6時40分、日が暮れてもう手元が見えなくなるまで畑で草取りを続けていました。お陰でずいぶん捗りました。草を取ってあとには牛糞を撒いて土を肥やしておきます。
すぐに夕食。買ってきていたチヌの煮魚を肴にして、まっさんのニッカウヰスキーをお湯割りにして飲みました。小さなコップ一杯ほどですけど。それでもほどよく酔っています。
6時40分、日が暮れてもう手元が見えなくなるまで畑で草取りを続けていました。お陰でずいぶん捗りました。草を取ってあとには牛糞を撒いて土を肥やしておきます。
すぐに夕食。買ってきていたチヌの煮魚を肴にして、まっさんのニッカウヰスキーをお湯割りにして飲みました。小さなコップ一杯ほどですけど。それでもほどよく酔っています。
くううくうすううすう、お昼寝をした。座った姿勢のままで。居眠りは気持ちがいい。
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玄界灘に向島が浮かんでいる。小さな美しい島だ。肥前町納所の小高い丘の頂きに遠見番所公園がある。ここからその島がよく見える。ここへ渡ってみたくなった。ネットで調べたら海釣り客宛の民宿もあるようだ。海釣りはまったくしないけれど、日長周囲4キロの島のあちこちを散策しながら、青い海を長閑に見ていたら良さそうだ。
ぽかぽか陽気だなあ。外に出て農事をしばらくした。日差しが暑い。顔がてかてかした。シャツを脱いだ。抜いた小葱の株根の根毛がふさふさした球状になっていて直径が10cm~15cmほどもある。この時季の植物の生命力はすごい。抜いた小葱を一株ずつに分けて根毛を削除してこれを掃除する。根気の要る仕事だ。大きな籠いっぱいになった。指の爪の中が真っ黒になってしまった。しばらくお昼休みする。
功祚成満足 威曜朗十方 (こうそじょうまんぞく いようろうじっぽう) 「重誓偈」より抜粋
功祚は成満足して 威曜は十方に朗らかなり
仏の位をまどかに完成し 威光は十方の世界に耀けり (早島鏡正・田中教照 訳)
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おはようございます。一気に暖かくなりました。蛙は土の中の眠りより覚めて這い出てきました。げこげこげこと鳴いて春の到来をよろこんでいます。
今日はなぜだか重誓偈のこの句「威曜朗十方」が突如として記憶の底より噴出してきてさぶろうの頭蓋骨を住み処としています。春の陽気のせいでしょう、きっと。十方に朗らかなり、この光景をイメージして浮き浮きしてきました。
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法蔵菩薩がいよいよ仏の悟りをお開きになられて阿弥陀仏と成られました。その威力威光の曜(かがや)きは十方の世界を遍く照らしてどこもかしこも朗らかとなった。すべてが阿弥陀仏のはたらきの中で活発に動き出すことができるのです。ああ、嬉しい、嗚呼嬉しいになりました。お祝いをしていいのですが、どうしていいか分かりません。
朗らかでいるっていいですね。さぶろうも今日は朗らかです。これから威勢がよくなったつややかなトクワカ(小葱)を根株から抜いて収獲します。たくさんたくさんありますので、これをお分けします。鶏肉味のスープに椎茸と小葱を浮かべて食べるとおいしいですよ。さぶろうは薄味が好みです。