”Miss Marple”
BBC One
先日来再放送中のジョーン・ヒクソン版『ミス・マープル』を観ていて(何度目かの再放送ですが、
覚えていない所もあり、その都度観直すのです)、何度かチラッと触れた事は有るものの このシ
リーズ自体きちんと書いた事が無い事にフト気が付きました。
なので、本当に今更なのですがザッと纏めて置こうと思います。
言わずもがなですが、原作はアガサ・クリスティーによるミステリー小説で、何度かドラマ化されて
います。
原作を読んだのは遥か昔、そしてジョーン・ヒクソン版を最初に観たのも随分昔の事です。
勿論吹き替え版でしたが、当時は海外ドラマは殆ど吹き替え版と言う時代でしたので 余り違和感
も持たず観ておりましたね。 ミス・マープルは山岡久乃さんでしたっけ。
数年前に初めて字幕版を放送してくれたので 有難く見直す機会を得ました。 やはり字幕版で観
るべきだと改めて感じたもんです。
過去にも何度か触れましたが、原作を読んだ後に映像化された作品を観ると、原作で自分の頭の中
に描いていたイメージと映像化されたキャラクターが余りにも違うので戸惑ったりする事が多々ある
のですが このジョーン・ヒクソン版のミス・マープルは原作のイメージそのままだと感じていました。
品があってとても安定していると感じさせられます。
それもその筈、原作者であるアガサ・クリスティーがイメージにぴったりだとの事で是非マープルを
演じる様にジョーン・ヒクソンに依頼していたとの事。
原作者のお墨付きです。
私にとっての”ミス・マープル”はジョーン・ヒクソン版でなければならないので(頑固)、その後の
ジェラルディン・マクイーワン版、ジュリア・マッケンジー版はあまり観ていません。
ほんの数作だけゲスト出演者に釣られて観た事があるだけって感じですね。
因みに、
ジョーン・ヒクソン版はBBC、ジェラルディン・マクイーワン版とジュリア・マッケンジー版はITV製作です。
そんな訳で、遅まきながらですが・・・・
ジョーン・ヒクソンは1906年生まれ、1998年に92歳で亡くなりました。
ミス・マープルの最初の作品では当時既に70歳代後半、最後の作品は80歳代後半ですから素晴らしい
ですねぇ。 敬意を表します。
そして、
ジョーン・ヒクソン版は、原作オリジナル12作すべてが映像化されています。
(マクイーワン版とマッケンジー版では、原作にミス・マープルが登場しない作品にもマープルさん
が出る様に変えられている作品もあります)
シリーズ1(1984年~1985年)
”The Body in the Library”『書斎の死体』パート1~パート3
”The Moving Finger”『動く指』パート1&パート2
”A Murder is Announced”『予告殺人』パート1~パート3
”A Pocketful of Rye”『ポケットにライ麦を』パート1&パート2
シリーズ2(1986年~1987年)
”The Murder at the Vicarage”『牧師館の殺人』パート1&パート2
”Sleeping Murder”『スリーピング・マーダー』パート1&パート2
”At Bertram's Hotel”『バートラムホテルにて』パート1&パート2
”Nemesis”『復讐の女神』パート1&パート2
シリーズ3(1987年~1992年)
”4.5 from Paddington”『バディントン発4時50分』
”A Carribean Mystery”『カリブ海の秘密』
”They Do it With Mirror”『魔術の殺人』
”The Mirror Crack'd from Side to Side”『鏡は横にひび割れて』
(※ 原作の出版順とドラマの順序は異なっています)
お相手(?)の警部は、
スラック警部(デヴィッド・ボロビッチ)
何時もミス・マープルの事件介入を苦々しく思うしかめ面のスラック警部。
マープルさんのお蔭で事件解決の暁には、たまに”有難う”なんて(嫌々そうに?)お礼を言ったり
する2人のやり取りには思わずニヤッとさせられます。
クラドック警部(ジョン・キャッスル)
クラドック警部はスラック警部程ミス・マープルの存在を嫌がっていないですね。マイルドな態度
に感じます。
ジョーン・ヒクソン版『鏡は横にひび割れて』では、何と、ミス・マープルの甥という設定で登場
しています。
因みに、このジョン・キャッスルは グラナダ版ホームズ『美しき自転車乗り』でチョット情けない
カラザースを演じていました。 又『名探偵ポアロ/エッジウェア卿の死』、『主任警部モース』その
他多くの作品に出演しています。
最後に若かりし頃のジョーン・ヒクソンの画像です。キリっとした美人さんですね。
日本版DVDはBox 1とBox 2が発売されています
