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みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

医療の現場

2009-03-30 22:51:14 | 健康・病気

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①昨日のキロロ。私たちも気をつけて滑らなくちゃ。

②うちのボス(長女)にゃんた。

③ボスをボスと思わぬ(三女)ぶっちゃん。

昨日、今日と緊急救命の場面に遭遇しました。

昨日のキロロ。

センターを滑っていたお昼過ぎ、バババババ・・・とリフト前にやってきたのはドクター・ヘリ。

今までもパトロールの救助場面や救急車は何度となく見たけれど、ドクター・ヘリは初めて見ました。

どうやら命に別状はなかったようですが、ひどい骨折で重傷だったようです。

そして、今日は病院で。

泌尿器科の受診を終え、内分泌代謝内科の待合室へ向かっているとき、急変した患者さんがいました。

「コードブルー、コードブルー」と放送が入ると、治療室に向かってあちこちからお医者さんや看護師さんがダッシュでたくさんやってきました。

その後、心臓マッサージを受けながら、患者さんと大勢のお医者さんや看護師さんが出てきました。

とにかく助かってと私も祈りました。

それぞれの現場で、一生懸命に命を救おうと患者さんに向き合う人たちの姿がありました。

本当に頭が下がる思いです。

そして、副腎腫瘍が見つかった人間ドックの後、私が診察してもらった地元病院の先生は、遠い僻地の病院へ旅立って行きました。

結局、会いに行ったものの、前日に旅立ったとのことで、ご挨拶もできなかったのですが・・・。

先生は、私が他の病院に行ったのにもかかわらず、ずっと気にかけてくれ、時にはアドバイスもしてくださいました。

そして、治療の副作用などを心配する私に、「何かあったときは、朝でも夜中でもいつでも来ていいからね。ちゃんと対応するから、安心して。」と言ってくださいました。どれだけ心強かったことか。

このような温かい言葉をかけてくれる先生に出会えて、私は本当に幸せだと思いました。

緊急救命の場で働くスタッフのみなさんも、医師不足の僻地の町で患者さんに向き合う先生も、みんな、ご自分の体も気をつけて、がんばっていってほしいです。

その努力が報われるような、スタッフの自己犠牲によって成り立っているような医療現場にならないような仕組みづくりを国にはお願いしたいです。

また、患者の一人として、自分なりに勉強し、考え、コミュニケーションをとっていきたいですし、感謝の気持ちを持ち続けたいと思います。


行列のできる病院

2009-01-04 23:34:27 | 健康・病気

Asahiyama Miebu

①昨年、札幌駅で見かけた旭山列車。カラフルで、あべ弘士さんらしき絵がステキです。

②だいぶ前のだけど、奇跡の一枚、みー&ぶー。

でも、3匹でくっついて・・・ってのは一度も見たことないかも。いつも微妙に間が空いているのです。

がんが見つかる数年前から度々胃の調子が悪くなることがあり、治療が始まってからは、薬の副作用も重なって、お腹の調子がいまひとつというのが慢性化していて、時々地元クリニックのお世話になっていました。

その度、「う~ん・・・、一度胃カメラ飲んでみない?」と言われるのを断っていたのです。

胃カメラはこわかったから。

でも、いやだけど、いつかはやってみないと・・・と思ってました。

それで、年末の26日に挑戦してみることにしました。

やってみて・・・、やっぱりしんどかった。。。

格闘すること数度、オエオエしながら、涙を流しながら、なんとか終えることができました。

結果は、食道に若干炎症があるけれど、大丈夫とのこと。

ホッと一安心。

けれど・・・、その病院は地元で超人気の病院。

何がいいかというと、病院の雰囲気も明るいし、先生は話をちゃんと聞いてくれて、的確に話してくれます。

いつもものすごい人が待合室にあふれています。その日は午前中ですでに100人以上の人が来ていたようです。そばでゲホゲホしている人もたっくさんいました。

油断しまくっていた私は、そこでどうやらインフルエンザをもらってしまったようです(涙)

40度近い熱も落ち着き、やっと動けるようになった頃、待つのがつらいので人気のないクリニックに行きました。

すいていて楽チンだったけど、あまりの先生のひどい物言いにあきれてしまいました。

行列のできる病院にも、すいている病院にもひみつがあるのだなあ・・・としみじみと感じた年末でした。


にゃんずの予防接種とわたしの健康診断

2008-11-22 23:23:25 | 健康・病気

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①今日のデザート、ベイクドアルルのお豆腐レアチーズ。豆乳を使っている上に、入れ物もお豆腐っぽいです。

②鼻の穴もラブリー。しいたけみたい。(にゃんた)

③「みみこはスノーシーズンだって喜んでたけど、あたちは寒くてイヤよ!」(みーみー)

④「おらもメタボって言われます。でも、このたぷたぷがまたかわいいっても言われます。」(ぶっちゃん)

⑤山ちゃん先生こと山田泉さんが亡くなったとのこと。先日、「いのちの授業をもう一度」を読んだばかりで、すばらしいなあ、まだまだ授業を続けてほしいと思っていただけにとても残念です。でも、彼女はとっても大きな財産を残してくれたし、その実践や人々の心のなかで生き続けていくと思います。

