小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市が管理している街区公園は市内に126ヶ所ほどあり、毎年その中の何ヶ所かの公園の遊具が新しいものに更新されている。先日、小田原市の入札関連のページを眺めていたら今年の4月に南鴨宮にある中新田公園の遊具更新工事の入札があった。中新田公園の場所は分からなかったがどのような遊具が新たに設置されたのか興味があったので地図で公園の場所を調べ出かけた。南鴨宮にある中新田公園はかもめ図書館近くの住宅街にある公園で、広さは347平方メートルほど。公園内には砂場のほかに、遊具が3種類設置されていた。この中新田公園では今年度に入って平成25年度中新田公園他1公園遊具更新工事が行われた。工費は256万7千円で、他1ヶ所の公園の遊具も更新されている。中新田公園に設置されている遊具を見ると、ブランコと鉄棒は古いままで、すべり台だけが新しいものに更新されていた。新たに設置されたと思われるすべり台は、まだ新しく汚れもほとんどない。このすべり台は中村製作所製のウエーブスライダー1600。本体価格は63万8千円。運賃、基礎工事費、組立費は別なのでおそらく70万円以上はする遊具のようだ。最近の遊具は安全に配慮した構造でカラフルな樹脂のパーツが多く使われているものが多い。個人的には金属製の重厚なもののほうが時間が経つにつれ風合いが出て好きなのだが、これも時代の移り変わりなのだろう。重厚で存在感のあった回旋塔なんかは近頃すっかり見なくなってしまった。

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