The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

アンソニー・ホロヴィッツ : ”ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ”

2023-06-02 | ブックレヴュー&情報
"ホーソーン&ホロヴィッツ シリーズ”


これまで何度か取り上げてきましたが、アンソニー・ホロヴィッツによる”ホーソーン&ホロヴィッツ・
シリーズ”に関して、ホロヴィッツ氏が先日ご自身のツイッターで新作(5作目)の予告をしていらっしゃい
ました。
このシリーズは大好きですので、大変に楽しみです。

ホロヴィッツ氏によれば、当初からこのシリーズは全10部作を予定しているということでしたが、
かなり早いペースで着々と新作刊行されています。

そんな折ですので、ここらでこのシリーズの復習と予習を兼ねて纏めておきましょうか。

このシリーズは、”わたし”(アンソニー・ホロヴィッツ)が 元警察官で退職後探偵をしているダニエル・
ホーソーンから自分を主人公としたミステリを書いて欲しいと依頼を受けた事から始まる。 ホーソーン
をホームズに、わたし(ホロヴィッツ)をワトソンという立場で色々な事件に立ち向かう謎解きミステリ
です。
私生活をベールに隠した気難しいホーソーンと、ホーソーンに振り回されながら自虐的になりながらも事
件を追いかける”わたし”の視点から描かれる事件簿です。

【3年連続ミステリランキング4冠!】
*第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』海外編
*第1位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 海外部門
*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇
*第1位『2021本格ミステリ・ベスト10』海外編

#1: 『メインテーマは殺人』”The Word is Murder”


史上初めて7冠を制覇した『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作登場!
謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ

自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は自分が殺されると知って
いたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、ドラマ『インジャスティス』の脚本執筆で
知りあったホーソーンという元刑事から連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないか
というのだ。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。ワトスン
役は著者自身、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ! 
7冠制覇『カササギ殺人事件』に並ぶ圧倒的な傑作登

#2: 『その裁きは死』”The Sentence is Death”


実直さが評判の離婚専門の弁護士が殺害された。裁判の相手方だった人気作家が口走った脅しに似た方
法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた数字“182”。被害者が殺される直前に残した謎の言葉。
脚本を手がけた『刑事フォイル』の撮影に立ち会っていたわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑
事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査にふたたび引きずりこまれて──。年末ミステリラン
キングを完全制覇した『メインテーマは殺人』に並ぶ、シリーズ第2弾! 驚嘆確実、完全無比の犯人
当てミステリ。

#3: 『殺しへのライン』”A Line to Kill”


『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンと
わたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネ
ル諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者の
ひとりが死体で発見される。椅子に手足をテープで固定されていたが、なぜか右手だけは自由なままで……。
傑作『メインテーマは殺人』『その裁きは死』に並ぶ、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊!

#4: ”The Twist of a Knife”

この作品は以前コチラでご紹介した作品で、2022年8月刊行され、日本での翻訳出版待ちの作品です。

【内容概略】
《「きみとの契約は終了だ」作家アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ダニエル・ホーソーン
にこう告げた。もうホーソーンのミステリは書かない。いまは、自分が脚本を書いた演劇「マインド
ゲーム」の公演のことで頭がいっぱいだった。公演初日の夜、サンデー・タイムズの劇評家による批
評レビューがネットにアップされる――特に脚本が駄目だというレビューが。翌朝、その劇評家の刺
殺体が発見された。凶器は短剣で、表面にはホロヴィッツの指紋がベタベタとついていた。
当然のことながら、殺人容疑で逮捕されるホロヴィッツ。拘置所で孤独と絶望に苛まれる彼には分かっ
ていた。自分を救ってくれるのは、あの男しかいないと。》

そして、最初にご紹介しました様に、
#5: ”Close to Death”

このタイトルはホロヴィッツ氏が自らのツイッターで明らかにしたもので、2024年3月刊行予定との
事です。 内容概略は現時点では不明です。

で、既にpre-order受付開始ですって。

ホーソーンというキャラクターは非常に興味深く、鼻持ちならないチョット嫌みな独断的とも思える
行動で、私生活は全く話さず霧の中。
ワトソンと同様に記録者として捜査に同行するも ホーソーンからは経緯や意見は全く知らされず蚊
帳の外でオタオタする 自虐的にも思えるわたし(ホロヴィッツ)と言う構図ですが、作品が進むにつ
れ少しずつホーソーンの私生活の一部が垣間見え始めます。

又、わたし(ホロヴィッツ)が関連する出版業界、テレビ業界の裏話しも交えられ、これも興味深い
所ですね。

兎に角、新作が楽しみです。




(source : 創元社、Anthoney Horowitz & etc.)



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