ヌーおぢさんは投稿する

ネタが尽きるまでで始まり、現在に間延びしている・・・

だだちゃ豆

2006-08-24 21:42:09 | 飲食
だだちゃ豆を入手

今回のは鶴岡産(JA鶴岡)もの。
もぎたての産地直送なので、数日以内に食べないといけない。
説明によると、直ぐに食べないのなら、一度茹でてから冷凍あるいは冷蔵保存したほうが風味を損なわないと。
生をそのまま冷凍しても良いのでは、と思う私です。

私の食べ方:
・ちゃ豆が十分に浸かるほどの水(湯)と塩一つまみを入れ、沸騰させます。
・その中に冷凍ちゃ豆をいれて再沸騰して4~5分茹でて、お湯を切ります。
・冷蔵、生では2~3分
(茹ですぎると風味が煮出してしまう)
・熱いうちに塩をふります。
・私は塩を多めにします。<健康が・・・
・一気に休む間もなく口にほおばり、空鞘を山積みに。
(200~300gくらいの量ですが)
・後は生ゴミとして出す。


今の時期としては、晩成ものになるようです。

生産者の名前があります。チャックつきの袋入りです。


以前にちゃ豆のこと書いたが、
ちゃ豆は新潟の黒埼が有名。
だだちゃ豆は、山形の鶴岡が有名。

だだちゃ豆の由来を調べると、江戸時代の庄内藩藩主が謙譲された枝豆に「この枝豆は、どごのだだちゃ(方言:父親、オヤジ、おとうのこと)の作った豆だや?」と尋ねたことから「だだちゃ豆」と呼ぶようになったと。これが一般的のようですが。
もう一説ある。
福島県伊達町あたりで栽培されていたのが、庄内地方に伝わるあたりで訛って「だだちゃ豆」となった。
私としてはこの説が有力と思われる。
というのも、
ちゃ豆のルーツは仙台産とも。
また、福島県伊達町から伝わり鶴岡に。
(現在、伊達町ではほとんど作られていないそうで:普通の青枝豆が主に栽培)
あるいは、新潟で栽培されていた茶香り豆が伝えられた。
その経緯は鶴岡の地元「大泉村史」というのにあるようです。。

枝豆、特にちゃ豆は土地質にかなり影響されるようです。
土地質で美味さやコクがかなり違うとのこと。

私の見解:
仙台産の良質なものが、伊達に伝えられて、更に鶴岡に。
また似たような品種が新潟にもあり、それも伝わった。
新潟や鶴岡あたりの土地質が合っていたのだろう。
仙台や伊達では限られた地域の土地にしか会わず、普及までは行かなかった。
また、伊達家は徳川家に対する功績と親祖に近いという説や、ちゃ豆の普及度合いもそのルーツを駆逐するくらい優れていたこということから、外様大名である庄内藩主がその力関係をも考慮して、産業で名を馳せるため起した命名説ではないのかと。
また、隣の長岡藩(新潟)は普請大名であり外様大名より上の格だったとはいえ、表高石数も同程度だったので、やはり力関係も含めて品種違いとして扱ったのではないかと。


今回は、長さより内容的にかなり語ってしまいました。
あ~ しんどかった・・・