BBC One
先日来再放送中のジョーン・ヒクソン版『ミス・マープル』を観ていて(何度目かの再放送ですが、
覚えていない所もあり、その都度観直すのです)、何度かチラッと触れた事は有るものの このシ
リーズ自体きちんと書いた事が無い事にフト気が付きました。
なので、本当に今更なのですがザッと纏めて置こうと思います。
言わずもがなですが、原作はアガサ・クリスティーによるミステリー小説で、何度かドラマ化されて
います。
原作を読んだのは遥か昔、そしてジョーン・ヒクソン版を最初に観たのも随分昔の事です。
勿論吹き替え版でしたが、当時は海外ドラマは殆ど吹き替え版と言う時代でしたので 余り違和感
も持たず観ておりましたね。 ミス・マープルは山岡久乃さんでしたっけ。
数年前に初めて字幕版を放送してくれたので 有難く見直す機会を得ました。 やはり字幕版で観
るべきだと改めて感じたもんです。
過去にも何度か触れましたが、原作を読んだ後に映像化された作品を観ると、原作で自分の頭の中
に描いていたイメージと映像化されたキャラクターが余りにも違うので戸惑ったりする事が多々ある
のですが このジョーン・ヒクソン版のミス・マープルは原作のイメージそのままだと感じていました。
品があってとても安定していると感じさせられます。
それもその筈、原作者であるアガサ・クリスティーがイメージにぴったりだとの事で是非マープルを
演じる様にジョーン・ヒクソンに依頼していたとの事。
原作者のお墨付きです。
私にとっての”ミス・マープル”はジョーン・ヒクソン版でなければならないので(頑固)、その後の
ジェラルディン・マクイーワン版、ジュリア・マッケンジー版はあまり観ていません。
ほんの数作だけゲスト出演者に釣られて観た事があるだけって感じですね。
因みに、
ジョーン・ヒクソン版はBBC、ジェラルディン・マクイーワン版とジュリア・マッケンジー版はITV製作です。
そんな訳で、遅まきながらですが・・・・
ジョーン・ヒクソンは1906年生まれ、1998年に92歳で亡くなりました。
ミス・マープルの最初の作品では当時既に70歳代後半、最後の作品は80歳代後半ですから素晴らしい
ですねぇ。 敬意を表します。
そして、
ジョーン・ヒクソン版は、原作オリジナル12作すべてが映像化されています。
(マクイーワン版とマッケンジー版では、原作にミス・マープルが登場しない作品にもマープルさん
が出る様に変えられている作品もあります)
シリーズ1(1984年~1985年)
”The Body in the Library”『書斎の死体』パート1~パート3
”The Moving Finger”『動く指』パート1&パート2
”A Murder is Announced”『予告殺人』パート1~パート3
”A Pocketful of Rye”『ポケットにライ麦を』パート1&パート2
シリーズ2(1986年~1987年)
”The Murder at the Vicarage”『牧師館の殺人』パート1&パート2
”Sleeping Murder”『スリーピング・マーダー』パート1&パート2
”At Bertram's Hotel”『バートラムホテルにて』パート1&パート2
”Nemesis”『復讐の女神』パート1&パート2
シリーズ3(1987年~1992年)
”4.5 from Paddington”『バディントン発4時50分』
”A Carribean Mystery”『カリブ海の秘密』
”They Do it With Mirror”『魔術の殺人』
”The Mirror Crack'd from Side to Side”『鏡は横にひび割れて』
(※ 原作の出版順とドラマの順序は異なっています)
お相手(?)の警部は、
スラック警部(デヴィッド・ボロビッチ)
何時もミス・マープルの事件介入を苦々しく思うしかめ面のスラック警部。
マープルさんのお蔭で事件解決の暁には、たまに”有難う”なんて(嫌々そうに?)お礼を言ったり
する2人のやり取りには思わずニヤッとさせられます。
クラドック警部(ジョン・キャッスル)
クラドック警部はスラック警部程ミス・マープルの存在を嫌がっていないですね。マイルドな態度
に感じます。
ジョーン・ヒクソン版『鏡は横にひび割れて』では、何と、ミス・マープルの甥という設定で登場
しています。
因みに、このジョン・キャッスルは グラナダ版ホームズ『美しき自転車乗り』でチョット情けない
カラザースを演じていました。 又『名探偵ポアロ/エッジウェア卿の死』、『主任警部モース』その
他多くの作品に出演しています。
最後に若かりし頃のジョーン・ヒクソンの画像です。キリっとした美人さんですね。
日本版DVDはBox 1とBox 2が発売されています