にゃんずの予防接種。

年に一度の大仕事です。

まずは、いつも通りを装って帰宅→ニャーニャー寄ってくるにゃんずのうち、一番手強いみーみーを確保→その隙にベットの下に逃げたぶっちゃんを掃除機を使って確保→お気楽なにゃんたを洗濯袋に入れる→3つのケースを車に入れる→にゃーにゃーと鳴き続けるにゃんたとぶっちゃんをなだめながら運転→3つのケースを動物病院へ→流れ作業のごとく予防接種(にゃんたは暴れるため洗濯袋の上からブスッとしてもらう)→お金を払って帰宅、帰りの車の中は静か・・・

ということで、3匹いるとキャリーケースに入れたり、出し入れだけでも大仕事。特に、5.5kgのぶっちゃんの重いこと。

でも、なんとか無事終了し、ホッとしました。。。にゃんずもホッとしていることでしょう。

そして、私も先週職場の検診を受けて、今週診断を受けました。

術後、コレステロール値でひっかかり続けていましたが、今回はギリギリセーフでした。良かった・・・。

薬の副作用だという内分泌内科主治医のお話でしたが、薬も最低量となり、薬の影響が少なくなってきたのでしょうか。

とはいえ、HDLコレステロールとLDLコレステロールの割合でいうとまだ高いので、気をつけてくださいと言われました。

それにしても、今回同様の診断でひっかかる人が急増。でも、血液検査の項目を見たら、項目数がすごく減っていました。健康に関心を持って、体に気をつけるのはいいことだし、予防は大事だと思うけれど、気をつけるのはメタボだけでいいのかな・・・。


まだまだ一緒に

2008-10-13 21:47:39 | 健康・病気

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①「この爪とぎは渡さないもんね~!」(にゃんた)

②にゃんずも大好きガーゼケットは、私の入院時にもとても重宝しました。肌触りが良くて、サラッとしていて、洗濯してもすぐ乾くのがいいんです。(ちょっと不機嫌なみーみー&ちょっと嬉しいぶー)

仕事やらなんやらでバタバタしている上に、風邪までひいてしまって、気持ちも弱っている日がここのところ多かったのですが、風邪も落ち着き、忙しいながらも心身ともに少しずつ調子が戻ってきました。

でも、そういう時こそ油断しないでいろいろと気をつけて生活しないと・・・・などと思っていた頃、友だちからのメールが来ました。

その友だちは私が入院している頃からの友だちで、部位は違うけれど、同じ病院で同じような時期に病気に向き合い始めた友だちです。

一緒にいるとホッとできる、そして、家族にも話せないような悩みや苦しみも普通に話し合える、共感し合える友だちです。

そんな友だちからのメールは、「まだしゃべれるうちに会いたい」というメールでした。

厳しい状況にあることは知っていたけれど、先月も会って近況を話し合っていたし、急変するようには思えなかったので、驚くとともにショックでもありました。

とにかくすぐにと思い、会ってきました。

思ったより元気そうで、話もいつものようにできました。なので、少し安心はしたけれど、本人から聞いた状況はやはりとても厳しいものでした。

でも、あきらめていない、まだまだ生きていくと意欲を持ち続ける彼女の姿に私も励まされ、帰ってきました。


なんで「がん」になったんだろ?

2008-06-24 22:02:59 | 健康・病気

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このなかにいるの、だーれだ?

②この足がヒント!

③これは、おら、にゃんたでしたー。わかった?

がんがわかったときも今も時々は考えるけれど、実はふかーく考えたことはないかもしれない・・・。

先日、RFLの打ち合わせ中の雑談のなかでふと思ったのでした。

「がん」だったことは事実だし、原因をあーだこーだと考えるよりも、今できること、やりたいことを考えよう・・・とそう思ったからなのかもしれません。また、そういうことを考える余裕がなかったのかもしれません。

で、振り返ってみました。(気にくわないけど、「がんを防ぐための12カ条」などをちょっと参考に・・・)

・食生活→お肉や甘いモノが好きだから、脂肪分や糖分、カロリーは摂りすぎていたと思うけれど、野菜や果物もとっているし、添加物などには気をつけていたつもり。(でも、ジャンクなものも時にすごく食べたくなる・・・)特に、子どもの頃は、私も含め家族それぞれ体が弱かったので、母親がすごく食生活に気をつかってくれていたと思う。

・お酒、たばこ→お酒はたしなむ程度(今はほとんど飲んでない)。たばこは吸わない。でも、夫がヘビースモーカーなので、煙は吸っちゃってると思う。

・日光→これは当たり過ぎてるし、今まであまり気をつかっていなかったと思う。

・スポーツ→最近運動不足だけど、そこそこ動いている。

・「体を清潔に」→しているつもり。

・ストレス→これは間違いなくあるけど、みんな大なり小なりあるものと思う。

・電磁波、環境汚染→これも確かに体には悪いと思うけど、今では誰でも身近にある問題だと思う。

・遺伝→「がん家系」という言い方があるけれど、母方はそうだと思う。

と、いろいろあって、自分のなかでは思うところもあるけど、決定的に「これだ!」というものはなく、いくつかの理由がからんだ複合的なものなんだろうなと思います。

もちろん、食など生活を振り返って気をつけなければならない点は多々あるけれど、でも、「がん」が「生活習慣病」と言われてピンとこない部分もあります。

健康な体のため努力してもがんになってしまうことはあるし、逆に不摂生していてもがんにならない人は現にいるわけで、???です。

患者であるなしに関わらず気をつけていかなければならないことは多々ありますが、医療費削減の名のもとに、すべてを自己責任としてしまうようなことにはならないでほしいものです。

そして、病気に限らず、しんどいことがあっても、生きていることが喜びになるような社会であってほしいなあと願います。