小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原駅東口の日興證券ビル跡地に北條ポケットパークが整備されたのは2007年。以降、年末になると北條ポケットパークでイルミネーションが行われているが、今年も11月末からイルミネーションが始まった。例年、北條ポケットパークのイルミネーションは錦通り商店街の組合で実施しており、街路樹のほかサンタとトナカイのオーナメントに電飾が施されている。しかし今年は11月の下旬に北條ポケットパーク前を通るといつもの年と違い木組みのオブジェのようなものが置かれていた。北條ポケットパークの真ん中に置かれていたのは木組みの天守閣で、電飾が巻きつけられている。なんとも小田原らしいオーナメントだ。木組みの天守閣の内部にはクリスマスベルが吊るされている。どちらかといえば梵鐘のほうが似合いそうだが、とりあえずクリスマスのイルミネーションも兼ねているようだ。木組みの天守閣のイルミネーションが点灯するとどのように見えるのか興味があったので週末の午後5時に北條ポケットパークに出かけた。午後5時過ぎには既にイルミネーションは点灯しており、北條ポケットパーク内を色鮮やかに彩っている。木組みの天守閣は黄色の電飾が巻きつけられていて、お城の輪郭が浮かび上がって見える。昼間の木組みだけ見ると、少し微妙な感じだったが、やはり灯りがつくとそれなりに見える。天守閣内部のクリスマスベルも電飾を反射して、なかなか綺麗に見える。なんとも城下町らしいクリスマスイルミネーションだ。イルミネーションの規模や内容はどうであれ、冬の寒い夜にイルミネーションが灯っている風景は温かさを感じる。小田原周辺でも12月に入りいろいろとイルミネーションが始まったので、週末の夜にでも出かけてみたい。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )