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みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

浮き沈み・・・

2006-11-05 20:59:18 | 抗がん剤治療開始

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①芸森の施設で、購入した森迫暁夫さんの絵はがきを見ながら休憩。夫が森迫さんの大ファン。私もスキです。

②帰りに寄った本屋さんから見たミュンヘン大橋。

③④お酒は我慢できても、食べ物は我慢できない!それでも、体調を考えて、私のメイン料理は豆腐チゲでした。おいしかった~。家でも今度あさり入り豆腐チゲ作ってみたいと思います。肉はいつもたくさん焼いて、一気に食べてしまうのですが、夫のアドバイスのもと少しずつ焼いて、少しずつ食べました。

金曜日に映画を見に行き、天丼を食べて帰ってきたら、なんだか調子がいまいち・・・。体がだるい。

数ヶ月ぶりに血圧を測ってみたけど、血圧は大丈夫。体温もちょっと低めだけど、大丈夫。う~ん・・・、天丼で胃腸をやられちゃったかな。

なので、自主的にオペプリム休薬。

でも、翌日も不調。出かけるのはやめた方がいいかとも思ったけど、天気もいいし、もったいない!ちょっとだけならと美術館へ。

緑のなかを歩いていると、なんだか気分も良くなってきた。

本屋さんへ寄り、帰りには脂っこいものはしばらく控えようと思っていたのに、焼肉がすごく食べたくなって、焼肉を食べて帰って来ちゃいました。

薬は少ない量で再開。

明日からまた仕事ですが、無理はしないで、でも、しっかり稼いでこなくっちゃ。


2006.10.2 診察

2006-10-02 21:31:10 | 抗がん剤治療開始

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①見づらいですが、ナナカマドの木です。少しずつ紅葉してきました。例年より遅いような気がします。

②病院の帰り、大丸札幌の地下へ。北菓楼で白いプリンを購入。いろんなお店で白いプリンを出しているけど、牛乳プリンみたいな感じなのかな。

③大丸にはなかったよぎょさんのブログに書かれていたロイズのクルマロチョコレートを探しに札幌駅のお土産やへ。クルマロ発見!でも、そのそばに今人気の(?)「まりもっこり」コーナーも発見。かわいらしい小さいキーホルダーとかしか見たことなかったのですが、こんな人形なども発見。ちょっと目がくぎづけになってしまいました。

いつものことながら、見たいような見たくないような検査結果。

と言いつつも、まずはボードを病院近くに移転になったショップにチューンナップに出しに行きました。昨年は結局入院やら手術やら治療やらでチューンナップは全くできずにシーズンイン。自分の手入れもいつものことながらいい加減なもので、すっかり滑らなくなってしまった板。よくお世話になっているショップのお兄さんがいろいろ聞いてくれて、ストラクチャーを薄く入れつつチューンナップしてもらうことにしました。今年のシーズンインは気持ちよく滑れそうです。

さて、ドキドキのホルモン検査結果ですが、発毛が変わりないので、こりゃーだめだなと思ってました。以前より少なくなっているとはいえ、術後1年たつのに結構な量の剛毛があちこちに生えるんです・・・。女の子(子?)としては、こりゃやっぱり恥ずかしいし、お手入れも大変なのです。

だけど、結果は2月から順調に増え、標準値の2倍ほどになっていたDHEA~s(男性ホルモンの一種)は標準値に近い数値となっていました。アンドロステンジオン(男性ホルモンの一種)が増えているのは気になりますが、こちらは標準値内です。

さらに、生きていくのに必要であるコルチゾールというホルモンはかな~り減ってしまっていたのだけれど、これは回復。

主治医のH氏と二人して、ホッと胸をなで下ろした次第です。

なので、次回診察は2ヶ月後。その時に、ホルモン検査の採血をして、レントゲンを撮り、CTの予約もしようということになりました。

薬は本当は減らしたかったけど、もしかすると効き始めているのかもしれないということで、あと2ヶ月この量(一日3錠、1500mg)でいくことになりました。この薬が効き始めるには、ある程度の期間や薬の蓄積が必要と言われているからです。でも、来年からは徐々に減らしたいところです。

「次は2ヶ月後ね」と言われて、嬉しいような、悲しいような・・・。「先生に2ヶ月会えないんだね~。なんかさびしいなあ。」なんてつい言っちゃったら、看護師さんが「あら、嬉しいね」って言っていましたが。安心する反面、ちょっと不安です。でも、「何かあったら、すぐおいで」って言っていたから、気になることがあったら、すぐに行っちゃおうと思います。

診察後は会計。2ヶ月分の薬代は7万円也。ひいっ~。ほんとに治療にはお金がかかる!また、薬代稼がねば。

そのあとは、Sさんとちょっと遅めのランチ。いつも同じお店に行くことが多かったのですが、新しいお店を開拓してみました。病院の周りは意外にビジネスマンが多いらしく、安くておいしいランチを出すお店が結構あることを発見。二人とも治療中の身ながら、ボリューム満点のミックスフライ定食を食べました。おしゃべりしながら、心も体もパワー充電!Sさんはいつも冷静にアドバイスしてくれ、映画や旅、スポーツなどの話も楽しく、元気をいつももらっています。

病気になったのは思いがけなく、つらいことだったけど、貴重な出会いもたくさんあって、いつもそんなみなさんに助けられてありがたいなあと思う今日この頃です。


満1周年!!

2006-09-26 22:25:48 | 抗がん剤治療開始

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①RFLの前日に見た虹です。

②今日の晩ご飯は自家製のいくらのしょうゆ漬けをのっけたいくら丼です。おなかいっぱ~い!

