地球は丸い

子供のころから地球は丸いと教わっていたが、頭の中ではとんでもない誤ったイメージを持っていた。

それは、地球は、中が空洞である球体で、その中の下の方に円盤状の平らな大陸があって、そこに人が住んでいる、と思い込んでいた。

丸い球体の表面に各大陸がへばりついている、なんてことは思いもしなかった。

小学校に上がる前にアポロが月に着陸したと、華々しく報道された。
そこで不思議でしょうがなかったのは、自分の頭の中のイメージだと球体の内部で打ち上げられたロケットが宇宙に行くのには、球体の殻を打ち破らなければならない。でもそんなにロケットって強力なのか？と悩み、どうしてもわからなかった。

それが、いつ、正しい知識に修正されたのかは記憶にない。

まあ、変な思い込みだが、自分だけが特殊、ってわけでもないだろう、とにらんでいる。
きっと、みんな、詳細にたずねてみると、「ヘンな」思い込みをしていたのではないだろうか。
その辺のことを周囲の人に聞いて回りたい気もするが、
その前に恥をさらすことになるので、なかなかできないでいる。