今年はモーツァルトイヤー・・・・生誕250年。
というわけでモーツァルト関連の催しがあちらでもこちらでも。
私が関わっている音楽教室でもやっぱりモーツァルト
生徒参加でモーツァルトプログラムのミニ・コンサートをやることに。
モーツァルトなら他人事!と涼しい顔をしていたら「モーツァルトをジャズでやるように」とメールがっっっ・・・・
昔ジャック・ルーシェやスウィングル・シンガーズがバッハをジャズアレンジで演奏していたのは聴いたことがあるけれどモーツァルト
検索して見つけたのがこの2枚。
どちらもピアノトリオの演奏です。
右側のアーロン・ディールというピアニストはまだ20歳という若さ。テクニックは凄いものがあるけれどせっかくのモーツァルト、いじりすぎの感があって一度聴いて【もうお腹一杯】の状態。
左側のレイ・ケネディ、こちらを参考にすることに決定。
もともと綺麗なメロディのモーツァルト、しかも有名な曲ばかりをきんとメロディーを生かして雰囲気もちゃんとモーツァルト、それでいて小粋なジャズに仕立てています。
ああ、これ聴いたことがあるそんなメロディーのオンパレード。
ジャズはバップじゃなきゃ!っていう人には物足りないこと確実。
けれどBGMにはとても心地よいです。
それからジャズにあまりなじみがないけどなんとなくジャズ聴いてみようかしら?っていう人にもおすすめです。
しかし日本以外でこういうアルバム、売れるのかしら?
■ 曲目
[1] トルコ行進曲~ピアノ・ソナタ 第11番 K.331:第3楽章
[2] みじかくも美しく燃え
~ピアノ協奏曲 第21番 K.467:第2楽章
[3] ロマンス~セレナード 第13番 K.525
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」:第2楽章
[4] アンダンテ~ヴァイオリンとヴィオラのための
協奏交響曲 K.364:第2楽章
[5] 哀しみのシンフォニー~交響曲 第40番 K.550:第1楽章
[6] メヌエット~ディヴェルティメント 第17番 K.334:第3楽章
[7] ロンド~フルート四重奏曲 第1番 K.285:第3楽章
[8] アダージョ~鍵盤とヴァイオリンのための
ソナタ 第10番 K.15mm
[9] アレグロ~セレナード 第13番 K.525
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」:第1楽章
[10] アダージョ~クラリネット協奏曲 K.622:第2楽章
[11] トルコ風~ヴァイオリン協奏曲 第5番 K.219:第3楽章
■ 演奏者
レイ・ケネディ・トリオ
レイ・ケネディ(ピアノ)
トム・ケネディ(ベース)
マイルス・ヴァンディヴァー(ドラム)
■ 録音
2005年12月/ニューヨーク