③夫とぶっちゃんです。我が家の(自称)癒し係?です。

術後満1周年です!

一年間、ちゃんと生きられました~。

この一年間、長かったような、短かったような・・・。

去年の今頃はベットのなかで術後の吐き気や痛みとたたかってたなあと思い出してみたり・・・。

これからも一日一日、一ヶ月一ヶ月、大切に生きていくのみです。

いろんな人たちに感謝、感謝です。

ありがとう。


2006.9.4 診察

2006-09-04 22:25:14 | 抗がん剤治療開始

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①かえるさんマットの上で、どすこい?おひけ~なすって?ポーズのにゃんた。

②ぶっちゃんハウス屋上のベットですやすや・・・のぶっちゃん。

今日は、診察の日でした。

着いてから、「レントゲンを撮ります」と言われ、レントゲン室へ。レントゲン室前には、病院での私の唯一の天敵とも言えるあるおばちゃんが・・・。おばちゃんの視覚に入らないように、そお~っと移動。でも、大きな声で名前呼ばれたし、気づいていたかも。

その後、診察。

「体調はどうだい?」と言われ、反射的に「元気で~す!」と答えてしまった私。でも、考えると、ここ1ヶ月げ○Pだったり、激しく疲れやすかったりと結構体調には波があったんだよなあ。診察後に思いだし、後悔。ここ2~3日は結構調子がいいので、すっかり忘れていました。あまり調子に乗ってはいけないと反省・・・。

レントゲンでは、「肺や骨に転移はないようだね」とのこと。主治医H氏はやはり肺転移を心配しているよう。肺、肝臓、骨、脳に転移しやすいといろんな資料ではみるけれど、肺に一番転移しやすいようです。

そして、今日はホルモン検査の採血のみで、その結果を次回みて、CT検査の必要性など考えようということになりました。ホルモン検査は2月以降数値が上がる一方なので、不安・・・。でも、検査しないと、早期発見もできないし、不安ばかり感じていてもしょうがないものね。

次回の診察は1ヶ月後です。

今日は待合室で待っていて、今までにない殺気立った様子にびびった私。

私の主治医は月曜日しか診察していないので、どうしても月曜日になっちゃうんですが、月曜日って、ほんと人が多くって・・・。しかも、新患の方が多く、予約患者優先のため新患の方は後回しにされてしまうのです。今日は怒っている方いっぱいいらっしゃいました。患者さんのお気持ちもわかるし、でも、病院は手一杯っていうのもわかるし、どうしたらいいんでしょうね。江別市立病院の内科医医師が過酷な労働のためにみんなやめてしまうという報道のあとだったこともあり、なんだか考えさせられてしまいました。


2006.8.7 診察

2006-08-09 00:14:14 | 抗がん剤治療開始

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バリ旅行での写真。マヤ・ウブドのヴィラの入り口です。真ん中の写真はヴィラの庭で撮りました。

右の写真は、マヤ・ウブドのスパを見下ろしているところです。

CT検査の結果発表の日。いつものことですが、合格発表を待つような気持ちです。

待っていると、黒こげの私を見て、顔なじみの看護師さんたちに「焼けたね~。どこ行ったの?」って言われました・・・。

今回はホルモンの数値が2月からずーっと上がり続けていたこともあって、すごく不安で、きっと再発か転移しているだろうなと予感していました。

が、挨拶すると同時に、先生から「大丈夫だったわ」と一言。

すごくホッとしたけど、ちょっと信じられない気持ち。で、何度見てもよく読み取れないCT画面を繰り返し見ました。ああ、なんかほんとにないみたい。

「でも・・・、脂肪肝だな」(主治医H氏)

「へっ?それって、副作用?オデブってこと?」(み)

「う~ん、そうかもね。」(H氏)

がが~ん・・・。でも、ホルモンはコレステロールからできるのですが、私の場合抗がん剤でホルモンの合成を阻害してるわけで、まあ副作用ということにしておこう・・・というかしておきたい。実際、副作用一覧にも「コレステロール上昇」「肝機能低下」は出ているし。でも、でも、事実は事実なので、食事などで気をつけていかなくちゃあ。あああぁ。

その後、ブログに(ブログしていることも初めて言った)しん♪さんからコメントがあって嬉しかったし、希望が持てたってことなどを話したら、先生も興味深そうに聞いてました。そして、どれくらい薬飲んでるって言ってた?と聞かれました。

やっぱり先生薬増やそうとしてる・・・。で、薬の量についていろいろお話をして、今はこのままでいくことになりました。先生も「副腎皮質がん自体の症例が少ない上に、補助的(予防的な)抗がん剤治療となるとさらにケースが少ないからなあ」とおっしゃっていました。これからも、検査の結果や体調を見ながら、こうやって話し合って治療を続けていくことになるのだろうな。

最近はもちろんH氏は医療の専門家ではあるのだけど、治療をする上でのパートナーでもあるのかなと思えるようになりました。

最後に、「先生のおかげで旅行に行けました!」とバリのお土産(ブレムというライスワインのちびボトル、バリコーヒー)を渡したら、喜んでくれました。

とりあえず、今回もセーフで一安心。

でも、肝臓を大事にしなくちゃ。

それから、薬の減らしどきとやめどき、難しいなあ。とある本によると、この薬の奏功率は2割前後。効いているのかどうなのか。体への負担を考えればやめたいところだけれど、とりあえず私の病気の場合この薬にしか頼れないし。実感としての副作用はないので、もう少しがんばってみようと思ってはいます。