なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

ソントク

2020-06-22 18:16:08 | 日記
本当に大切なものには値段はつかない。売ることができないほどたいせつなのだから売買が成立しない。
だから値段がない。


値段が付く、ということは市場で流通する、ということであり、代替品がある、ということとほぼ同義だ。
大切なものに代わりはない。流通、という概念の対象にならない。


だが、逆に考えれば、ほとんどのモノには値段が付くし、代替品が存在し、市場が存在する、と考えていい。


値段がつかない、と感じるとき、それは情緒の問題であり、
お金で換算する、というのは損得の問題だ。


それらはある部分で交わり、ある部分では決して交わらない。シビアに金勘定は大事であり甘く見てはいけないが、その及ぶ範囲を見誤ると結局損得においても、ソンをすることになる。


値段を考え、よく吟味し、さらに、値段をつけることのできないものを見誤ってはいけない、ということだと思う。