仲間

自分のことしか考えなければきらわれる。
今も昔もそうだ。

では、家族や仲間のことを思いやる行動は？

それはむろん正しいと思うが、
だが、時に、「・・・さえ良ければいい」という発想に結びつくこともある気がしてならない。
エゴを少し拡張したに過ぎない。

戦前なら、お国のため、とか、人類のため、という価値観も通用した。
そうした価値観の下、甚だしい失敗を経験したために、今は、もっと小規模なエゴの拡張が好まれる。
しかし、エゴ、であることには変わりはない。

生きているのだから、エゴに支配されるのは当然としても、他者のエゴと、ぶつかり合うだけでは逆に寿命を縮めてしまう。エゴはコントロールすることが大切だ。社会規範、倫理、制度的文化、すべて、エゴのコントロールを目標としている。

エゴの拡張は気持ちいいことだが、、コントロールを忘れてはならない。。