The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

『スタン・リーのラッキーマン』

2020-06-09 | 海外ドラマ
”Stan Lee's Lucky Man”


このドラマは以前タイトルだけは見た事があったのですが、何となく怪しげな(?)タイトルで
特に興味も持たずそのままになっていました。
ところが、
先日Huluの番宣で、シーズン3が6月9日から配信されるとの情報が出ていて、その中で
何とッ!ルパート・ペンリー=ジョーンズが出演しているって事じゃありませんか。



これは大変。是非観なければ・・・・
しかし、いきなりS3と言う訳にはいかず、その前に最初から観なければという事で、今更ですが
概略をチェックしてみました。

”スタン・リーの”と銘打っている様に、スタン・リーが放つ初の英国アクションドラマとされて
います。
スタン・リーと言えば、今更ワタクシ如きが言うまでもないマーベル作品の生みの親、育ての
親でアメコミ界の巨匠ですが、惜しくも2018年11月12日惜しまれつつ逝去なさいましたね。
享年95歳でした。


そしてマーベル作品等にはにカメオ出演する事も良く知られています。

このシリーズは、
シーズン1(10エピソード):2016年1月初放送
シーズン2(10エピソード):2017年2月初放送
シーズン3(10エピソード):2018年7月初放送

製作総指揮はスタン・リー
主なキャストは、
ジェームズ・ネスビット:ハリー・クレイトン(ロンドン警察殺人課刑事)
アマラ・カラン:スーリー・チョアン(ハリーの部下で相棒)
ジョンナ・ギロリー:イヴ・アレクサンドリ(謎の美女、ハリーの前の腕輪の持ち主)
イヴ・ベスト:アンナ・クレイトン(ハリーの妻、敏腕弁護士)
その他

概略は、
ロンドンの殺人課刑事であるハリー・クレイトンはギャンブル依存症の為妻子(敏腕弁護士の妻と
と娘が1人)とは別居中。
ある夜カジノで謎めいた美女(イヴ)と知り合い、翌日の朝目覚めると彼女は姿を消しており、彼
の腕には古びた奇妙なブレスレットがはめられていた。
”運”を操り、幸運をもたらすと云われるブレスレットをはめたハリーには、その幸運の代償がもた
らされ、又このブレスレットを狙う者達から追われることになる。
このブレスレットは中国の易占いなどに使われる八卦のマークが刻まれたデザインで、どんな方法
を使っても外す事は出来ない。
ブレスレットの謎、このブレスレットを狙う犯罪組織との戦い、警察内部での確執、等々ロンドン
の風景の中ジェットコースターの様なスリリングな展開はハラハラさせられる。

”スタン・リー”と冠タイトルを付されていてもマーベル作品とは全く趣が異なるクライムサスペンス
ドラマになっていて、これに”謎の腕輪”というSF的な要素が加わったアクションドラマになってい
ますね。

幼い頃交通事故で車に同乗していた両親と双子の弟を失い、自分だけが生き残った事に対する罪悪感
やトラウマに捕らわれているハリーはギャンブルにのめり込んではいるものの、刑事としての仕事は
なかなかの良い仕事をしている。 そんなハリーの相棒であるインド系の女性刑事スリは信頼感を持
ちながら直観で突っ走るハリーに戸惑い気味。



口をへの字に結んで何時もブッチョウ面の顔のハリーは渋い(?)、ダンディーとも言えるけど、哀愁
も感じさせられる
オジサンですが、良く走ります。
骨董商を営む弟がすっきりしたイケメンさんで兄とは似ても似つかない(笑)

派手さは無いかも知れませんが、経験豊かな英国俳優陣で固めているので安定感があります。

ようやくS1(10エピソード)を観終わったところですが、これは予想以上に面白いです。
それと同時に、このドラマにもお馴染みの英国の俳優が多く出演していて、この点も又楽しみなと
ころです。
例えば
S1に「バーナビー警部」で2代目の相棒スコットを演じていたジョン・ホプキンズが悪役で出演し
ていました。ドスの利いた声で(笑)迫力ありますよ。
「シャーロック」のジョナサン・アリスはアンダーソンと同じ様に法医学医、そして、毎度お馴染み
のアレックス・ジェニングスは早々に「今回も悪い奴でしょ」と思ってしまいますよ。
その他にも良く知る方々が出演しています。

そしてもちろんスタン・リーもS1早々にカメオ出演していました。

そして、今回S3に出演している、ルパート・ペンリー=ジョーンズです。
どうやらハリーに敵対する悪役の様ですが、観るのが楽しみです。
ストーリー展開に関しては敢えて見ないようにしているので、取りあえず画像のみベタ貼りします。









S3迄観終わったら感想を書ければ・・・と思っていますが。

それにしても、
このタイトルね~。 何ともアレです。
そう感じるのはワタクシだけでしょうか?