なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

燃える闘魂/不屈の魂

2012-05-16 15:33:26 | インポート

このような言葉を聞いて連想するのは、ちょっと古いが星飛雄馬の目の中に炎が燃えている状態であり、マックスまで奮い立った精神状態であった。

しかし、最近は随分と違ったとらえ方をするようになった。

スポーツの試合でもない限り、実生活においてははっきりとした「対決」の場面はない。

いや、もちろんあるが、ドラマのようなものではなくて、もっとぼやけたものだ。

後で振り返ってみて、「あれは勝負どころだったんだ」とわかることも多い。

で、そのような日常生活において、不撓不屈の意思とは、アドレナリン放出全開の状態ではなくて、「次の日の朝も、立ち向かう意思を持ち続けること」「かなり疲れた夕方以降にも、あと一仕事する労をいとわないこと」などではないだろうか。

当たり前の日常は、特に大声を上げることもなく過ぎていく。でも、その中に、地味に勝負どころが埋まっている。そのことにちゃんと気づき、ちょっとしんどくても誠実に向かい合う。

これが、凡夫にとっての「燃える闘魂」ではないだろうか。