多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

久々に入院した話 その9

2023-10-04 19:45:00 | 病気あれこれ
長いような短いような、二週間の入院生活も終わりに近づいた。退院の手続きの方法やおおよそのスケジュールを確認する。

退院後、いつかかりつけ医に診察を受けるか、何回も確認される。薬が足りなくなる事が無いようにしたいが、総合病院の中の薬局は入院患者や救急の患者への処方優先なので、退院する患者への追加処方は最小限にしたいそうだ。

薬はまだ少しあるし、退院の翌日か翌々日に診察に行けば薬を切らさなくてすみそうだ。入院費の支払いがいくらになるかは、病棟ではわからない。退院当日に医事課から伝票が届いて初めてわかる仕組みである。後払いを希望する時は、別な手続きがいる。金額がわからないのは不便だが、仕方ない。

後は荷物の管理。不用な物は家族に持ち帰ってもらったが、ギリギリまで使う物もある。ロッカーに入っている着替えや小物も、カバンに入れて、当日の入れ替えが少なくて済むようにした。

主治医が来て、この調子なら退院日の変更をしなくても良さそうだと言う。突然熱でも出たら、入院継続だが、多分大丈夫でしょうとニコニコしている。

当日は家族に荷物を預け、私は医事課で支払いをして、支払い完了した事を担当看護師に確認してもらい、腕にはめた患者IDバンドを外した後に退院完了となる。

そして迎えた退院の朝。体温と血圧を測り、ノートに記録。次々顔を出す看護師さんに挨拶して、同部屋の奥さん方にも挨拶。

朝食食べて、荷物をまとめた。家族が駐車場まで来ているとラインが来たので、スタッフに連絡する。まだ医事課から伝票が来ていないので、お待ち下さいと返事。とりあえず荷物だけロビーに出して、車に積んでもらう。

待つ事1時間弱。時刻は9時半を回っている。退院は10時と言われたが、支払いを済ませてないと無理なので、指示を待つ。

家族を待たせたまま、10時を回った。他の患者さんのお世話に来たスタッフが、私がまだいるのに気づいて怪訝な顔である。
「今日退院ですよね?」「支払い伝票がまだなんです」ああ、と納得して出ていった。

今度はシーツ交換のスタッフが来て、不思議そうな顔。「今日退院なんですが、支払い伝票がまだなので。外にいたほうがいいですか?荷物も出したので、ロッカーも空です」

部屋を出て、廊下を歩く。師長さんと目が合った。「お世話になりました。」「退院おめでとうございます。伝票をお待ちですか?医事課に連絡入れさせますね。」

と言うことは、伝票はまだ出来ていないわけで、まだ時間かかりそう。夫にまだ伝票待ちと連絡して、時刻は11時近くになった。

ロビーの自販機で飲み物買おうかなぁと思ったら、詰所から看護師さんが走ってきた。何事かと思ったら、
「医事課との行き違いで、まだ伝票できてないので、今日はこのまま退院なさってください。伝票はご自宅に郵送しますから、後からのお支払いで構いません。お待たせして申し訳ありません。」深々と頭を下げ、それから私の患者IDバンドをカットしてくれた。

お世話になりましたと挨拶をして、夫と息子が待つ駐車場に向かう。かなり待たせたので機嫌悪くないか心配だったが、病院の売店でそれぞれ飲み物買ったりしてて、あまり気にしていない様子で良かった。

支払いは後払いになった事を伝えたら、お金準備して来たし、お昼も近いから、ついでにどこかで外食して帰ろうと、どこに行くか相談が始まった。

普段あまり来ない場所なので、自宅に向かいながら適当な店を探す。ファミレスに立ち寄り、久しぶりに病院食ではない料理を食べた。

予定通り10時の退院だったら、お昼は食べずに帰宅になっただろうから、人間万事塞翁が馬。夫は待ち時間が長かったと言ってましたが、外来なら診察や処置が終わった時点で伝票作成、私の場合退院が確定してから医事課に連絡が行き、それから伝票作成だから、時間がかかるのも仕方がない。多分退院確定の連絡が、うまくいってなかったんだろうなあ。

患者はたくさんだしスタッフは三交代勤務で引き継ぎがうまくいかない時もあるだろうなあ。どこも人手不足ですが、病院の人手不足も深刻なようでした。ナースコールが鳴っても、皆仕事中で、即駆けつけられる時ばかりではないので、同室の奥様はいつもイライラしてました。「一人で歩くな、ブザーならせと言う癖に、誰も来ない!」

詰所に人がいないことも多く、他の仕事を中断して駆けつけるわけにもいかず、大変そうでした。

今後は地元のかかりつけ医で診察を受けるので、この病院ともお別れです。入院前より薬が減ったし状態が良いので、このまま維持できるように頑張ります。

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