<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

死んだ者はもう死なない

2016年05月25日 16時55分12秒 | Weblog

死んだ者はもう死なない。生きている者にしか死はない。生きている者は死を恐れる。不安がる。死んだためしがないから死というものの実体が掴めないのだ。だが、死者はこれを掴めたことになる。「なあんだ、こんなものだったのか」とほっとしているのか、それとも「なるほど恐いものだった」「予想通り、あるいは予想以上に過酷なものだった」などと述懐する羽目になるのか。どっちにしたって死を体験し体得したのである。もうそこを通過したのである。暗いトンネルを抜けたのである。抜けたらもう未知数ではなくなっている。体験したのだから。少なくとも不安は消去されているはずだ。死者は目を輝かせるかもしれない。「死とはこんなものだったのか」ということが解明されたので、目がきらきらきらきら輝き出すに違いない。それから先にあるのはひたすらな生である。誕生である。これが次の関門になる。これも未知数にされているのなら、やはり生者の死と同じように不安がるものなのかもしれない。恐がるべきものなのかもしれない。いずれにしても、死者には死がないのだ。それを擲って軽くなっていられるのである。死の門を潜ってその先に出ているのである。死から生へ移る期間は案外短くて7日x7週間=49日とする説もある。これは単に準備に要する期間で、実際はもっと長いとする説もある。これも死んでみたら解明されることである。そしてこの解明はすべての人に訪れて来るのである。

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真竹の筍を求めて来た 初物だ

2016年05月25日 16時33分48秒 | Weblog

JAの野菜販売所に真竹の筍が売ってあった。ほうと思って買って来た。大小7本入っていて480円だった。高いのか安いのかは分からなかった。今年初めてお見かけした。帰ってきてすぐに皮剥きをした。剥くのがどうも下手くそで、左右両方の親指の爪に柔らかい白い皮の屑のようなものが刺さってしまい傷めてしまった。そういえば父がうまかったな、と思った。昔、山麓の畑で農作業をした帰りに、真竹の竹林に入り込み、収穫物を藤の蔓で縛り、一抱えほども横抱きにして戻って来ていた。これを土間でさっそく皮剥きをした。さぶろうは包丁で切れ目を入れてから剥くが、父は筍のてっぺんの帽子の方をへし折ったみたいにして、くるくるくると器用に剥いていた。それがいとも素早かった。母が炒り子でこれを炊いてくれていた。それがとってもおいしかった。父も母もいまは居ない。代わって今日は家内が料理をしている。出汁は牛肉の細切れを使うようだ。これが初物になる。

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さぞかし潤ったことであろう

2016年05月25日 06時59分29秒 | Weblog

雨。一晩ずっと降っていて、今朝もまだ降っている。洪水になるほどではなかったが、乾ききっていた土がさぞかし潤ったことだろう。健康増進した植物がいよいよもってわいわいがやがや。ひしめき合って活発におしゃべりしている。僕は、でも、外には出られない。閉じ籠もっていなくちゃならない。6時起床。ズッキーニがにょきにょき成育している。雌花をたくさんつけている。その数だけ実になる。いくらおいしいと言っても、毎日ズッキーニの天麩羅料理とはいかないだろう。油炒めもさっと簡単にできておいしい。近隣にもお分けしよう。西洋南瓜と胡瓜の合いの子なんてキライと仰る方もおられるかもしれないが。雨。人も動植物も、生命体は、おおよそが水から出来ているのだ。その水を提供してくれるのはこの雨なのである。恵まれた今日の一日、こころもしっとり潤っていよう。

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東京はひさしぶりだな

2016年05月25日 00時43分20秒 | Weblog

おやすみなさい。もう明日になっています。そろそろ1時です。Yahooで路線を開き、東京往復の切符を取る準備にかかっていました。新幹線で王子駅まで7時間かかります。長いなあ。まあいいや。寝ている内に着くだろう。こちらを8時に発つ。途中で駅弁を買おう。おいしい駅弁を。ついでに缶ビールも。午後3時ごろには到着だ。乗り換えが3回。麻痺の足だから、走ったりはできない。余裕があるだろうか。ちょっと心配。東京にいる間に、八王子の高尾山山頂にある薬王院を訪ねてみたい。ケーブルカーは山頂まで連れては行かないようだ。降りて歩くとなると随分の時間がかかりそう。タクシーがあったら助かる。訪ねてみたい。ここは真言宗の一本山である。古刹だ。天狗で有名だとか。

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