徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

マーチングは音楽!

2022-05-12 19:19:48 | 音楽芸能
 昨夜放送された「笑ってコラえて!吹奏楽の旅2022」(日テレ系)における玉名女子高の基礎練習の場面を見ながら、はるか遠い日の、大先輩の言葉を思い出していた。

 東京五輪にも出場された水泳のオリンピアンである中嶋功さんは熊本県和水町のご出身で、僕のブリヂストン時代の大先輩でもあった。また中嶋さんはブリヂストン在職時、永くブリヂストン吹奏楽団久留米のお世話をされていて、特にマーチングの指導をされていた。当時からブリヂストン吹奏楽団は実業団のトップレベルの吹奏楽団として活躍していた。

 僕が防府工場に勤務していた頃、防府工場の開所式が行われ、その記念イベントとしてブリヂストン吹奏楽団久留米を招き「防府市民に贈る吹奏楽の夕べ」というコンサートを防府市公会堂で開催した。企画運営の担当だった僕は中嶋さんにいろいろアドバイスいただくなど大変お世話になった。

 その中嶋さんの言葉で忘れられないのが「マーチングといえど音楽だからね」というひと言。
「体育的なフォーメーションがいくら上手くできても音楽性が伴わなければ高い評価は得られない」という意味だと理解している。玉名女子高が座奏、マーチングともに7年連続で金賞を受賞できているのはやはり音楽性の高さだということなのだろう。


全日本マーチングコンテスト2021での玉女の演技