文学作品はわたしの内なる生産活動である。外は暑いので、出て行けない。もっぱら家の内で過ごすことになる。何かしていないと老人の一日が暮れて行かない。困ったもんだ。
作品作りをしようとするのだが、なかなかエンジンが掛からない。空白の時間が長くなる。持て余す。大男総身に知恵が回りかね、である。といっても体重は60キロしかない。
仕方がない。読書で埋め合わせした。
今日は一日雨降り。日が照らなかった。ときどき激しい雨音がした。おかげで猛暑が避けられた。ただし湿度が凄まじかった。肉体労働をしないから、朝昼の食事が入らない。ほんの少しで済む。