アメリカの俳優、ジーン・バリーが亡くなった。90歳だった。僕にとっては少年時代のヒーローの一人、バット・マスターソンその人だ。バット・マスターソンはアメリカ西部開拓時代のレジェンドの一人だが、ジーン・バリーの演じるマスターソンは、他の西部劇のヒーローたちと異なり、ダンディで現代的なイメージが魅力だった。その後、「バークにまかせろ」という刑事モノシリーズでも活躍したが、僕にとってはジーン・バリーはやっぱりバット・マスターソンだ。主題歌が気に入って、一生懸命憶えたものだが、最初のリフレインは今でも歌える。また、彼は007シリーズが始まる時、ボンド役の有力候補者だったことも有名だ。訃報を伝える各メディアは枕詞に「宇宙戦争」を使っているが、「バット・マスターソン」か「バークにまかせろ」を使うべきだ。
Back when the west was very young,
There lived a man named Masterson.
He wore a cane and derby hat,
They called him Bat, Bat Masterson.
There lived a man named Masterson.
He wore a cane and derby hat,
They called him Bat, Bat Masterson.
彼はバット・マスターソンを抜きにしては語れませんよね。
Wikipediaでもそうでしたか!
西部劇に関する記述でおかしなものをよく目にします。西部劇が過去のものになってしまったのでしょうね。
面白くなかった。