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徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

本格時代劇映画ブーム?

2010-06-15 22:57:47 | 映画
 このところ、本格時代劇映画がちょっとしたブームのようだ。7月に公開される平山秀幸監督、豊川悦司主演の「必死剣鳥刺し」を始め、秋から年末にかけて数本が公開を控えている。三池崇史監督の「十三人の刺客」は、僕らの年代には懐かしい東映時代劇の中では異色の、リアリズム時代劇として話題になった「十三人の刺客」(1963)のリメイクだ。役所広司を始め、多くのスターが顔を連ねている。「桜田門外ノ変」は、桜田門外における井伊大老暗殺事件を題材とした吉村昭原作の小説の映画化。大ベテランの佐藤純彌監督の下、 大沢たかお他、芸達者が顔を並べる。「最後の忠臣蔵」は池宮彰一郎原作の忠臣蔵後日談とでも言うべき物語で、杉田成道監督の下、こちらも役所広司、佐藤浩市他、多くのスターが顔を連ねる。他にもちょっと毛色の変わったものでは、森田芳光監督、堺雅人主演の「武士の家計簿」などが注目される。時代劇ファンとしては、これから楽しみな半年になりそうだ。
※写真はオリジナルの「十三人の刺客」(1963)