

李白一斗詩百篇 (李白一斗 詩百篇)

長安市上酒家眠 (長安市上 酒家に眠る

天子呼来不上船 (天子呼び来たれども 船には上らず

自称臣是酒中仙 (自ら称す 臣は是 酒中の仙と)

是は杜甫の詩です。李白を讃えています。

李白さんは酒をぐいぐい飲み干して一斗も飲んでしまうが、それだけでは終わらずに、詩が百篇もつぎつぎに出来上がって来る。まったく李白さんには叶わないよ。誰も叶わないよ。

都の長安の町中の飲み屋さんで酔い潰れて眠っていると、時の天子が彼に詩を書かせようとして呼びに来るが、知らん顔、遣わされた船にも乗ろうとしない。不届き千万。自分で自分のことを「おれさまは酒に隠れているだけの隠者よ」と称して誰憚ることもない。

いいなあ。詩が百篇もできるのかあ! 酒を嘗めたら、たちどころに、どどろどどろと百篇の詩が生まれて来るのかあ!

駄作だったらこのオレにもできるけれど、豪放磊落な李白になると、詩の百篇がみな不朽の名作の百編である。

ま、よかろう、酒好きなところだけなら真似ができるんだから。よしとしようよしとしよう。万事をヨシとして生きるのが特上。羨むまい。羨まないのも特技の一つ。ここで勝負だ。 

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そこでおしまい。ここがいい。

2024年06月23日 18時25分06秒 | Weblog

よろこびをよろこんで、それでどうしようというのでもない。

にこりとして、そこでおしまい。

ここがいい。

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大小を問わなければ、案外、何でも喜びになる。

2024年06月23日 18時16分05秒 | Weblog

何を喜んでもいい。

どうぞどうぞしている。

あなたの好きなだけ好きなように、という具合に、どうぞどうぞしている。

案外、何でも喜びになる。

大小を問わなければ、だが。

雨が降って、大地を潤しているのを見る。これもよろこびになる。

風が吹いて、夏の木陰を爽やかにしていると、これもまた、よろこびになる。

光があたりを明るくしてくれている、これもよろこびになれる。

安上がりなお爺さんだ。あたりからふんだんに喜びをもらって来て、にこにこにこりとしている。

 

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今日の嬉しい発見。

2024年06月23日 18時08分19秒 | Weblog

タイガーマスクメロン、2個目をみっけ!

雨が降って、メロン苗が蔓を四方にぐんぐん伸ばして来た。緑の葉っぱがいかにも健康そうだ。

蔓の間に生えて来た雑草を抜いて上げた。するとメロンが蔓に実を着けていた。まだ小さいけど。発見が嬉しい。

嬉しい発見を、よぼよぼのお爺さんに、提供してくれたメロン苗さんに感謝だ。

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雨の中で、畑にしばらく遊んでもらったお爺さん。

2024年06月23日 17時55分24秒 | Weblog

終日家の中にいるのは気詰まり。上手い具合に雨が止んだので、作業着に着替えて外に出た。蚊取り線香を腰にぶら下げて。

午後3時から5時まで、畑に出て農作業をした。途中で雨が降り出してきたが、作業を続行した。農作業と行っても、たいしことをしていない。

昨日の風雨で、鈴なりのミニトマトが倒壊してしまっていたので、支柱を補強して助け起こしてあげた。どっさり赤い実を収穫した。助け起こされたミニトマトさんがよろこんだろう。

その後は、オクラの畑、落花生の畑の草取りをした。抜いた草はバケツに集めて、何度も枯れ草の山に捨てに行った。お爺さんがしばらく畑に遊んでもらった、って感じだ。ま、これで退屈が凌げた。

下着までズブ濡れになってしまった。重たくなった。風呂場に直行して、シャワーを浴びた。石鹸で体をゴシゴシ洗って、爽やかになった。(娘っこではないお爺さんは、しゃれたシャンプーを使わない)

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