なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

不満

2020-06-25 16:22:32 | 日記
不満を感じる原因は何か。
何か足りないから不満なのか。
それとも、八つ当たりなのか。
八つ当たりだとしたらその不満は永遠に解消されない。原因が別にあるのに、違うもののせいにしているのだから。
八つ当たりではないのか、ということをよく省みなければならない。


何か欠けているから、足りないから不満、であるなら、それを補うようにすればいい。
何らかのフラストレーションが対象を変えて負の感情を作り出しているのなら、もっと根本的、包括的な対策が必要になる。


ただ。少々の不満、原因不明の不満、はあっても構わない。完全な健康は得難いように、完全に満ち足りた生活もまた得難い。
不満と、適当に付き合ってほどよくうっちゃって、当たり前に暮らせるのならそれでいいと思う。


ないものとして

2020-06-24 17:21:49 | 日記
できる限り、不快な場所、言動からは離れた方がいい。
それができる世の中を目指すべきだと思う。


不快な場所、言動をなくしてしまおう、というのはダメだ。
ない方がいい場所でも、あった方がいいと思う人もいるから。
また、あるのにないものとして扱う、なぜならそれは存在するべきではないから、、というのもダメだ。


気に入らないことがあったとして、そこから離れることができるのなら離れればいい。
それは逃げではなく、棲み分けという極めて現実的な選択肢だ。
そのような選択肢を選べる社会であってほしいと願う。


正しいこと

2020-06-23 17:59:34 | 日記
正しいとことでも、感じ方、まで押し付けることはできない。
そこが問題だ。


ギリギリのところで重要な決断をするとき、どのように感じるか、が決め手になる。
正しいことであっても、上っ面で理解してああそうか、と思ったことなど重要な場面では顧みることすらしない。


正しいことを世に広めようと思うなら、世の人が腹の底から納得して、理屈抜きにそう感じるようにしていかなければならない。それが唯一の方法だと思う。
だからこそ、正しいことを広めるのは難しいのだ。


ソントク

2020-06-22 18:16:08 | 日記
本当に大切なものには値段はつかない。売ることができないほどたいせつなのだから売買が成立しない。
だから値段がない。


値段が付く、ということは市場で流通する、ということであり、代替品がある、ということとほぼ同義だ。
大切なものに代わりはない。流通、という概念の対象にならない。


だが、逆に考えれば、ほとんどのモノには値段が付くし、代替品が存在し、市場が存在する、と考えていい。


値段がつかない、と感じるとき、それは情緒の問題であり、
お金で換算する、というのは損得の問題だ。


それらはある部分で交わり、ある部分では決して交わらない。シビアに金勘定は大事であり甘く見てはいけないが、その及ぶ範囲を見誤ると結局損得においても、ソンをすることになる。


値段を考え、よく吟味し、さらに、値段をつけることのできないものを見誤ってはいけない、ということだと思う。


被害

2020-06-21 15:21:57 | 日記
被害者とは直接の被害を被った人のことだ。直接の被害を被った人は十分に償われなければならない。人権を持ち出すのは、まさにこの時だ。
しかし、被害者の周辺にいる人についてはその限りではない。
昨今の人権運動は被害者に便乗しているだけの人が多い、という印象を受ける。
被害者を応援するのもいい。力なき被害者にとって支援者も必要だろう。




だが便乗はダメだ。利用もダメだ。他人の痛みを想像することは出来るが、痛い訳ではない。他人の痛みで涙が止まらない、なんてことになるわけがない。
支援するフリ、応援するフリの言説に騙されてはいけない。僅かな企みが企みがネットの力でたやすく増幅される時代になった。見抜かなければ操られ振り回される時代になった。
ディスプレイの向こうに真実があるのではなく、目の前にあるだけだ。