山口県防府市の防府天満宮で26日、西日本屈指の荒祭り「裸坊祭(はだかぼうまつり)」が行われた。千年以上の歴史を有する行事で、大宰府に左遷された菅原道真公が立ち寄ったときの送り迎えを再現したものといわれる。寒空の下、道真公の御霊を乗せた重さ500キロの「御網代輿(おあじろこし)」を運ぶ白装束の裸坊数千人が「兄弟ワッショイ」のかけ声も勇ましく、菅公上陸の地とされる勝間の浦の御旅所まで練り歩く。
僕が防府に勤務していた頃、ブリヂストン防府工場として初めて裸坊祭に参加したが、事務局として数十人分の用品の手配をしたことなどを懐かしく思い出す。また、御神幸の際、御網代輿を乗せる台車の木製の車輪が路面を傷つけないよう、現在は車輪のトレッド部分を、ブリヂストン熊本工場製のゴムクローラ(ゴム製キャタピラ)で覆っている。いろんな意味でご縁があるので、熊本県外の祭りでは最もなじみ深い。

拝殿への階段下で御網代輿の到着を待つ台車。車輪はゴムクローラで覆われている。

先んじて御網代輿のご利益にあずかろうと裸坊たちのもみ合いが始まる

御旅所への御神幸の道中には各所に振舞い酒が用意されており、帰る頃にはすっかり出来上がる
僕が防府に勤務していた頃、ブリヂストン防府工場として初めて裸坊祭に参加したが、事務局として数十人分の用品の手配をしたことなどを懐かしく思い出す。また、御神幸の際、御網代輿を乗せる台車の木製の車輪が路面を傷つけないよう、現在は車輪のトレッド部分を、ブリヂストン熊本工場製のゴムクローラ(ゴム製キャタピラ)で覆っている。いろんな意味でご縁があるので、熊本県外の祭りでは最もなじみ深い。

拝殿への階段下で御網代輿の到着を待つ台車。車輪はゴムクローラで覆われている。

先んじて御網代輿のご利益にあずかろうと裸坊たちのもみ合いが始まる

御旅所への御神幸の道中には各所に振舞い酒が用意されており、帰る頃にはすっかり出来上がる