徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

雪の季節に聴く一曲(邦楽編)

2023-12-22 20:32:13 | 音楽芸能
 日本各地で大雪に見舞われているらしい。まずは被害が出ている地域の皆様にお見舞いを申し上げたい。熊本も大雪警報が出ていたけれど今のところ粉雪がパラついた程度。
 これまで住んだことのある地域の中では那須や彦根の冬は雪がよく降った。その時の思いをすれば、熊本で雪が降ってもたいしたことはない。
 雪にちなんだ音楽は数多あるが今日は邦楽の中から選んでみた。1曲目は﨑秀五郎さんの端唄三味線で「淡雪」。詞章を読むと想像がつくように、新内節の「明烏夢泡雪(あけがらすゆめのあわゆき)」に材をとったいわゆる「明烏もの」。2曲目は三味線音楽の大御所、本條秀太郎さんが「山中節(石川県民謡)」をモチーフに創作された「俚奏楽 雪の山中」。いずれも雪の季節に聴くと一層味わい深い。

〽淡雪と 消ゆるこの身の 思ひ寝に 浮名を厭ふ 恋の仲 乱れし ままの 鬢付きや
 義理といふ字は 是非もなく 夢かうつつか 朝がらす



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