徒然なか話

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自転車をめぐるエトセトラ

2023-01-27 20:49:58 | 歴史
 今日、BSプレミアムシネマで「明日に向かって撃て!」を放送していた。1969年の公開時、劇場で見て以来もう何度見たことだろう。中でもバート・バカラックの名曲「雨にぬれても(Raindrops Keep Falling On My Head)」に乗せてブッチ(ポール・ニューマン)とエッタ(キャサリン・ロス)の自転車相乗りのシーンは忘れられない。
 以前、時代背景がこの映画と近い夏目漱石の「自転車日記」と大河ドラマ「いだてん」の自転車揺籃時代の話題をブログに取り上げたことがあった。今日もそのシーンを見ながらブログ記事のことを思い出したので、時系列に整理してみた。

1899年 ブッチ&サンダンスがユニオン・パシフィック鉄道を襲撃
1899年 当時、アメリカも自転車ブームで映画「明日に向かって撃て!」の1エピソードとなる。
1900年 夏目漱石ロンドン留学に赴く
1902年 漱石、下宿先の婆さんに強制的に自転車の練習をさせられる。
1903年 漱石ロンドンより帰国、「自転車日記」を物する。
1909年 演歌師、神長遼月が作った「ハイカラ節」が流行
1910年 「ハイカラ節」が「自転車節」となって流行
1910年 金栗四三、東京高師に入学のため上京
1912年 金栗四三がマラソンで日本人初のオリンピック出場
1913年 金栗四三がスヤと結婚

雨にぬれても(Raindrops Keep Falling On My Head)


漱石が乗せられた女性用自転車


大河ドラマ「いだてん」で「熊本自転車節」を唄いながら自転車を漕ぐスヤ(綾瀬はるか)

「熊本自転車節」