1
脅すのは宗教ではない。
2
仏陀は人を脅さない。
3
人間界でしか通用しないお金を差し出せとは言わない。それを欲しがるのは人間界の煩悩組織である。組織は騙すことに長けてくる。
4
脅したり罰を与えたりするのは人間界のみ。
5
仏のいます世界ではそれがない。
6
それがないところが仏の世界である。
7
地獄はない。あるのは人間界の地獄である。
8
煩悩も悪行も、罪も罰も、人間界で終わりだ。
9
仏の国、仏国土には、人を裁く閻魔大王はいない。仏陀しかいない。
10
安心していい。やすらぎを与えてくれるのが仏さまだ。
☆
これもわたしの仏教理解である。仏教は何処までも何処までも安心の世界である。救われていく世界である。煩悩に逆戻りするところではない。
無有恐怖(むうくふ)。恐怖有ることなし。涅槃寂静、こころの平和平穏を説いているのが仏教である。