朝から総合運動公園で行われている県高校総体を観に行く。陸上、テニス、ソフトボールなどを観て回ったが、やっぱり気になったのは陸上短距離の野林祐実(九州学院)の走りっぷり。今日は100mの予選、準決、決勝の3本を観た。これで今シーズンの彼女の100mの走りを、リレーを含め、8本か9本観たことになるが、どうも今いち昨年のキレが戻ってこない。今日も結局、12秒12どまり。平凡な記録にとどまった。高校進学していろんな面で環境が変わったと思うので、あまり性急に結果を期待してはいけないとは思うのだが。僕らが高校の時、中学から鳴り物入りで入学してきた有望新人のその後の経過を皮肉って「1年神童、2年で天才、3年になったらただの人」とよく言っていたのを思い出した。まさか彼女にはそんなことはないだろうが、今後が気になる。
レース後、メディアのインタビューを受ける野林祐実
レース後、メディアのインタビューを受ける野林祐実
奇しくもこの世代、大変な天才が3人もいま す。でも私は
野林さんが1番素質の素質だと信じてました。でもこれが、確信に変わりました。はっきり言い切りますと、まだ伸びます。彼女のこの優勝はまだ、序の口と思います。本当におめでとうございます。
きっともう少しすれば野林選手もキレがもどってくると思います。
野林選手も今年は2年生となり、怪我もすっかり回復しているように見えました。昨年は恐る恐る走っていた印象がありましたが、今年はもうそんな様子は見られません。活躍が楽しみです。