4、5月の毎週末の夕べ、熊本城本丸御殿で行われた「春の宴」。僕は結局、「ザ・わらべ」の出演日を中心に計7回観に行った。そこで聴いた数々の和楽の中で僕のベストワンは、本條秀美さん(本條流直門師範)が唄った「肥後の殿様」だ。本條流家元の本條秀太郎氏の作詞・作曲によるもので、肥後細川藩の参勤交代における豪華絢爛な大名行列の様を歌ったものだ。肥後藩の飛び領だった大分県鶴崎の剣八幡宮に所蔵されている大名行列絵図を見ながらこの唄を聴いていると、権勢を誇示するため可能な限りのショーアップをしながら、千数百名を従えて、江戸まで約50日間の旅をした往時の細川のお殿様と家来たちの姿が目に浮かぶようだ。
♪九曜のご紋に蒔絵駕籠
さても見事じゃないかいな
下にぃ 下にぃとお通りじゃ・・・
♪九曜のご紋に蒔絵駕籠
さても見事じゃないかいな
下にぃ 下にぃとお通りじゃ・・・
この歌のことは全然存じ上げませんでした。いろんなところで、ご縁ができるものですね。インターネット、面白いです。
私もこちらのブログの記事を読ませていただいて、故郷に思いをはせたいと思います^^
また大名行列絵図につきましてはご高配を賜り深謝いたします。
私もこの唄は4月に聴くまで知りませんでした。何かの機会にPRできればと思っていましたが、歌っておられる本條秀美さんのご厚意で音源をお借りできましたので、さっそくYouTubeに投稿したというわけです。