多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

久々に入院した話 その2

2023-09-13 19:33:00 | 病気あれこれ
病院から電話が来た。「部屋が空きましたので、いついつに入院受付窓口にお越しください。」

その日はちょうど夫と次男が休みになっていたので、荷物と書類を持って、病院に向かった。すると窓口の方曰く、「申し訳ありませんが、大部屋に空きがなくなりました。本日ご入院ですと、個室になりますがどうなさいますか?」

自宅に帰って病室の空きを待つ事もできるが、そうするといつ入院できるかわからない。次回の入院日が夫の休日に当たる保証はない。一人で荷物抱えて入院するなら、バスと電車での移動よりタクシーを選んだ方が良い。我が家から病院までのタクシー代と、個室料金を考えると、タクシー代払ったつもりで今日入院するのが良いと判断して、個室を押さえてもらった。

「明日退院予定の方がいますから、午後には大部屋に移れます。」

私は次男に荷物を持ってもらい、個室に向かう。夫は看護師さんに呼ばれて、「ご家族及びご面会希望の方へのお知らせ」とやらの説明を受けている。

次男に手伝ってもらい、荷物をロッカーに詰める。病棟を案内してもらい、一日のスケジュールやら共有部分の使い方など聞いて、次男は用が済んだのでそろそろ帰ると言う。じゃあまたね、今日はありがとう、と別れたが、しばらくして戻ってきた。

一体なぜ?と思ったら、信じられない事を言う。「お父さんがどこにもいない」

トイレじゃないか、面会用ロビーじゃないか、もしかして玄関じゃないか、とあちこち探したがいないし、そもそも携帯に掛けても出ないという。

もしかしたら次男の事を忘れて帰ってしまったかもしれない。忘れてないとしても、まだ時間がかかるなら、一度帰って出直そうと思ったかもしれない。

待つのが大嫌いな人なので、しょうがないなあ、と思いつつ、ロビーの自販機で次男の飲みものでも買おうとした時に、携帯が鳴った。夫である。

どこにいるのか尋ねたら、病院の駐車場にいると言う。大病院の駐車場は広いので、どこなのか確認し、次男を向かわせた。夫には次男が着くまで発車しないように告げて待っててもらった。良かった良かった。

私は病棟スケジュールや担当医、担当看護師の案内を受けた。主治医の他に副担当医2名、担当看護師2名と看護学生が1名だそう。一応担当が決まってはいるが、それぞれ休日もあるし、出勤したとしても朝夕夜と時間帯はズレるので、私の担当と、その日の担当とは別になる日もあります、と何が何だかわからない。まあいいか、と思ううちに入院初日は暮れたのであった。



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