ずっとわかりやすい授業のために努力してきたつもりだが、それだけでは足りないな、と最近痛感している。
工夫を凝らして説明して、ああなるほど、と思ってもらうのは、まだ、入口からちょっと入ったところまでしか案内していない。
本当にできるようになるためには、そこから奥に踏み込んでいかなければならない。
そのためには、
①強制力を発動する。簡単に言うと宿題をたくさん出して、管理する。
②自ら学びたくなる気持ちを高めてあげる、つまり「インスパイヤーする」
もちろん、②が理想だ。しかし、現実を踏まえて、多くの熱心な先生は①の作戦を取っている。
公務員受験なので、生徒は大人だから、①はあまりどうかな、と思い、躊躇するところがあった。しかし、それを少しずつ変える方向で検討したい。
とはいっても、中学生と同じ、でもうまくいかないだろうから、そう、システム作りだ。
習熟度の段階別に、何をやるべきかを明確にしたシステム。
これは、前から考えていたし、一部は実行しているが、今後はさらに明確に追求していきたい。