新課程版を購入した。まださらっとしか目を通していないが、新課程の数Ⅰにおいて学習項目が増加したことがはっきりとわかる。
チャートというと、数年前、もっぱら青チャートが推奨されていたが、あれが不思議でならなかった。
この新課程版の一つ前のチャートは、圧倒的に赤チャートの方が優れていたからだ。問題の選択も、場合によっては赤の方が易しいもんだを選んでいる。また、解説が洗練されていて、わかりやすいのも赤だった。
赤チャート、といえば、ある年齢以上の世代なら、ハードカバーの赤チャート、をイメージするのでは。あれは難しかった。解説も親切とは言い難かった。だから、その一つ下のレベル、とはいっても難関大学を受験するのに必要十分な青チャートが評価されたのだろう。
しかし、2004年以降であれば赤チャートがやや優しくなって、解説も洗練されたものになったので、こっちを使った方がいいと思っていた。
今回の課程で赤チャートが出るのは来年。どのようになるのか楽しみだ。